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とある人形が送られて来た話  作者: シロクロ


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2/5

第二話・中編・前



次の日になり、用意をしてると腕に変な紋様があり、擦っても取れなく、首を傾げつつも服で隠れるから気にせずに準備をして喫茶店へと向かう事に


一応、その付近の写真も取りつつ喫茶店の中へとは入り、店員に言うと奥から年寄りの女性が出てきて椅子に座ることに


「この人形について……ですが……」


「大切にしてましたね。幸運の人形と言ってまして……旅館始めた時も飾る程でしたね」


「なるほど……彼女はどんな人ですか?……あっ、一応、人形を送った方にも話を聞いてるので……貴女が思う感じで大丈夫です」


「───ちゃんかな。仲良かったし……多分信用されていたんだと思います」


「そうですけど……信用?」


「旅館始める前の準備していた時に、親戚と揉め事を起こしていて……勿論、親戚が悪い訳であの子が決して悪い訳じゃなかったけど……その時に、大切にしていた人形を壊した話を聞きましたね……失礼しますね」


そう言って人形の着物を優しく捲ると補修跡があり


「旅館は決して流行らない、無意味、不気味な人形と色々と反対されていたみたいで……この人形の幸運も笑い話に意味が無いと壊されて……当時のあの子は色々と苦労してました


私もこの喫茶店を経営する傍らで支援等もして、開業まで。ただ、その頃から人形に対して人一倍気にしてましたね……」


「気にしていた……?」


「すみませんね……この写真で分かると思いますけど手に大きな痣があり、聞いた話では大した事なく、気がついたらと答えてました


それと、幸運の人形なのに、フロント玄関に飾っていた時に、深夜帯になると音が鳴るとかの話も聞きましたね……


ただ、それはほぼ動物とかの音と片付けられていたので……原因は分からないですが……」


写真に移る彼女の手には紋様みたいなのが……見えて、私は腕を抑えてしまった


「それともう一つ……一人でに動く話も聞きましたね……真相は分からないですけど……本当に幸運の人形なのかと私は疑ってしまいましたが、あの子は本気で信じてましたね……」


「そうですか……」


「あっ、それと……これは関係が有るかは分からないですが……その揉めた親戚は死んだと聞きました。身体中に痣を作って泡を吹いて苦しんで死んだと……」


目を見開いた


「何か資料的なのは有りますか?」


「……少し待っていてください」


そう言って奥へと行くと飲み物を置いていて


「マスターのご親友さん。マスターにだけは信用してましたから。多分粗方は預けてるとは思います」


店員がそう言うと笑みを浮かべてカウンターへと戻っていた。私は腕を見ると紋様が広がってる気がしたがその時に彼女が戻ってきて服を下ろして


「これがその当時の写真です。あの子が発見者で当時は疑われて居ましたが無実と判明、親戚は自殺と断定されたみたいですね……ただ、あの子はそれを否定していて……人形が殺したとか答えていたけど、信じられませんでしたね。私は一応……いや……これは聞かなかった事にして貰えませんか?」


「……教えてください」


「……分かりました。私もこの人形に関する現象を受けてました。夢ですが……一時的に預かった期間に見まして……あまりにもリアルな人が自殺する夢で……音も鮮明に聞こえる程で、あまりにもリアルでした


そして何よりもこの子が夢の中に居て私を見ていた時に目が覚めて、あの時は本当にと思えました……だから、あの子の言うことは信じましたね……最後は」


そう答えていた


「……幸運の人形とは全く違うのでしたのね……」


「えぇ……」


その後はただの世間話となって話を終えて、会社に戻ってから家へと帰宅した


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


気が付くと知らない廊下に立っていた。真っ暗で何も無かった。ただ、これがどうしても現実に思えなかった


歩くと軋む音が聞こえていて、腕には紋様が広がっていた。ただ、何故か私は気にせずに気にもとめずに歩き続けた


やがて視界が広がると見知らない、アパートの一室で中央には人形、何かがぶら下がるものが見えて、そのまま私は歩くと、人形が私の目の前に……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目を開けて起き上がると朝日が見えていて、腕を見ると紋様が広がっていた。人形を見ると私の方を見ていて……何処か目に違和感を感じて、風呂場の所の鏡に


目が少しだけ濁った様な赤みを帯びた瞳で、髪も何故か一部白く染まっていた


流石に異常を来たしてると思って向かおうとしたら、何科に引っ張られる感覚して振り返ると何も無かった


そのまま、今日は休みだからもう一度だけ寝ようとしたら人形が居なくなっていて、落ちたのかと思って下を見たが何も無かった


ただ、私の異常が私にとっては普通と感じている事に違和感を感じずに、人形を探すのを辞めてベッドへと寝転がり目を瞑る


何も考えられないほどに疲れてるのか私は……意識を落とそうとした時に


「良い……」


その声を聞いて目を開けると人形が目の前に首を強く締められ、引き剥がそうとしたが体が思うように動けずに、意識が遠のいて行く……そのまま意識が落ちると……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はぁっ……!?」


飛び上がって息を切らして周囲を見る。人形は置いてある場所に置いてあり、その付近には散らばる資料……家のベットの上で、自分以外は居なかった


当たり前だけど……変な夢と言うより……嫌な夢だった。腕見ると紋様が広がっていて、髪が視界に映ると僅かに白く染まっていて


「何これ……」


電気を付けて鏡の前に。髪の一部が白くなっていて、腕の紋様が広がってる感じで上手く動かせないでいた


人形の方を見ると人形も僅かに私の同じ様な感じになってる気がして、困惑して……


「人形を調べないと……か……」


僅かに気持ち悪さを覚えながら明るくなった外を見た

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