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おっさん不思議体験記 黒猫守護霊になる  作者: 元乃 狡六


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おっさん不思議体験記08話 統合パートその1『配信、エフェクト、見える人』


   おっさん不思議体験記08話 統合パートその1



 おっさんパート


 つうわけで昼間話してたおじさんってのその日病院で死んでたんだよね

はっきりしすぎてて人間と話してるのと変わらないように話してたよ

不思議だろ…俺にも霊能力があって霊が見えることがわかったんだ!


コメ[おっさん同じこと何度話してる?]


コメ[もういい加減このループから抜け出したいね…」


コメ[壊れたレコードだね]


 そうだ写真撮ったんだみんな見てくれよ


コメ[壊れたレコードが直ったか?]


コメ[写真とか珍しいね、見せて見せて


コメ[くだらない写真なら見せるなよ]


 何だと!常連だからって言っていいことと悪いことがあるぞ見て驚け

これだ!祠の写真、黒い変なシミが映ってるだろこれたぶんおじさんの霊体だと思うんだ!


コメ[これ普通に加工してるんでしょ今回のエフェクトみたいにさ]


コメ[なんかこの黒いシミ動いてない?]


コメ[シミなんてないよ、みんな何見てるの?きれいな祠の写真だよ]


 みんな適当言いやがって!休憩だ休憩!


コメ[配信したまま休憩かよ…おっさん酔ってるんじゃね?そんな状態で配信すんな!]


コメ[様子がおかしいよね…こんな感情の起伏の激しいおっさん始めてみた…]


コメ[もしかして何かに憑かれてる?]


コメ[なぁ配信続いてる?エフェクトが渦巻いてるけど俺にだけ見えてる?]


コメ[ノイズがすごくて見えない…]




 人外パート 黒猫、トキ、ミィ、青鬼


「ところで黒猫さんの主さんとはどういう人なのですか?」

突然青鬼さんが主のことを聞いてきたにゃ


「僕の主は誰にでも優しい…少し面倒くさがりだけど引き受けたら必ずやり遂げる…そんな人にゃ」


僕がそう話すとミィちゃんは


「あたしが見ているときはいつもゴロゴロぐうたらしていたけどね…そんなまじめには見えなかったわよ」


ミィちゃんは家にいる時しか見ていないからあたり前にゃ


「黒猫ちゃんの主は知り合いにはすごく親身にする人ね…知らない人物には見向きもしないわ、ただ困ってる人には手を貸していたわよ」


トキさんナイスフォローにゃ


「根っからの良い人っぽいですね…ただそういう人はいろんなものに好かれやすい…良いものにも悪いものにも…」


青鬼さん…嫌な言い方をするにゃ…確かに主は人に好かれやすいけど悪いものにもって…


そうこうしていると主の家についたにゃ




「主~ただいまにゃ」


玄関はいつものように鍵が開いていたから普通に入れたにゃ

あれ?主いないにゃ鬼さんもいないにゃ奥の部屋かな?


「待って黒猫ちゃん、部屋の様子がおかしいわ…これはまるで…」


「トキ様、こんなに圧迫される感覚はもしかして…」


「あ~こりゃ悪霊の圧ですね…トキ様捕縛していただければ結晶化できますよ…地獄に連れて行けばですが…」


「黒猫ちゃん、気を付けて!悪霊がいるかもしれないわ!」


「それならなおさらにゃ主を守るのが僕の仕事にゃ!」


前の悪霊の時はおくれを取ったけど今回は違うにゃ!修行の成果を見せてやるにゃ


 僕は主を探すにゃ

奥の部屋は配信と寝る部屋にゃ、そこにいないとなればこの家にはいないのにゃ

パソコン?も付けっぱなしだし主は必ずここにいるにゃ




 鬼さんパート


 まことの通夜はまだやっているのか…まぁトキの祠には誰もいないだろう…銅鏡を借りるぐらいは大丈夫だろう…一応姿は変えておくか…


「そこの大きいお坊さん…お坊さんを二人呼んだ覚えはないけど…トキ様の祠に何か御用ですか?」

む、こやつは信の息子のまさるだったか…


「いえ、私は呼ばれてきたわけではなくお通夜の参列に来ただけですよ…」

わしはとっさに嘘をついてしまった


「そうでしたか…てっきりトキ様と一緒にいる赤鬼さんかと思いましたよ」


こやつ見えているのか…鬼とばれてしまっては…


「すみません、親が亡くなったとたん良く見えるようになってしまいまして…変化する前の姿が見えてしまいました…

何度も大きいお坊さんは見たことがあるので鬼だとしても怖くもありません

トキ様のお知り合いの鬼様でしょうか?」


「あぁ、そうだ!だとしたらどうだというのだ?」


「いえ…先ほどトキ様もいらっしゃったので…まだ何か御用なのかと…」

トキが帰ってるだと…すれ違ったか…


「トキがここへ来たのか?今はどこへ行ったかわかるか?」


「急いでいるらしく私の親の霊と話したと思ったら何処かへ行ってしまわれました…」


「すまぬが勝と言ったか…トキの祠の銅鏡を借りたい…持って行っても良いか?」


「私の名前も知っているとは…やはりトキ様の…どうぞお持ちください

○○の兄貴を助けてあげてください」


「おぬしそこまで見えるのか…わかった…必ず助ける」


勝は深々とお辞儀をしてわしを見送ってくれた…黒猫の主を助けなければいけなくなった…面倒だが黒猫のためでもあるからな…急いで戻ろう




   おっさん不思議体験記08話04 統合パートその1 終 つづく




トキさんの縁者さんたちが結構お気に入りです

勝って結構な苦労人なんです

SSとか書いてみても良いかもなぁ

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