おっさん不思議体験記06話 おっさんパートその1
おっさん不思議体験記 黒猫守護霊になる06話おっさんパートその1
「ただいま~今日も仕事疲れたなぁ」
俺はドカッと荷物を玄関に置いて靴を脱ぎ散らかし部屋に上がったんだ
でもなんかいつもと感じが違うんだよなぁ
いつもは部屋の中にいる何かを感じない
まぁ俺には霊感なんてないから気のせいだな
「さて今日はどうすっかなぁ今日も配信すっかなぁ
明日は休みだし少し長めに配信しても良いよなぁ」
一人でぶつぶつ部屋でいうのはやめたほうが良いかな…
「あ~でも昨日の配信はなかなか良かったんじゃないか?
結構コメントももらえたしみんな静かに聞いてくれてたもんなぁ
今日もこの勢いで配信やっちゃおうかなぁ
ちょいネタ帳見てよさげなの探すか…」
えっと「異次元タクシー」?「帰宅時の異次元」?「配達時の草原道路」?
これみんな似たような話なんだよなぁひっくるめて話してみるか…
一応配信予告してっと
さぁ時間までに飯食って準備してがんばんべ
おっさん配信部屋
みんな急な配信にもかかわらず来てくれてありがとう
おっさん不思議体験記6回目はじまるよ~
コメ[おっさん今日テンションたか]
おう、仕事終わって明日休みだからテンション上げてるぜ
コメ[2日続けて配信とか珍しい槍でも降るかな?]
槍降らしてみたいなぁ
本当に降ってきたら被害はどんなだろうな?
コメ[今日は雑談でもするんですか?]
それでも良いけど来てくれた人に悪いからちゃんと不思議話はするぞ
そうだなぁ
そうだ今回こんな話があるんだけどみんな知ってるかな?
『異次元タクシー』とか『異次元おじさん』とか「異次元道路」とかみんな知ってる?
結構定番なのは『異次元タクシー』なんだけど知ってる人いるか?
コメ[知ってる、草原走るやつ]
コメ[知ってる知ってる、めちゃ早く帰れたってやつ]
コメ[定番すぎ~ホラー系では有名すぎる]
あ~~やっぱみんな知ってるなぁじゃこれは話しても仕方ないな
じゃ、異次元おじさんはどう?
コメ[「ここはお前のくるとこじゃない帰れ」とか言ってくるおじさんじゃね?]
コメ[ヘルメットかぶった作業員のおっさんが話しかけてくるやつ、どっかに連れ去られる奴でしょ?]
コメ[SNSとかで語られまくってる定番すぎ]
これもダメか
みんなものすごく知ってるなぁ
まぁ俺のとは少し違うんだけどなぁ
俺の実話じゃなく友達が経験した話だからまぁ話す気はなかったけど…
コメ[話す気ないなら言うなやw]
コメ[おっさん何言ってるん定番話でお茶濁すなw]
コメ[違う話なら聞いても良いな]
お、聞いちゃう?じゃ話しちゃうぜ
じゃ、『おっさん不思議体験記版「異次元おじさん」はじめるぜぃ』
これは俺が小学生の時の話だ、といっても俺じゃなく友達の話なんだけどな
当時俺らの夏休みといえばクワガタ採りとかカブトムシ採りとかだな
みんなで競って採りあってたんだ
当然よくいる場所ってのはみんな知ってて夜中に起きないとみんな採られちゃってたりしたんだよ
そんなだから行くと決めたら数人集まって夜中に行くんだわ
採集場所っていうのが近所の高校の裏の林なんだけど…
そこは民家も少なく昼間でも農家のおっさんがたまに通るぐらいの道だから人なんてまず来ない
そんな場所での話だ
友達は夜中2時ぐらいにいつものメンバー3人で行ったんだって途中1人の知り合いと合流して4人で林のかなり奥深くまで行って
カブトムシ5匹クワガタ10匹ほど採取してホクホクで帰って来る時そいつに出会ったらしんだ
そいつというのが…『青白い妙に頭の大きいスーツ着たおじさん』
高校のわきの裏の坂道の上の方でひょこひょこっと歩いてきて途中の曲がり角で曲がって消えるんだって
消えたなと思うとまた上の方からひょこひょこと同じようにまた歩いてくる、また同じように曲がり角で消える
それを何度も繰り返しているんだって
それを何度か見ていたらバタンという音がしてなんだと思って振り向いたら…
途中合流した一人が仰向けに泡拭いて倒れていたんだって
そこへ音もなく頭のでかいスーツ着たおじさんが急に現れ倒れた友達の頭を両手ではさみ
「捕まえた~仲間になれ~」
といって友達をおさえつけたんだって
おさえつけられた友達は頭が急に膨らんだと思ったら消えてしまったんだって
おっさんもいなくなっててどこ行ったかきょろきょろしていたら
頭のでかくなった友達がおじさんと同じように坂の上からひょこっひょこっと歩いてきては曲がり角で曲がっては消え
また坂の上からひょこっひょこっと歩いてはきて曲がっては消えを繰り返してるんだって
やばいと思って残った3人は逃げて帰ってきたんだって…
採ってきたカブトムシとクワガタを全部その場に置いて…
その後その頭のでかくなって坂道を歩いていた友達は戻ってきてはいないんだ
ただその3人はそいつは絶対一緒にいたと言ってる
けど俺の記憶にも周りの人の記憶にもそんな友達の記憶はないんだよね
それとその日以来そいつらは夢を見るようになったんだって
頭のでかいスーツ着たおっさんが
「君たちの友達はわたしが異次元に連れて行ったよ~この次は君たちだよ~」
と話しかけてくる夢を…
まぁこれは友達がカブトとクワガタがぼうずだったから苦し紛れに話した嘘かもしれないけど
当時そこまでうまい嘘を考えられるかな?とか思っていたんで俺は本当の事だと思っている
それと後日談なんだがその高校の南側の坂(ちょうどそいつらがいた坂)は昔から神隠しがある坂だったんだと…
今回の話はどうだった?少し怖かったかな?
コメ[怖かったけどどの辺が異次元おじさんなの?]
言われてみればそうだね
まぁワープしてるから異次元おじさんってことで良いんじゃね?ダメ?
コメ[頭大きいってどれぐらい?]
俺にはそこはわからない、人の話だからね
コメ[友達ってどんな関係]
まぁ近所のよく遊んでる奴とクラスの中の友達だな
俺は具合悪くていっしょに行けなかったんだよ
一緒に行ってたら心霊体験できたのかなぁとか思ってる
まぁ怖いのすごい苦手だからすぐ逃げちゃうと思うけどな
コメ[怖いの苦手なのになぜこんな話をしている?]
あぁそれは苦手だけど話とかは好きなんだよな
見えないけど妙に不思議なことには遭遇してるしな
なんでだか俺もわからん
とりあえずまだ時間大丈夫なら次の話もできるぜ
5分ほど休憩したら次の話始めよう
みんなもトイレタイム行ってきなぁ
おっさん不思議体験記 黒猫守護霊になる06話おっさんパートその1 終 その2につづく…
13日の金曜日 おっさん不思議体験記 黒猫守護者になる 06話 おっさんパートその1
をアップいたしました
13日の金曜日と聞くとゾクッとしてしまうのは何人ぐらいいるのかな?




