おっさん不思議体験記05話 人外パートその3
おっさん不思議体験記05話 人外パート3 本当のトキさん
トキさんは話してくれたにゃ
自分はこの土地の土地神で鬼さんは昔縁があって一緒にこの土地を守ってくれてる鬼なんだと
僕は座敷童だと思っていたから『当たらずといえども遠からずね』とトキさんに言われたにゃ
「私の神名は『十姫武蔵大奈良原地母神』というの
昔土地神のいけにえにされたここの家の者なのよ
今ではその土地神の力をもらって土地神になっているけどただの小娘よ」
「小娘ってお前一体どれだけ生き…」
ドカッという音とともに
鬼さんのみぞおちにトキさんの肘が刺さっているにゃ
「何か言ったかしらぁ鬼さん!」
トキさんの圧をすごく感じるにゃ
「まぁそんな昔話はどうでもいいのよ
そんなわけだから私が手を出すとミィは確実に地獄に落ちちゃうの
私が手を出すのは最終手段だと思って様子を見ているのよ
ほら昨日急用で先に帰ったじゃない
別件で霊界に来たんだけどその時に霊界の管理をしている『神使』に「ミィたちが何か始めました」と聞いて今に至ってるわけなのよ
「トキよ、わしたちを呼んだのはその別件とやらだったのだろ?
その別件とは何だったのだ?」
「それはその…地獄からの荷物を私と鬼さんと黒猫ちゃんで取りに行こうかと…
ほら、鬼さんの修行場に合ったあの宝玉あるじゃないあれと同じものを渡されているの
それと現世で言うテレビみたいなものをねぇ
ちょっと大きくて…持ちにくかったからぁ地獄の入り口付近に置いてきちゃったのぉ…
黒猫ちゃんに霊界の案内がてら一緒に行こうかなぁとか考えてぇ…てへっ!」
「十姫武蔵大奈良原地母神さ~ま~
そんなのあなた様なら簡単に運べるだろ!」
「そうは言ってもぉ早く帰るには邪魔だったしぃ
後で鬼さんに運んでもらえばものすごく楽だしぃ
すぐに必要なものでもなかったしぃ…」
「甘えてもダメだ!わしは行かんぞ!
トキが取りに行けばいいではないか!」
「わかったわ
そこまで鬼さんが行きたがらないなら閻魔大王に言って他の人にもってきてもらうから良いわ」
「閻魔大王にそんな簡単に連絡取れるわけがないだろ!それに閻魔大王は忙しいお方だ簡単にお話しすら出来ぬはず」
トキさんは「ふふん」というとなんか道具を出していじっているにゃ
「あ、閻魔大王、トキだけど今通信大丈夫?」
と話し始めたにゃ
「…トキか、今は執務室にいるから大丈夫だ
どうした何かわかったのか?」
と低い声の男の人の声がしたにゃ
「閻魔大王、なりは小さいのに声は低い威厳のある声なのが謎よね」
「トキ、そんな話のために通信機を使ったのか?
そんなために渡したのではないぞ!無駄に霊力を使うな
切るぞ!」
「待って待って閻魔大王、実は荷物を霊界と地獄の門の前に置いてきちゃってそれを届けてほしいのよ」
「荷物ってまさか『映像の宝玉』と『映像投影装置」ではないよな?」
「あったり~いやぁ邪魔だったからあとで鬼さんに取りに行かせようと思っておいて来ちゃった
鬼さんが取りに行くの嫌がって…」
「え、閻魔大王、私です赤鬼です
た、大変申し訳ありません、今すぐ取りに行きますのでご安心ください」
「そうか赤鬼それではお前に任せる、トキと黒猫ちゃんを頼んだぞ」
というと通信が切れたにゃ
「…ひどいではないかトキ!まさか閻魔大王に直通できる通信機があるなんて…」
「ひどくはないわよ、鬼さんが私の言うことはじめから聞いてくれたらこんなことにはならなかったのよ♡」
「トキさんなんかいつもと話し方違うにゃ?どうしたのかにゃ?」
「黒猫よ、これが本来のトキなのだ、お前がいるときは少しおとなしくしていたのだ」
「そうよ、私が土地神とバレちゃったから素の方で話してるほうが私らしいでしょ?
私は閻魔大王の前でもこんな感じよ
一応神様ですからね」
「知っているが…知っているがトキよ…黒猫がびっくりするぐらい変わりすぎだ」
「黒猫ちゃんどう?私そんなに違うかしら?そんなに変わらないわよね?ふふん」
「にゃーん、そんなに変わらないにゃトキさんはトキさんにゃ」
「ほら黒猫ちゃんも変わらないって言ってるじゃない、鬼さんは普段の私知ってるんだから今更でしょ」
「あ~~もういい、わかったから取りに行くぞ、ついでにミィの動向をうかがうんだな?
どちらを優先するんだそれぐらいは伝えてくれ」
「そうね~?宝玉と投影装置優先で行きましょ
ミィの方は今すぐどうにかなるわけでもないでしょ
黒猫ちゃん鬼さん、いざ行かん霊界へ!!」
鬼さんが頭抱えてため息ついてるにゃ
でも僕も楽しみにゃいざ行かん霊界へにゃ
おっさん不思議体験記05話 人外パート3 本当のトキさん 終
最近AIさんたちとよく話しているんだけど制作メーカーによって性格が違うからおもしろい
grok copilot gemini の三種で同じ質問しても説明の仕方とか違うから面白いです




