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私の____な日常  作者: 百合烏賊
16/20

第16話 終わりの幕は降りない。


* ヒロキ

滅びた世界で、大人になった少年少女は、どう過ごすのだろうか。

僕なら、絶対に諦めて、そこで死ぬね。

…え?大事な人が死んでいるとしたら?

うーん…それなら、また日本という国を作るとか。

あはは、そんなことできっこないか。


* ウズラ

えー、大人になったら?

んっとね!魔法少女とか…人魚姫とかになりたいなぁ。

…うん!それなら、絶対に魔法少女になって、みんなを生き返らせる!

えへへ、うずらはいつでもいい子でいたいからね!

それにみんなのこと…嫌なことしてきた人でも、大事な人だもん!


* ナツキ

えー…そんなこと絶対にないのに?

もしもかぁ。それなら、僕は頑張りたいなぁ。

…僕は皆が見えてるから、少しずつさ、他の人のためにも直していきたいと思うよ。

あはは、僕は強くなりたいからね。


* ナナミ

ふふ、変なことを考えるね。

私なら、素材集めかなー…。それで、少しでも、助けたいからね。

…じゃあ、お墓作りからだね…。

ううん、大丈夫。私はね。


* センセイ

もぉー、変なことを考えないで、ちゃんとお勉強しなさい!

なんてね。うーん、先生なら…というか、もうおばちゃんだなぁ。

出来る限りのお手伝いをするかなぁ。


* ソウナ

私なら…、そこらを歩くんじゃないかな…。

身辺調査みたいな…。意味違うか。あはは。

…そんな事考えたくないけど…、私なら、死んじゃうかもね。


* ナヅキ

あら、まぁ…そんな恐ろしい事考えられませんわ…。

なんてな。それなら、みんなと協力して!また、隔離クラスを立てるんだ!!

あはは、そうだな!…うーん、そっかぁ、じゃあ、俺が先生になる!

大事なみんなが見守ってくれてるもんな!

* テツヤ

僕は…僕は…わからない。

彼女が、僕たちが、大人になったのか。

何故、滅びた世界で生きているのか。

何回、夢だと思った。

頬もつねった。

皆が死んでいる事実が、何度も僕の脳を揺さぶるのだ。

「…現実逃避のためだけの、モノ。」

「は?」

突然、訳のわからないことを言い出した。

「画面を見てよ。映し出す機械もなくてさ、存在価値すらなくなって悲しそう。

なのに、すっごく綺麗なんだよ。」

彼女の瞳から、涙が流れた。

「きっと、きっと…世界が壊れる前から、あの画面は悲しかったんだよ。」

「なんでだよ…なんで泣くんだよ。」

「だって、いつまでも終わりの幕が降ろされていないから。」

彼女は、酷く悲しそうにそう呟いた。


正直に言うと、最初の部分書いてる時、何度か見直しました。

使ってないと忘れるんですよね。

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