間章1
遡る事3月。ある家にて。放課後、少年は同級生の少女の家に上がり込み情事に及んだ。
少女の両親は夜遅くに帰る日ということで、ようやく二人は事に及べた。
兼ねてからその女子とは二週間ほど付き合いを経て今に至る。ゲーム好きの少年、彼にとっては少女とのやりとりもゲーム感覚だったかもしれない。
事を終えた後、ベッドに腰掛ける上裸の少年は横たわった全裸の少女を見る。
「お前ほんとキレイだよな」
少年は撫でるような声色でそう少女に呟く。
「ば、ばかっ……ねえ、その……友達に彼氏だって教えちゃだめ?」
「ダメだって言っただろ? オレ達のみたいなガキじゃ、あれこれ弄られるし彼氏彼女の関係は伏せて置いた方が良いって。誰にも教えたくねえ、オレ達だけの秘密だ……親にも、友達にも隠す、二人だけの秘密だ」
少年は少女の手を取り指を絡め合わせる。
「本当なんだよね? 私を貰うって……」
「高校卒業したらな。そのためにオレは頑張ってんだから。任せとけ! 今よりももっと、お前が安心出来るだけ稼いでみせる。大好きだぜ」
「うん……っ」
少年と少女は、深く唇を重ねた。
その後、少年は少女に内緒で家の中にとある置き土産をしてから立ち去った。
そして夜、少年は自宅に着き深夜2時を迎えると時計のアラームで起床する。
少年は少女の両親が家に帰って、少女と両親が確実に眠りについたであろう時間帯だと考え、唱えた。
「爆!」
そう唱えた後、少年は再び二度寝すべく布団に入りながら呟いた。
「やっぱ女は生活用と遊戯用で別モンだな。はぁ……次の探すか」
翌日、少女は焼死体で発見された。
少女の家は跡形もなく大爆発で破壊され、大炎上したのだという。




