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イケおじことイケさん

 と言う事があったのだけどあの後エナはたくさん人員や物、そして僕の前世知識を使い、この不毛な大地に国を作ってしまった。


 国の名前は確かウルティオ国。


 僕は仲間外れ。


 今では人口六千万人を突破。様々な国と国交を繋いでいる。


 ちなみにまだ演技.......というか遊びは続けてくれる。


 僕はただスローライフを送りたかっただけなのに今は前世と変わらないつまらない学生生活を送っている。


 いやこれも一応はスローライフなのか?


 そしてまず僕はいつも通り朝食を取ろうとする。


 食堂に行ってもいいが今日はイケお爺さんこと執事のイケさんの弁当なので今日は食堂ではなく部屋で食べる。


 個人的にはイケさんという名前には思うところがある。詳しくいうとあの超能力者の...........


 まあこっちは本当に老人だからいいか。


 よくテンプレだとガチャから出る配下は皆女性だけど現実は普通に男性が出てくる。


 まあ正直性別はどうでもいい。悲しいのはみんなが俺を仲間外れにして国を作ったと言うことだ。


 もちろんスローライフも捨て難いけど国家運営系も好きなんだから声をかけてくれればいいのに。


 少し僕はセンチな気分になった。


 別に『かまちょ』と言うわけではない。かまちょ は かまってちゃんの略ね。


 でもやっぱり一応友達?何だから少しはやらせてくれも良いじゃんと毎朝思う。


 まあもうどうでもいいか。


 ちなみに僕が通っているのは『ウルティオ魔法学園』別に魔法という字がついてるからって魔法だけを勉強する事じゃない。


 ちゃんと魔力の使い方や数学、文化学などなど色々学べる。ちなみにこの学校に入学してもう二ヶ月。


 入学した理由はエナたちが


「主さまの正体を隠すには学生が一番良いかと思いますので入学手続きを済ませました。」


「あ、はい」


 とこんな感じで入学した。なんか露骨に遠ざけられてる気がする..........


 そして外からノックが聞こえる。


「今行くよ〜」


 僕はいつも通り扉の外にいる人物に対して言う。扉を開ける。


「遅いですよ〜」


「また寝坊かよ?」


「ごめんごめん」


 一応僕の学友たち。


 最初に喋ったのがメガネ。クラスに一人はいる、ザッ眼鏡キャラ。ちなみに頭は良くない。普通。本名は メガネ・ツケマス。


 そして後から喋ったのがイキリ。クラスに一人はいる、金髪でイケメンでは無いのにイキっているやつ。だが陰は薄い。本名は イキリ・スギダ。


 僕たちは雑談をしながら適当に学校まで行く。


 ちなみにこの二人の会話の内容はまさに中学生の会話みたいで下品だ。ちなみに全員15歳。学園一年生。


 ちなみに学園には海外からの留学生が非常に多い。それはもちろんフーソラ王国からも。


「あ、見てください」


 メガネが指をさす。


 失礼なやつだ、とは思いながらその先を見ると庶民の僕たちより上品に飾り付けされている制服を着た女性が目に止まる。


 彼女こそがフソーラ王国 第5王女 ペンデ王女である。


 白色の清楚な感じの髪。だが髪とは正に反比例して性格は


「あなたたち何を見ているの?さっさと行きなさい。もしかして巨大国家フーソロ王国の王女である私に喧嘩でも売ってるのかしら?」


 最悪だ。


 僕が追放される時も色々言ってきたからな〜まあ今ではどうでもいい。そして庶民である僕たちは


「滅相もございません!」


 と小物臭溢れる言葉でその場をさろうとした。しかし僕だけペンデ王女に呼び止められた。


「あなた、どこかで会ったことあるかしら?」


 僕は予習をしてきた言葉を使い返す。


「いつも同じ教室で顔を合わせているでは無いですか?あ、遅刻してしまいます。ではまた」


 僕はさっそうとその場を立ち去った。




 今日は剣術の授業があるため僕のカバンはパンパンである。


 主に道着で容積を取られた。


 ちなみにこの学園の剣術は他国と比べ先進的である。


 それはもちろん僕が配下たちに教えた先進的な技が組み込まれているからだ。


 なのでこの国はセナたち抜きでも他国と比べれば圧倒的な軍事力を持っているだろう。


 僕としては基礎中の基礎だが原点を見直すとしてこの授業は嫌いではない。


 ちなみに流派名は剣神流と厨二前回のネーミングであるがウケは良かったらしい。


 それとこの流派は剣士のレベルで習うクラスが分かれる。


 僕は無難に中間のクラスにいた。


 今日の手合わせはイキリとやる。ちなみに僕の学園での実力は中間より少し下ぐらいの実力をキープしている。


 実力を隠している理由は単純に注目されたくないから。目立つのは避けたい。


 異世界転生した主人公はみんなそう言う思考をしているので僕もそうする事にした。


 イキリは学園での実力は本当に中間ピッタリぐらい。


 なのでもちろん僕とイキリが手合わせしたら


”カァーン〟


 と甲高い音が響くが周りも手合わせをしているのでそこまで目立たなかった。


 僕の剣がイキリに飛ばされた。


 狙い通りだ。


 手を抜くのも楽ではない。


「おいおい今ので弾いちまうのかよ!」


 イキリがイキる。


「あはははは」


 と僕は笑いながら地面に落ちている剣を拾い上げる。


 そして授業は続く。

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