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新事実発見!それと追放

 生まれてから3年が経った。


 現在3歳である。


 そしてこの世界のことも少しずつわかってきた。


 まず僕が転生した国の名前はフソーラ王国。


 そして僕は第17王子だ。


 母親は側室で他にも第2王子を産んでいるらしい。しかし母親は僕のことを忌み嫌っている。


 その理由は後で話そう。


 それよりこの世界には約6つの種族がいる。


 人間種、獣人種、エルフ種、鬼人種、ドワーフ種。この種族たちがこの世界で文明を作り国を運営したりしている。


 ちなみに僕が生まれて種族はもちろん人間。


 フソーラ王国の他にも人間が国家元首の国はたくさんある。


 それとスキルは人間種しか持っていないらしい。


 それもスキルを持っている人間の数もごく僅か。そして僕は珍しいスキル持ちだ。


 そのスキルの名前は生産系ガチャ。


 このガチャは無制限に回せるがボタンのようなものを押さなければ物はでない。


 それにこのスキルの名前通りこのガチャからは食べ物や木や粘土などしか出ないのだ。


 その為フソーラ王国では一番役に立たないスキルとして登録されており、その為僕の母親?は僕のことを忌み嫌っている。


 そして僕はこんな国にはいたく無いためわざと無能を演じている。


 その為使えないスキルと相まって今では王家の恥とまで言われている。


 だけど僕にはなんで僕のスキルが落ちこぼれの烙印を押されているのか分からなかった。


 もしかしてみんなはこの力に気づいてないのかな?



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 あれからさらに3年が経ち僕は6歳になった。


 ちなみに僕の名前はルクスね。


”ルクス・フソーラ〟


 そんなに悪く無い名前だと思う。そして今日僕は宮殿へ呼び出された。


 何となく話の内容はわかっていた。


 なぜなら僕はこの瞬間を待ち侘びていたのだから。そして王が高らかに宣言する。


「フソーラ王国の第17王子である6歳のルクスよ。フソーラ王国第27代王であるモロス王の権限で其方を王国から不毛の大地へ追放する!」


 僕は心の中で渾身のガッツポーズを決める。


 周りの大臣や貴族たちは


「やっとか」


「あのムカつく顔を見ないで済む。」


 などなど酷いことを言っているが今はそんなことはどうでもよかった。


 これで念願のスローライフ生活が送れそうだ...........


 僕の流刑地はこの国から馬車で一カ月の距離のところにある不毛の大地。


 あたり一体がサハラ砂漠のような場所だ。


 いいねいいね〜これなら誰もこなさそうだ。


 食糧や水などは僕のスキルで何とかできるし頑張れば家もでる。簡単に生活できそうだ。


 それに隠された能力もあるしね。


 そんなことを思いながら僕は荷物をまとめ宮殿の中を歩く。


 そしたら目の前に15歳くらいの子供、が僕の目の前に立つ。第2王子であるテネル王子だ。


「おい、本当に行くのか?」


「はい兄様」


「父上と母上は俺が説得して見せる!だから行くな!死んでしまうぞ!?」


 この王子は本気で僕のことを心配してくれているらしい。だけどこの王子が僕を庇ったら彼の立場が悪くなってしまう。


「兄様大丈夫です。いつか会いましょう。」


 彼にとっては実の弟。止めたくなる気持ちはわかるがここは遠慮しておこう。


 それが僕のためでもあり彼のためでもある。それに多分もう僕は世界で一番強い可能性がある。


 この世界の『あたりまえ』では保有限界魔力量は増やすことができないとされているが赤子のうちの魔力の特訓をするとそれが何と増えるのだ。


 なので僕の魔力保有量は世界で一番大きいと思う。


 それともう一つは僕の戦闘技能は前世の知識が使われておりその洗練度はこの世界の武術の何倍もだ。だがそれはその通りなのだ。現代地球の科学的根拠をもとに編み出され淘汰されてきた技たちは正にこの世界では最強の部類に入るだろう。


 そのような技が複数もあればまさに敵なしである。


 僕は宮殿を内を歩き続ける。第二王子の前にも他の王子や王女とあったがみんなバカにしてきた。


 まあ彼らにとっては王位継承争いの敵が一人消えたのだから嬉しいだろう。


 こういうのは客観的に状況を把握するのが良いのだ。


 そして宮殿内を歩いているとどこからか話し声が聞こえてくる。そこは小さな部屋だった。


 ドアが少し開いていた。興味本位で耳を傾ける。そしてこの声には聞き覚えがあった。


「ようやく追放するくとがきましたな。陛下。」


「そうだな。宰相よ」


 この国の王様と宰相だ。めっちゃ会話が気になるけど、こういうのはテンプレ的には見つかっちゃうんだよな〜


 どうしよう?


 割と真面目に考える。まあスルーでいいか。そして僕はその場を後にした。


「だがあいつが ”ジョウジン〟 じゃなくてよかったな。」


 最後にそれだけが聞こえた。


 じょうじん?


 その単語に聞き覚えはなかった。

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