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【完結】何の取り柄もない透明人間の俺が、妹を救いに行く話。〜〈ザ・ヴォイド〉=消失の能力に目覚めたので、あらゆる障害を消失させて世界ごと妹を救うことにする〜

作者:マガミアキ
 ある夜、七歳を前にした幼いトヲルの故郷が、怪物の群れによって破壊された。

 駆け付けた兵団の兵士によって救出されたトヲルだったが、混乱の中、妹のメイと生き別れてしまう。
 故郷に戻って行方を探ろうにも、怪物の勢力圏となった地に立ち入ることができるのは戦う力をもった兵団の兵士だけだった。

 彼は自らも兵士となって、かの地で生き別れたメイを見つけ出すことを心に決める。

 この世界の人々は、七歳になると固有の能力をもつ新しい身体を手に入れる。

 トヲルが手に入れた身体は〈インヴィジブルフォーク〉――透明人間だった。
 それは一般的な人からかけ離れた姿をもち、世間では“人外種”と称されて特別視される異形なのだった。

 兵士を目指して兵団の訓練学校に入学したトヲルだったが、透明である以外、彼は特に秀でた能力をもちあわせていなかった。
 訓練学校では常に落ちこぼれ気味。
 それでも兵士になる希望を捨てずに日々を過ごしていたある日、事件が起こる。

 兵団部隊壊滅事件。

 派兵された中隊が、暴走した人外種によって全滅したとされる。

 人外種への風当たりが強くなる雰囲気のなか、トヲルは先行きを悲観して訓練学校をドロップアウトしてしまう。

 衝動的に訓練学校を捨て、育った街も捨てたトヲルは、怪物のうごめく荒野でひとりの美少女、アイカ・ウラキと出会う。
 みずから人外種<ヴァンパイア>を名乗り、研究者を自称する彼女は、トヲルの能力について別の可能性を示すのだが――。

 知力は人並、体力は凡庸、運動力は平均以下、度胸はそこそこ、トークやギャグセンはいまいち、魅力は(透明なので)論外――。

 これは、何の取柄もない透明人間の少年が、万難を排して妹を救いに行く話。
第一部
第二部
第三部
エピローグ
エピローグ
2022/12/24 17:53
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