↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彩りの天弓魔女  作者: 板雪みゆ
目覚め編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
18/28

第18話『初めての友人』

 それから私達は続けてその場で話をしようとしたけれど、お互いに何かを忘れていることがあるような…。


       "オムライス!!" 



「あっ…!そういえば私達、お互いに学食エリアに居たってことは、夕食まだでしたよね…?あ、アトリア様も学食をお召し上がりになるのですか?」


 相手がこの国の王子様だと分かり、失礼のないように敬語に切り替えて話す私に、彼は優しくこう言った。


「ベルさん、敬語はいらないよ。これから同級生だからね。僕のことは、アトリアと呼んでくれて大丈夫だよ。実は僕も、これから3年間この学園の寮で生活することになったんだ。」


 身分の高い方のはずなのに、親しみやすさがあって、それでいて大人びている彼は、私よりもずっと年上のようだった。


 敬語はいらないと言ってくれた彼。

タメ口(ぐち)なんて、本当は恐れ多いけど…。


「そっ、そんな…ありがとうござ…ありがとう。ぁあ、アトリア…。わ、私のことも呼び捨てで呼んでくだ…呼んでっ!」


 思い切って、ぎこちないタメ口で話すと、彼はとても嬉しそうに笑ってくれた。


 「うん!ありがとうベル!これからよろしくね!」


 こうして思いがけず、この日から私は国の王子様と縁を持つことになったのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。