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辞書と分数⑦


 皆に各々の名前と住所をノートに書くよう指示をした。たとえ習っていない文字があろうとも、4年生ともなれば最低限の固有名詞に漢字を使わない子はまずいない。すらすらと書けたようだ。続いて、同じことを全て平仮名でと注文を付けた。思わず漢字を使ってしまったのか、消しゴムを使う子もちらほら見られた。

「書けたかな。そしたら2つを見比べてごらん。長さが違うだろう、読みやすさが違うだろう、漢字を使った方がずっと速く書けたはずだ。日本語は美しい、そして平仮名は日本だけで使われるとても美しい文字です。けどね、美しいだけではいい文章は書けません。美しいだけでは人に伝わる文章は作れません。美しいだけの文章は学校や会社で通用しません。」

ある程度の納得と、大人になる為の先の長さを予感させられる子供達。

「もう1つ大切なことがあります。自分で読む為のメモやノート、日記以外、私達は他の誰かが読むことを前提に文章を書きます。だから君達も良い書き手、読み手になれるよう勉強しなくては、ね。」

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