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第94話 村からの旅立ちそしてゲートの先に居たのは……

70、71件目にブクマしてくれた方ありがとうどざいます!

是非94話もお読み下さい!

 昨日は散々祭りを楽しんだ沢山の人が楽しみ過ぎて地面に寝るという事まで起こった因みに俺は弱いお酒しか飲んでないのでクロと普通に家に戻って寝た地面で寝てる組は大半が酔っ払いなので自業自得であるなのでほったらかしにした。朝、会うと何故家まで運んでくれなかったんだとユイに言われたが散々罵倒されたのでほったらかしにしたとは言えず外で寝るほど酔う方が悪いという正論で勝敗が決まった。

「所でちゃんと準備出来てるよな? 忘れ物とかはないか?」

「多分大丈夫てか、少し頭痛い……」

 飲み過ぎで二日酔いかよ。

「しっかりして下さいよユイ」

 あなたお酒弱過ぎて速攻寝てましたよね?

「二人とも禁酒したらどうだ……」

「お酒は美味いんだ!」

「例えすぐ寝ようと飲む事に意味があるんです!」

 そうですかもう自由にしてくれそして俺には絡まないでくれ。

「ナギ……その、大丈夫か今後……?」

 村長そんな可哀想な目で見ないで下さい。確かに酒癖は悪いですが一応仲間なんですこれでも……

「大丈夫ですよ……それより沢山のお見送りありがとうございます白竜もわざわざ来てくれてありがとう」

「当然だお前達は村の仲間だだから見送る当然の事だ」

「私はクロ様に少しお話しがありまして」

 クロに話何だろう?

「クロ様は戦闘になった時どうしてますか?」

「俺はナギに魔法で大きくしてもらって戦ってるぞ」

「やはりそうでしたか竜にもそれも純粋な色付きの竜なら魔力はかなりの物になるのでナギ様を頼らずとも自分で大きくなったり小さくなったり出来ますクロ様は少し特殊ですが」

「そうなのか? でも、やり方が分からないぞ」

「竜のブレスも実は魔力を変換して吐いています。それと同様に己が思う大きさを想像すればサイズも変えられますやってみて下さい」

「白竜すまない一つ気になるんだが純粋な色付きの竜ってのとクロが特殊って言うのは?」

「ナギ様が会って来た赤や緑それに私、白と言った単純に色で表せられる竜の事ですクロ様の件は今は言えません」

 クロの事は言えないかやはり黒竜に会って話せれば何か分かるかもしれないな。

「話を割ってすまないクロ出来そうか?」

「やってみる……想像して……と」

 クロが俺の頭から降りパタパタと少し離れた所で自力で「チェンジ」をしようとしている。少し待つとクロの身体がどんどんと大きくなりあっという間に10mほどになった。

「ナギ出来た」

「本当だな偉いぞ」そう言いながらこちらに来た頭を撫でる。

「身体の変化は大丈夫そうですね」

「白竜教えてくれてありがとう」そう言いクロは小さくなりこちらに飛んできて頭に着地する。

「いえ、私はクロ様に必要だと思って言っただけですので」

 それにしてもこう大きな竜が二人もいると圧倒されるなぁでも、白竜の方が大きいって事はクロもまだ大きくなるんだろうか?

「あ、ナギあのこれ持っていってほしい邪魔になるかもしれないけど……」

 そう言ったエリカが持っていたのは弓と矢が3本だった。

「これってもしかして……」

「うん、ナギが初めて作った弓それと私が作った矢も何かの役に立てばと思って……」

「エリカありがとう剣が使えない状況があるかもしれないその時にはありがたく使わせてもらうよ」

 俺は右腰に付けてる「アイテムボックス」に弓と矢を収納する。

「エリカ何かあったら君を頼る事になるかもしれないその時はギルドメンバーとして家族として協力して欲しいお願い出来るかな?」

「うん、分かった。ね、耳触って」

 俺はエリカの耳を触るするとエリカも俺の耳を触ってきた。

「必ず協力するね」

「あぁ、たの痛っ」

「あ、ナギごめん少しふらついて足踏んじゃったそれより西の国の知り合いに念話しなくていいの?」

 ユイ絶対わざとだろ……。そろそろ念話しとくか。

(起きてるか?)

(えぇ、勿論起きてますよもうこちらに来るんですか?)

(ん、都合が悪いか待つなら全然待つけどどうする?)

(ま、大丈夫……ですかねゲート開いてもいいですよ)

(うん、分かったこれから開くじゃあ、そっちで)

(了解しました)

「ゲート開いても大丈夫だってってエリカとユイ何してるんだ!?」

 二人は何故か互いにおでこを擦り合わせるというか頭突き? をしていた。

「何、新しいドワーフとエルフの友好的な接し方だから心配するな」

「そ、そうですナギは気にしなくて大丈夫です」

 どう見ても仲良くしてるようには見えないまったく……二人を引き剥がしおでこが赤くなっているので「ヒール」を唱える。

「ナギありがとう」

「俺は痛くもなかったけど一応ありがと」

 ユイはエリカの事になると態度が変わるな……折角の同じメンバー同士何だから仲良くしてもらいたいものだ……。

「そろそろ行きます」

 皆からまたねや畑仕事ありがとうなど応援ももらった。

「ナギ様最後に一つ北の国の方に竜使いが住む町があるので是非北の国に寄る事があれば行ってみて下さい」

 竜使いが住む町これは気になるな竜の事がまた分かるかもしれない。

「分かりました北の方に行く事があれば探してみます。ゲート」

 黒い渦のような空間が出来た。

「それじゃあ、行ってきます!」

「ナギこれからの旅も頑張れよ」

「ナギ私、弓の練習もっとしておきます何かあれば呼んで下さい」

 村の皆から声援を受け俺達は「ゲート」中に入って行った。


 ゲートを抜けると少し離れた所に森と反対側には何やら土煙が舞っている所があった。

「来ましたかナギ」

 声のした方を見ると疲れた様子のムラサキが居た。

「ムラサキどうした? 大丈夫か? 体調でも悪いのか?」

「いえ、大丈夫です……それより後ろの方々はどなたですか?」

「この二人か僕の仲間だよ魔術師のメグと鍛冶師でドワーフのユイ」

「ふふこれは少々困りましたね」

「何が困ったんだ」

「おいナギ何かあの土煙こっちに来てるぞ!」

「そうでしょうねここは戦地ですから」

 ん? 戦地? え、どういう事……?

「おいムラサキ戦地って何だ?」

「いえ、私達……今は私だけですが戦争をしていてちょうど逃げてる途中なんですふふ敗走です。てっきりナギだけこちらに来ると思っていたのですがどうしましょう」

「色々聞きたい事はあるが今は、逃げるのが先決だろあの森に紛れて逃げよう!」

「ふふそうですねその機転の早さ流石です」

「そんな事言ってる場合じゃないだろ皆走れー!」

「ナギさん一体どういう事ですか!」

「僕にもさっぱり」

「ですから戦争ですよ」

「戦争ってじゃあ昨日の祭りは何だよ!?」

「血祭ですかね」

 何上手い事言ってんだこいつ1回殴ったら目でも覚めるんじゃないか?

「ん? お前ムラサキってナギに呼ばれてるよな?」

「えぇ、そうですよそれがどうかしましたかドワーフさん」

「てめぇ! ムラサキって言ったらナギに怪我させやがった奴じゃねぇかこの野郎殴ってやる今こそドワーフの怪力見せてやる!」

「ユイ止めろ今はそんな事してる場合じゃない」

 本当に殴ろうとしてる奴が居たよ! ユイを必死に止める俺も考えてたけどやっぱダメだ。

「どうやら私は嫌われてるみたいですね」

「当たり前だろ! 俺のナギに怪我させやがって!」

「俺のとは? 二人はそういう仲なのですか?」

「てめぇ、人をおちょくってんのかこの野郎!」

「おいユイ本当に止めろ確かに怪我はしたけどムラサキはいい奴だ!」

「あの~すみません私、体力無くてというか長距離は無理なんです……」

 おいおいこんな時にメグの体力の無さが出てきたくそこうなったら俺はユイの背負ってるリュックとユイの身体の間に手を入れ抱え上げ反対の左手でメグを抱える。

「ムラサキちゃんと逃げれるんだろうな今、見ての通りこんな状況なんだ道を知ってるお前が便りだ」

「それは任せて下さい」

「ナギさん後ろから魔法が来ます!」

「何?」

 後ろを振り向くと大きな火の玉が二つこちらに向ってくる。

「ファイヤーボールです!」

「ムラサキ!」

「お任せを紫撃 弐撃」

 ムラサキが放った紫撃が二つの火の玉に向って行き当たった瞬間一度半分に割れた更にもう半分になった。小さくなった火の玉を躱し何とか森に入りしばらく走った頃後ろの足音が退いてく音が聞こえる何とか逃げ切る事に成功したみたいだ俺はこちらに親指を立ててるムラサキに若干の苛立ちを感じつつ二人を抱え走り切って疲れた……一体西の国では何がどうなってるんだ……。

ゲートの先に居たのはムラサキでした!

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