第92話 白竜との話
92話ですお読みください。
夕飯の準備を手伝おうと思ったが村の皆の手際のよさに圧倒されてしまい出来るまで散歩でもして来たらどうだ? とユイに言われてしまったため少し村の周りを散歩しながら黒翼の事を考えていた因みにクロはユイに任せ一人で散歩をする事にした。今日、黒翼を使ってユイだけに話しかけたが他の人にも聞こえてしまうんじゃないかと思い声で判別出来る用改良をして貰おうそんな事を考えていると村を半周し白竜の巣に辿り着いたま、半周した所で何となく白竜のいる巣の方に足が向いたからだ。白竜は先に食べてるのかな? ちょっと見て見るか少し洞窟を進み広場に出る。
「どうかしましたかナギ様?」
「あ、いや特に用って事はないんですけどちょっと散歩をしてまして」
「そうですかなら私と少しお話しますか?」
「何だか付き合わせてしまってすみません」
「いえ、構いませんよ」
とは、いえ何を話そうか……? やっぱり竜の事についてかな。
「白竜は何故この村に住むようになったんですか?」
「そうですね……一度助けた事もあって気になり村を作っているようなのでしばらく見守ろうと思ってと言った所でしょうか」
「一度助けた後巣からいなくなったと仲間から聞きましたがどこかに行っていたんですか?」
「竜に会いに行ってました」
「竜……それはどの竜でしょうか?」
「ナギ様には話しておきましょう私が会いに行った竜は黒竜です」
「黒竜……という事はやはり黒竜は二人いたのか」
「ナギ様一つ言っておきますがこの世に同じ色の名を持つ竜はいません」
「それってどういう事ですか! 黒竜は今も実在しているはずじゃあ、クロは黒竜じゃない……?」
「それはいずれ分かる事でしょうまずは黒竜に会って直接話してみるのがいいでしょう」
「白竜は全てを知っているんじゃないでんすか何故今、話してくれないのですか?」
「今はまだその時ではないからです……」
白竜はクロの事も全て知っている気がするだが今は、答えられないというクロは黒竜じゃないのか……ならせめて黒竜の居場所だけでも聞いておかなくては……。
「とりあえず今、話せない事は分かりましたでは、黒竜の居場所を教えてください」
「黒竜は南の山に居ます」
南という事は降雪地帯かすぐに行けるような所じゃないな……
「南の山のどこにいるのでしょうか?」
「一番高い山です彼はその頂上に居ます」
「分かりました準備が整えば行ってみようと思います」
「そうですねそれがいいでしょうナギ様そろそろ夕飯の支度が出来たみたいですよ」
「あ、本当ですかでは、戻ります貴重なお話しが聞けて良かったですありがとうございます失礼します」
俺は、白竜の巣を出て村へと戻った。
「いずれその時は来ます今は旅をして経験を積み強くなって下さいナギ様」
そういえばなぜ白竜は夕飯の支度が出来るまでの間話していた事を知っていたんだ? 白竜には何か秘密があるような気がする……。
「お、ナギどこまで行ってたんだ? もう夕飯出来てるぞそれに白竜の方から来たのか?」
「少し白竜と話しをしていた」
「何かあったのか?」
「いや、何でもないよそれよりご飯にしようお腹空いちゃった」
今は、白竜と話した事は秘密にしておこう。
「それじゃあ皆また明日ドワーフの皆さん黒翼の調整ありがとうございました」
ドワーフ達に黒翼の事を話すと声で識別するようにしてもらった食べながら調整してもらって少し悪い気がしたがまだこの村が出来た頃は食べながら作業したもんだよと言いながら調整してくれた。
「ナギまた明日ね」
そう言いエリカは耳を触ってきたとりあえず俺もエリカの耳を触っておく。
「ナギまた明日なおやすみ」
そう言いユイは手を差し出して来た手を握るともの凄い力で握り返された。
「ナギさんまた明日です」
俺は、手を振りながら去ってく皆を見送り空き家にすっかり頭の上が定位置となったクロと家に入り布団に入りクロにも布団をかけるしばらくし寝たクロに問いかける。
「クロお前が黒竜じゃなくて違う竜だとしても相棒で俺の友達なのは変わらないからな」
「すーすー」
ったく可愛い顔をして寝てるな俺はクロの口の下を撫でながら眠りに就いた。




