↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/97

第86話 姉妹と兄弟

何とか今日中に投稿出来ました!

56、57件目にブクマしてくれた方ありがとうございます!

是非86話もお読み下さい。

「白竜がこの村にいるってどういう事ですか?」

「私達が白竜のおかげで解放され今後どうしていいか分からなくなって残った皆だけで生活していく事を決めこの土地に来てしばらく暮らしていると突然暗くなり空から白竜がやってきて私達と一緒に住む事になったんだ」

「なんで白竜は突然この土地にやってきたんですか?」

「理由は聞いてみたが答えてくれなかっただが理由など例えなくとも私達にとって白竜は恩人だ。メグとユイが捜しているのは知っていたが白竜が伝えなくともいずれやってくると言って素直にそれに従っていたんだ」

 メグとユイはたった二人で助けてくれた白竜を捜す旅に出ていったのを知っていたのに白竜の助言をそのまま聞くのはいくら白竜が恩人といえど伝えてやったらいいのに……

「メグとユイはなんとも思わないのか? 二人が捜していた白竜はすれ違いになってしまったとはいえお前達の故郷にいたんだぞ」

「えぇ、私達も伝えて欲しかったですが助けてくれた白竜がそう皆に言っていたのならそれでいいって事にユイと話し合いましたそれに」

「それに知らせを聞いていたら俺達はすぐに故郷に戻ってきてたと思う」

「そりゅそうだろ二人の旅は白竜を捜す旅だったんだからなのになぜ白竜は伝えなくともなんて言ったんだ未来でも分かるのか?」

「さぁ、未来が分かるかどうか別として俺はこれで良かったと思ってる」

「ユイなんでだ?」

「そんなのナギとクロに会えたからに決まってるだろメグと旅をして色々な所で情報収集してあのダンジョンの噂を聞いてそしてナギとクロに会えたそれに最終的には白竜にも会えたから少なくとも俺はこれで良かったと思ってるメグはどうだ?」

「私も同じですすぐに知らせを聞いていたらナギさん達には会えなかったと思いますだからこれで良かったんですよちゃんとお礼も言えましたし」

「確かにそうだなぁ……すぐに知らせを聞いていたら二人に会えなかったなこれで良かったのか……」

「そうですよ! 私はナギさんとクロさんに会えて良かったんです!」

「俺もメグとユイに会えて嬉しいぞ」

「そうだなクロ白竜に感謝しないとなメグとユイに会わせてくれた事に」

「あぁ」

「あーおほんま、解決した所で早速悪いが私達はそろそろ夕飯の支度があるんで村に戻るとするよ何ちゃんとお前達二人の分は用意するさ」

「手伝わなくていいのか?」

「あぁ、大丈夫だメグとユイを借りるからな仲間なんだろ? ニヒヒ」

「という事らしいのでナギさん達はここで待っててください」

「夕飯の支度の前に藁と布団持ってきてやるよ」

「村に入れないとはいえ悪いな二人とも助かるよ」

 それから村長とメグとユイは村に戻りユイが藁を地面にひいてその上に布団を乗せてくれた野宿になってしまったがこれなら寝れそうだ。

「じゃ、夕飯に支度してくるわまたな」

「ユイありがとう」

「別にこれぐらい当然だろ仲間なんだから」

 そう言って戻っていきしばらくするとメグがトレイに料理をユイはテーブルを持ってきてくれた。

「お待たせしましたご飯ですよー」

「よいしょっとほらテーブルだ」

「二人分にしては大きいテーブルだな」

「何言ってるんだよナギ」

「そうですよこの大きいテーブルで私達も食べるんですから何て言ったって仲間ですからね」

「二人とも……」

「色々あったみたいだけど合流出来たんだそれにギルドも作ったしな家族なんだろ?」

「ありがとうユイ、メグ」

「メグ、ユイ今日のご飯は何だ? 肉はあるか?」

「今日の料理はご飯と干し肉と野菜のスープですね」

「肉が食えるのか嬉しいぞ」

「本当にクロは肉が好きなんだな」

「そうみたいだなアハハ」

 笑いながら皆でご飯を食べた仲間でもあって家族でもあるそれがギルド「ファミリー」だ。

「いやー食べた食べた」

「干し肉美味かった」

「もうクロさんったら」

「何だか食べたら眠たくなって……すーすー」

「ユイ寝ちゃったのか?」

「ナギさん達の事が心配でこの数日あまり寝れなかったみたいなんですきっと皆でご飯を食べて安心したんだと思います」

 ユイはメグに膝枕され寝てしまった。

「そうだったのか心配かけたな」

「いえ、私達が残っていても捕まっていたかもしれませんしね……」

「いや、二人がいなかったら元奴隷の人達を逃がすのは難しかったさありがとう」

「ナギさんは本当に優しいんですね奴隷の人達に対しても」

「僕が異世界から来たってのもあるかもしれないなぁ」

「そう……ですね……」

「メグどうかしたのか?」

「ナギさん少し昔話してもいいですか?」

「あぁ、いいぞ聞かせてくれ」

「昔、魔力の高い人間と無愛想なドワーフの奴隷がいました。その二人は主に命令された戦いで良く顔を合わせてはいましたが特に話す事はありませんでした。ですがいつも完璧に整備された杖を見て人間は勇気を出してドワーフに話しかけてみる事にしました」


「あのすみませんいつも私の杖を整備してくれてるのあたなですよね?」

「そうだけど何か問題でもあった?」

「いえいえ、そうじゃないんです! いつも完璧に仕上げてくれるのでお礼をと思いまして」

「別にあの嫌な主達に命令されてるからやってるだけだ」

「それにしても完璧ですいつもありがとうございます」

「あんた変わってるね同じ奴隷なのにお礼だなんて」

「んー実は話しかけたのには理由があってお礼ともう一つ」

「もう一つ? 何?」

「私メグって言うんですあなたのお名前教えてくれませんか?」

「名前何か聞いてどうするってのさ」

「いえ、その、あなたと仲良くなりたいなと……」

「ふーん俺小さい頃からここで鍛冶やってるから名前なんてないけど」

「え? お母さんに付けて貰わなかったんですか?」

「んー覚えてないよし、今日の仕事終わりとじゃあね人間」

「私メグですよ! メグ!」

「じゃあね」

「人間はめげずに休憩やご飯の時間の時など話しかけられる時に何度もそのドワーフの所に行きました」

「今日もまたあんたか……はぁ」

「あんたじゃなくてメグですよ! メグ!」

「あーはいはい分かった分かった」

「今日、私考えてきたんです」

「……何を」

「あなたの名前です!」

「は? 俺の名前?」

「はい! 考えてきたというか実は私、妹がいたんですお母さんのお腹の中になのでその名前をあなたにあげようと思って」

「何であんたの妹の名前を俺が名乗らきゃいけないんだよ」

「私その名前気に入ってるんですなので私が考えたので」

「いや、おかしいだろわざわざ同じ名前の奴を二人って」

「まーそうなんですけど妹には会えなかったんですだから実際には付けてあげられてないので」

「何、死んだの」

「奴隷商人から逃げてる時にお母さんは私を逃がすために時間稼せいでくれたんですけど私怖くて動けなかったんですそれで抵抗したお母さんは殺されましたそこで私やっと動けたんです私人間ですけど元々魔力が高くてそこでお母さんを殺した奴隷商人を殺しました」

「それで」

「その後私は魔力切れを起こすまで魔法を使って捕まって今に至るというわけです」

「ふーんま、ない話じゃないな」

「私あなたと仲良くしたいんです名前受け取って貰えませんか?」

「分かったよどうせ断ったってまた明日来るんだろだったら貰うよ名前」

「はい! じゃあ今からあなたはユイですよろしくお願いします」

「ユイって思いっきり人間みたいな名前だなドワーフっぽくない……」

「嫌ですか……?」

「あーもう嫌じゃねぇよ俺は今からユイだこれでいいんだろう」

「はい! ユイ」


「名前を貰ったドワーフとあげた人間は仲良くなり今も仲良しですめでたしめでたしどうでした昔話?」

「二人の仲の良さが分かったよでも、何でその話を?」

「ナギさんには知っておいて欲しかったんです私達の過去をナギさんもあの屋上で話してくれましたし」

「そっか話してくれてありがとう」

「いえ、こちらこそ聞いてくれてありがとうございます私はそろそろ村に戻ってユイをお布団にいれてあげないと風引いちゃいますので行きますね」

「あぁ、おやすみ」

「おやすみなさい」

 そう言ってメグはユイをおんぶして村へと戻って行った。

 まるで遊び疲れた妹に優しく接する姉のように。

「クロ寝ようか」

「ナギ俺達も兄弟になれるのかな人間と竜だけど……」

「なれるよ俺が兄ならな」

「じゃあ俺は弟か悪くないなイヒヒ」

 クロに布団を被せ眠りに就くクロ俺達に壁なんてないんだよあの二人のように……。

短めにしようと思ったら長くなりました。

これからもメグとユイを宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。