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第82話 紫刀の持ち主との戦い 壱

52件目にブクマしてくれた方ありがとうございます。

ジルこと大男が使ったクリスタルの呪文をゲートに変更しました。

「私は西の国の騎士、名はムラサキというま、この名は愛称だがなそれよりナギあなたは奴隷を勝手に解放したとの事で呼ばれたが相違ないか?」

 この騎士いや、ムラサキは西の国の騎士だと? 地図に載っていただろうか確認してる場合じゃないな。

「あぁ、僕が勝手にこの町の奴隷を解放した間違いない」

「そうかならば火竜を倒した英雄といえど罪人だ大人しくしてくれれば手荒な事はしない降伏してくれないだろうか?」

 俺は黒刀と火刀を抜き戦闘態勢を取る。

「降伏なんてしないし間違った事をした覚えはないあなたは相当強いだろうがこちらも負けるわけにはいかない!」

「なら、仕方ない全軍ナギ殿を捕えよ」

 ムラサキ以外の騎士達がこちらに向ってくる。

「クロ!」

「おう任せろ!」

 間にクロが入り騎士達を倒していく。

「ほう、竜使いとは伊達ではないみたいだな」

 いつのまにこんな近くに……! 一旦距離を取る。

「逃げなくてもいいじゃないか」

「何、ただ距離を取っただけさ黒撃! 炎撃!」

「竜刀の斬撃か……紫撃……」

 ムラサキが一瞬で剣いや、刀を抜き黒撃と炎撃を相殺する。

「そんな……黒撃と炎撃が一瞬で……」

 いや、それより奴の技一度の技で二つの攻撃を相殺しただと……

「あなたのその刀は竜具か……?」

「あぁ、紫竜から手に入れた紫刀だ能力は言わなくてもいずれ分かるだろう……」

 ムラサキが向かって切りつける防いでいるはずなのに俺の体を切っていくこれは……

「あなたの能力は一度に二度切る事が出来るだろう? だから先程の紫撃で僕の黒撃と炎撃を防いだんだ」

「聡明だな流石というわけかさぁ、続けよう」

 勝てるのか一度に二度来る斬撃……奴が向かってくる。

「くっ防いでるはずなのに切られる」

「そんなものかナギ殿よ」

 ダメだ今は、勝てない一度逃げよう。

「炎盾! 炎盾! 炎盾! クロ逃げるぞ」

「分かったナギ手に乗れ」

 ムラサキは炎盾で見えてないこれなら逃げ切れる。俺はクロの手に乗り飛んだだが、その瞬間右側にクロの手と共に地面に倒れる。

「グアアアァァァ」

 そんなクロの右翼と右腕が切られてる……! クロは倒れ町の建物を下敷きにしていた。

「クロ大丈夫か!」

 俺はクロの手から飛び出て「チェンジ」を使い緑刀を使い治そうとしたが。

「ナギ殿ここまでのようだな」

 首筋に紫刀が当てられている。ここまでか……。

「頼むクロだけは逃がしてくれ僕なら好きにしてくれていい……」

「そうしてあげたい所ですがこちらもかなりの負傷者が出ましたからね」

「せめて治すだけ頼む!」

「ま、いいでしょう無駄だと思いますが……」

 俺はムラサキの言葉を無視し緑刀でクロを治す。

「クロ大丈夫か?」

「ナギごめん逃げれなかった……」

「いいんだ僕が悪かったすまないクロ……」

「ムラサキ様助かりました後の事は俺達でやりますので」

「いや、私も残ろう我が兵よ帰還せよ」

「了解しましたムラサキ様」

 他の兵達が来た時と同じく黒い空間へと帰って行く。そんな様子を見ていると突然首に衝撃が走り気を失った。


「んっ……ここは……」

 っ首が痛む恐らくムラサキだろうそれよりここは……どうやらどこか地下の檻に入れられ手と足は鎖に繋がれ上半身裸だった。

「やっと目が覚めたか兄ちゃんよ」

 あの大男確か……ジルと呼ばれていたな……

「僕を捕まえてどうする気だ」

「何、こうするのさバシッ!」

「っいた……」

 ジルは鞭を持っていてそれを振り下ろした。

「本当は奴隷を躾けるための鞭なんだけどなニヒヒ」

 鞭がこんなに痛いとは知らなかった。

「クロはどこだ……?」

「クロ? あぁ、あの竜かそいつなら隣で気を失ってるぜ丁度いいおい持ってこい」

 一人の男がクロの首を掴み持ってきた。俺は怒りで鎖を壊そうとするが壊れないクロは翼と腕を切り落とされていた。

「よくもクロを……!」

「だから無駄だと言ったんです……」

「ムラサキお前がやったのか!」

「まさか私が竜にこんな事するわけありませんやったのは奴隷の主達です」

「くそくそ……僕のせいだ……」

「ナギ……大した事ない大丈夫だ……」

「クロ生きてるのか!?」

「竜とは生命力の強い生物です首を刎ねられなければ基本生きられます基本ね」

 クロの身体から黒い血が流れ落ちていたこのままでは出血死してしまう。

「止血をしてやってくれ頼む……」

「何様何だよ! お前は! シュッ」

「あぁっぐ……お願いします」

「誰が止血何かするかよこのまま殺してやる」

「待ちなさい竜とは貴重な存在です何も出来ないでしょう止血してあげなさい」

「しかし、ムラサキ様」

「いいから早く」

「ムラサキ様に感謝するんだなその竜止血してまた檻に放り込んでどけ」

 良かったクロは生きられるでも、俺は黒刀もないきっと死ぬだろうな……

「さて、お楽しみの時間だ俺達の奴隷はどこにやった?」

「……」

「そうか話したくないかならまた鞭だな」

 それからしばらく俺は身体を鞭で叩かれ皮が裂け血が流れ出る。

「そろそろお腹が空きました上で食事を取りましょう」

「そうですねへへお前が喋るまで遊んでやるからな楽しみにしてろガハハハ」

 ムラサキとジルそれから男数人は階段を上って行った。

「クロ大丈夫か? ちゃんと生きてるか?」

「……何とかナギこそ大丈夫か……?」

「あぁ、痛かったけど生きてる……」

「なら良かった……ナギ少し疲れた眠る……」

「あぁ、休んでくれ」

 俺は寝てなんかいられない痛みもあるが俺がみんなをクロを巻き込んだんだ俺が何とかしなきゃ何か使える物はないか……俺は辺りを見渡す檻から出たテーブルに俺の武器と服などがある何とかこの檻から出なくては……そんな事を考えていると上からではなく声が聞こえる。

「お兄ちゃんも捕まちゃったの……?」

「可哀想にまだ若いのに……」

「だ、誰だ? どこにいる?」

 辺り見渡すがどこにも人影はない。

「ここだよお兄ちゃん」

 目の前に白いモヤのようなそこには少女がいた。

「君は……?」

「私達は幽霊だよこの町で育って死んだ幽霊……」

「幽霊? 何で幽霊が僕の前に……?」

「その指輪じゃないかな?」

 指輪? 右手を見てみる確かに師匠から貰った指輪を付けていた。

「何で指輪だけ没収されてないんだ?」

「出来なかったからじゃよそれは水竜の指輪じゃろ? 浄化の力がある指輪悪しき物には付ける事も外す事も出来ない物じゃ」

「なぜこの指輪の事を知っているのですか?」

「何、奴隷になるずーっと前生前に聞いた事があるんじゃ呪いや亡者を浄化させる事の出来る指輪じゃと試しにこの子にその指輪を向けて魔力を込めてみなされ」

「分かりました」

 俺は、お婆ちゃんの近くにいた男の子に指輪を向け魔力を込めた。

「……やっと帰れる……ありがとうお兄ちゃん」

 そう言った男の子は涙を流しながら淡い光を放ちながら消えていった。

「孫を助けてくれてありがとう」

 お婆ちゃんは涙を流しながら俺にお礼を述べた。

「お兄ちゃん弟をありがとう何か代わりにして欲しい事ない?」

「そうだなここから出してほしいかな……」

「分かった! 少し指輪借りるね」

 少女は俺の指から指輪を外し自分に付け檻を抜け黒刀をあ持ち差し出してきた。

「今、檻をすり抜けて……」

「当たり前じゃん幽霊だもん!」

「でも、何でじゃあ黒刀を持てるんだ?」

「それは指輪のおかげですじゃ」

 どうやら話しを聞くと本来、壁を通り抜けたり普通の人から見えない幽霊だが水竜の指輪を付けると自由自在に能力を使えたり物を掴む事や使う事も出来るらしい。

「お兄ちゃん剣持てる?」

「鞘から抜いて持たしてほしい」

「うん、分かった」

 少女から黒刀を受け取り全ての鎖を切り壊した。

「ありがとうおかげで助かったよ」

「指輪返すね」

 少女から指輪を受け取り付け直し檻を切り壊し火刀と緑刀を持ちクロの檻を壊し緑刀で治した。

「クロ大丈夫か?」

「ナギありがとう助かったよ」

 そこで後ろから声がかかる。

「一体どうやって抜け出したんですか? ナギ殿」

「ムラサキかそれは教えられないな」

「そうですかでは、また捕まってもらいましょう」

 もう負けるわけにはいかないクロも治療したばっかりだそれに相性が悪い俺がムラサキを倒すしかない。

HJ大賞2018一次通過出来ませんでした……落選です……

結構ショックですがこれからも頑張ろうと思いますので

応援宜しくお願い致します。

感想などお待ちしてます。

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