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第73話 阿修羅 弐 覚醒

73話です。

この話はパソコンで書きました。

何度も見直しましたが誤字脱字などあったらすみません。


それからブックマーク登録してくれた

38件目の友人Pさんありがとうございます。

来週から読んでくれるとの事なので是非読んで下さい。

ここまで読んでくれるかな?

そして改めて39、40、41、新たに42件目に登録してくれた方

本当にありがとうございます!

察している方もいると思いますが勿論変な声は出ました。

もう定期ですね。

是非73話もお読みください。


長文失礼致しました。

 俺は、火刀を地面に刺し今の状況を確認するため辺りを見渡す……

 メグはライトニングボルトで攻撃していて阿修羅はそれを防御している。だが、いつ守りから攻撃に転じてもおかしくない。

 ユイはどうらやまだクロの治療に時間がかかっているのかクロの側にいる。

「状況は最悪だな……」

 思わず呟く。このままではいずれジリ貧になり俺達は阿修羅に殺されるだろう。剣で切り殺されるか奴に捕まり引き裂かれるかまたは魔法のレーザーで殺されるか……

 ダメだ! その考えは良くない。

 俺は、このパーティーのリーダーだ先ずは仲間の事を考えなくては今、逃げる事は恐らく可能だがまだ余力はあるはずだ。今回は様子見として逃げてもいいがあいつは……阿修羅は師匠を侮辱しリサさんを引き裂いた奴だ可能なら俺は俺達は皆阿修羅を倒したいはずだそのためには一旦メグを休ませよう。

「メグ! 僕と替わって一旦休め!」

 俺は地面に突き刺していた火刀を抜き阿修羅へと突っ込んで行く。

「わ、分かりました……ナギさんお願いします……」

 メグの疲弊が激しい。ライトニングボルトはかなり強力な魔法だ

師匠でさえ炎盾で防いでいた物だそれを師匠の時より長く使わせてしまった。

俺が不甲斐無いばかりに……

 俺はメグと入れ替わる瞬間一言「ごめん休んでくれ」と言い阿修羅の厄介な後ろ腕に黒撃と炎撃を放つ。

 だがその攻撃は阿修羅の防御魔法によって防がれてしまう。

「甘い甘いぞ人間そう何度も同じ手が通用すると思ってるのか? そうだ一つ教えておこうなぜ私が寺でお前が来たのに攻撃しなかったと思う?」

 何故だこいつほどのモンスターなら俺達がこの階に来た時から

察知していてもおかしくはないなのに何故攻撃しなかった……

「分からんようだなま、無理もなかろう人間それも弱い者には分からん行動だからだろうな」

 こいつは阿修羅は相当人間を下に見ているようだな。

「私ほどにもなると誰かがこの階に来れば分かるだが、待ち伏せなどはしない何故なら私は強いからだ待ち伏せなど弱者のする事そんな事を私がするわけがない。なら何故かと言うと私は強い。だから一度は攻撃を受ける事にしているんだ。だが人間というのは本当に面白いなぁお前の師匠とやらと全く同じ事をするもんだから思わず笑いそうになってしまたはアハハハハ」

 そこで奴は笑っていた顔から真顔になり。

「全然効きませんがね」

 悔しい俺だけじゃなくまた師匠まで馬鹿にされ必死に鍛えた技まで効かないと言われる。こんなに悔しい事があるだろうか……

「さて、そろそろ話しも終わりにしよう。何だその顔は悔しいのか今にも泣きそうじゃないか仕方ないほれ、もう一発打って来ればいい」

 そう言い奴は両手を広げ無抵抗ですとアピールする。

「ふざけなる! 自分の事はまだ良いだが師匠の事まで馬鹿にされてはいそうですかと言って攻撃などするか!」

「ふ、つまらんなら殺そう」

 奴が剣を振りかざし振り下ろす。

 避けれるだが、避けない! 2本の竜具の刀で奴の振り下ろされた剣を受け止める。凄い衝撃が体全身に伝わってくる。

「ほーう頑張るなぁならこれはどうだ」

 奴の後ろ腕からクロを射抜いたレーザーが飛ばされる。

 黒刀に力を込め何とか奴の剣を受け切りつつ空いた火刀で火盾を3重に展開させ弱まったレーザーを火刀で切り裂く。

「甘いのはお前だこっちにだって防御する技はあるんだ」

「またそれか……それはもう見てるんだよっ!」

 奴が怒り剣を何度も振り魔法でこちらを攻める。

 俺は力を振り絞るが体には剣で切られた傷が出来防ぎきれなかった魔法のレーザーを何度も浴びた……

 俺が、倒れる瞬間阿修羅の笑った顔仲間の声が聞こえたが目の前が真っ白になってしまった。


 誰かに呼ばれている気がする……

 誰だ俺を呼ぶのは……

「ナ……ギ……ナギ……頼む起きてくれ……」

 俺は呼ばれた声に聞き覚えがあるこの声は「……ユ……イか……?」

「ナギ! 目を覚ましたか良かった」

 俺は……あぁ、そうか奴の猛撃を浴び気絶してしまったのか。

 ユイの手には緑刀が握られている恐らく緑刀を使い治癒してくれたのだろう。

「ナギもうダメだ逃げようクロも傷は治したが目を覚まないナギが気絶してからはメグが魔法で応戦しているが今まで一緒に戦ってきたんだ見れば分かるもう限界だいずれメグも倒れる逃げよう……」

 ユイの言葉を理解し逃げるように決断しようとメグと阿修羅を見た時だった。

「ナギさん目が覚めたんですね……良かった私はもうダメみたいです三人で逃げてくださ」

 そこまで言いかけた所でメグが倒れる。

「メグ!」

 ユイと同時にメグに声をかける。

「弱い魔術師のくせに手こずらせやがってでも、これでもう後は雑魚だけですね。最後に人間よ面白い物を見せてやろう」

 そう言い奴は倒れているメグを掴み上げた。

 そこで俺は察して「やめろ阿修羅」と声をかける。

「何だ昔の女の話しもしたのか面白味がない。私がこれから何をするか察したみたいだな」

「ナギ、奴は何をする気なんだ?」

「奴は恐らくメグを引き裂く気だ師匠の愛した女性にした事と同じことを」

「ゲンの愛した女? メグが引き裂かれる……?」

「う……ぐぅ……」

 阿修羅がわざと手加減して気絶しているメグを弄ぶかのように引っ張る。

「や、止めてくれ大事な仲間いや、家族なんだもう来ないから離してくれ」

 ユイが必死に懇願する。

「頼み方がなってないですね」

「ぐ……うあぁ……」

「……ここにはもう二度と近付かないのでメグを離して……下さい……」

 ユイが土下座をして頼み込む。

 俺は、何をしているんだメグが引き裂かれそうになっているのをただ見てユイが土下座までして仲間を助けようとしているそれなのに俺は……

 俺は何をしにここ来たんだ? 強くなるためだろ。

 大事な仲間をアルグラウスで待っているルルを守れるように旅を始めたんだそれに師匠の仇も取るって……

 なのに俺は……

 俺は守りたいんだ……仲間を家族を!

 その時持っていた火刀から熱さを感じた。見てみると火刀から青い炎が発せられていた。

「な、なんで青い炎が……」

 いや、分かる。火刀が応えてくれたんだ俺の仲間を守りたいという想いに。

「な、青い炎!? 仲間をまだ殺してもいないのに」

「阿修羅分かってないようだなこの青い炎は仲間を殺された怒りで出るような物じゃないんだ……」

 そうだ師匠は仲間を失って青い炎を出したと思っているが違う。

 火刀はあの時リサさんの亡骸でも助け出そうとリサさんを守ろうとしたその想いで発動したんだ。

 俺は立ち上がり火刀を阿修羅に向け。

「仲間を離してもらおうか」

「大青撃!」

 青い火刀から放たれた青い炎はメグを掴んでいた右腕を切り落とす。

「ぐあぁぁぁあまたしても人間にその青い炎に」

 阿修羅の腕から落ちたメグを受け止める。

「メグ頑張ったな後は任してくれ。ユイ! メグを安全な所に!」

「あ、お、おう分かった」

 ユイは正座から立ち上がりこちらに向かってきてメグを受け取る。

「この私が人間如きに二度も腕を絶対に許さん……!」

「だったら人間じゃなかったらいいのか?」

 誰の声だ男の声が後ろから聞こえる。

 俺が、後ろを振り返るとそこには阿修羅ほどの大きさの黒い竜が居た。

阿修羅との戦い2話目です。

最初の時に比べたら戦闘シーンなど

表現出来ているんじゃないかなと思います……

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