第72話 阿修羅 壱 邂逅
いよいよダンジョン最上階の阿修羅と
戦います。
いつもより書くのに時間かかった割に
少し短くてすみません。
お読みください。
階段を登り切り鳥居のすぐ目の前へと来た。
「遂に来ましたね」
メグが少し興奮気味に言う。
「あぁ、ここから先にはあの阿修羅がいる」
くそっ身体が震える。これが武者震いなのか恐怖で震えているのかさえ分からない。
「ナギ大丈夫か?」
ユイが手を握ってくる。温かい……ユイの温もりが伝わってくる。
「ユイ大丈夫戦えるありがとう」
「俺が付いてるんだ心配するな」
ユイが胸を張り自分の胸をトンと叩く。俺はユイの手を強く握り返し離す。
「皆さっきも言ったがここから先には阿修羅がいる戦えるか?」
「勿論です白竜はいないようですが戦いますよ!」
「ナギ俺も戦うぞナギとクロのおかげで60階に白竜がいない事が分かったんだそれに俺達は仲間だ」
「皆、ありがとう必ず勝とうここに手を乗せてくれ」
俺はそう言い手を差し出す。
「これは……?」
「片手を重ねるんだほら早く」
皆、恐る恐る手を重ね俺は宣言する。
「阿修羅は強いでも、僕達も師匠に鍛えてもらって強くなった。僕達なら阿修羅を倒せる! 必ず!」
「何だか気合いが入るな」
「そういうもんだからね」
本当はおーとか言うんだけど小恥ずかしかったので言わなかった。
「ユイこれを持ってくれ」
俺は緑刀を手渡す。
「おい! いいのか大事な緑刀を!」
「ユイだけじゃない今ここにいる皆は信頼出来る。誰かが傷を負ったら素早いユイがこれで治してやってくれ」
「あぁ、分かった離さないで持っておく」
ユイが両手で大切に緑刀を抱える。
俺も黒刀と火刀を抜き戦闘態勢に入る。
皆の顔を見て頷き鳥居をくぐる。
「広い石畳の場所……ゲンさんの言った通りですね」
「あぁ、そうだなそれに正面に寺がある」
「あそこに阿修羅が……」
「グルルル……」
クロの唸りが強いやはりこの向こうにいるのは相当強い敵なんだな。
俺は、寺に入ってみる事にした。
「俺が、様子を見てくる寺の中では狭くて戦いずらいはずだから敵を引き付けてこの場所に戻ってくる皆待機していてくれ」
「ナギ気を付けろよ」
頷き寺へと近付く大きな寺だ戶を開けるときぃっと音がなる。忍び足で中へと入っていく。
中は薄暗く火刀に火を灯し辺りを見やすくする。そこに奴は居た。阿修羅だ。
一気に俺の心臓は高鳴る。黒刀を持つ右手で胸に手を当てる。静まれ静まれ。
「すーはーすーは落ち着け奴はまだ動いてない」
俺は大きな阿修羅を眺める。
「デカいなあの熊よりデカいんじゃないか……」
恐れるな恐怖は身体を動かなくする。俺は思い切り阿修羅を攻撃する。
「黒撃! 炎撃!」
黒刀と火刀から放たれた斬撃は阿修羅の前腕に片方ずつ当たり腕に傷が出来る。
「黒撃でも切り落とすまではいかないか……」
その瞬間、阿修羅が目を開け。
「キエェェェ」
思わぬ叫び声に耳を塞ぐが阿修羅の足が動きこちらを蹴ろうとしてくる咄嗟に刀で十字に防ぐが凄い勢いで戶と一緒に広場へと吹き飛ばされた。
「ナギ大丈夫か? どうした?」
「皆、阿修羅だ先手は打ったが動き出した寺から出てくるぞ!」
阿修羅が寺の屋根や壁を壊しながらこちらに近付いてくる。師匠の言っていた通りさっき切った腕は何も持ってなく中腕は両方剣を持ち後ろ腕は何も持っていないが魔法を使うという事だ。
「お前等が次の私の相手か」
何と阿修羅が話した。
「あぁ、そうだお前を倒しに来た! それと前に来た師匠の仇も取らせてもらうぞ!」
「前に来た師匠? あぁ、あの剣士かくくっアハハハ奴は弱かったのう女を引き裂いた時は冷りとしたが尻尾を巻いて逃げて行きおった」
「師匠の事を笑うんじゃねぇよ師匠が逃げたのはてめぇが引き裂いた女の人を助けるために逃げたんだそれを笑うな……」
「人間と話してもつまらんさっさとかかってこい」
「言われなくてもこっちから行くさ」
俺は突っ込んでいき奴の体勢を崩すため足に斬撃と炎撃を打ち込み近付くと。
「大炎撃!」
阿修羅の右足を切り体勢を崩した奴は片膝を付く。
「メグ魔法だ!」
「はい! ライトニング!」
メグは修行の成果で魔法を発動するのが早くなりライトニングをすぐ発動させ奴の身体の至る所に雷を落とす。
「ぐあぁぁぁ」
「まだまだいきますよ! ライトニング! ライトニング!」
何度も雷が落ち奴の悲鳴が聞こえる。
「調子に乗るなぁ人間がぁ!」
奴の後ろの腕から防御魔法が展開されライトニングを防ぐ。
「メグ、ライトニングボルトだ俺が時間を稼ぐクロ行くぞ」
「ビャア」
俺はクロに乗り防御魔法を発動させてる後ろの腕を切り落としにかかる。
「クロ狙うのは後ろの腕だ上手く回り込んでくれそこを切る!」
「ビャ」
クロと俺を狙い奴の前腕が掴もうとするがクロのスピードに付いてこれないのか捕まえられない。
「何とか回り込めそうだな」
そう思っていた時奴の中腕の剣がこちらに向かってくる黒刀で受け流すが手が痺れる。
「ちっ受け流しただけで痺れるのか何て威力だ」
何とか回り込んだ所で炎撃を3度放ち奴の後ろ腕に傷を作る。
「よしクロその調子ださっき狙った所をまた狙いに行くぞ」
「甘いわ人間」
奴の後ろ腕の手が光り白いレーザーが物凄いスピードで飛んできてクロの翼を射抜く。
「クロ! 大丈夫か?」
「ビャ……」
翼を射抜かれたクロは飛べなくなりゆらゆらと阿修羅から離れた所に落ちる。
「クロしっかりしろ!」
そうだユイに治してもらおう。
「ユイ! クロの怪我を治してくれ」
こちらに走ってきていたユイが頷く。
「ライトニングボルト!」
その時メグの魔法が発動する。どうやらライトニングボルトの時間は稼げたみたいだ。
「ナギさんクロさんは大丈夫ですか?」
メグが魔法を発動させながら問いかける。
「今、ユイに治してもらってる僕も今向かう!」
「クロ傷が治ったら飛んで来てくれ」
俺はクロとユイの元を離れライトニングより威力の高いライトニングボルトを受けてる阿修羅に近付く。
奴は変わらず魔法を後ろの腕で防御魔法を張っていた。
どこから攻める……そんな事を考えていると奴の剣がこちらに向かってくる。
今度は2本の刀で後ずさりしながら受け止めるが今度は反対側から剣が来る。
片手で奴の剣両方は受け切れないと判断し後ろに飛びもう一方の剣の攻撃を回避する。
「逃げてばかりで私に勝てるのか? 人間」
「黙れ! お前は必ず倒す」
くっでも、どうする奴に近付くと剣が来るそれにまだ2本の前腕もあるやはり切り落とすしかないか対策を立てないとこのままではいずれメグの魔力が切れてしまう……何か策を……
まだまだ阿修羅との戦いは続きます!
構想は練れてるので後は文字にするだけ?
でしょうか頑張ります!




