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第61話 初ダンジョン 参 オーク

16日分の投稿だと思ってください。

 ここが30階か。

「2人はよくここで戦ってたな……」

「私達も少ししか進めてませんけどね……」

 セーフゾーンの向こう側はオークで溢れていた。

「こんなモンスターの量は熊以来だなぁ……」

「熊? 熊と戦ったのか?」

 あ、ついこのような光景を見てしまったので呟いてしまった。

「あ、あぁ、熊の群れと戦ったんだそれに似てるなぁと思ってな」

「確かに。最早群れに近いな」

「でも、やるしかないか」

 火刀を抜き構える。

「ナギさんやる気ですね戻ろうとは思わないんですか?」

 そう言いつつユイから手渡された杖を受け取るメグ。

「戻れないな強くなりたいんだ。その杖は何でユイが持っていたんだ?」

「この杖はユイに調整してもらってたんです。20階までは杖が無くても戦えると思っていたので持ってもらっちゃいました」

 杖を持ったメグは似合ってるな。如何にも魔術師といった風貌になる後は唾の広い帽子を被っていたら完璧だ。

「クロやるぞ」

「ビャ」

「では、行きましょうかナギさん前衛をお願いします私は魔法の詠唱に入ります」

「分かった任せたぞ」

 俺はセーフゾーンから出て近くにいるオークを黒刀で切る。

 不意を付かれた形になり背中からオークは切られ塊となって消える。

 俺は更に火刀でもう1匹焼き切り黒刀で斬撃を飛ばし更に3体倒す。

 後ろを見るとセーフゾーンから出てメグが杖を掲げ集中していた。どうやら詠唱? をしているのだろうか?

 どのくらいの時間で詠唱が完成するかは分からないがオークは減る所か戦ってる音に寄って来たのか集まってくる。

 クロは、ボア同様噛みついたり火を吐いて戦っている。

 俺は、黒刀の斬撃を飛ばした様に火刀に力を込め火を纏わせ斬撃を飛ばせるか試してみた火刀からは火の斬撃が出てオークを焼いた。

「くっ倒すまではいかないか……」

 まだ扱いに慣れていないのか倒すまでは至らなかった。だが焼かれたオークは膝を付き倒れている。

「ナギさんクロさん離れてください!」

 俺とクロは見合わせ頷き後ろへと飛ぶ。

「ライトニング!」

 オークの頭上から雷が現れオークに雷が落ちる。

 一帯のオークを全て雷で倒した。

「凄いな魔術師はおの量をあっという間に……」

「いえ、前衛に優秀なナギさんとクロさんが居てくれたおかげです強い魔法は詠唱に時間がかかりますからね」

「詠唱はどうやってしているんだ?」

「イメージするんです集中してオークに雷が落ちるイメージをその集中が高まった時、魔法は発動します」

「どうやら俺には強い魔法を使うのは難しそうだな」

「何年も修行するらしいですからね。私は……そんな時間ありませんでしたから魔法を発動をしていなかったら死んでいただけです」

 俺はメグに何も言えなかった。

 メグが魔法を使える事に関係している話しだが生死がかかっているそんな環境で発動していなかったら死んでいた何て言われては何も言えない。

「その話しはいいじゃないか俺が回収する他に敵が来ないか見ていてくれ」

 ユイが水晶の塊の回収に入る。

 俺とクロは辺りを警戒する。クロの索敵に引っかからない今の所近くにはいないみたいだ。

「メグ近くのオークは倒したみたいだどうする?」

「そう……ですね40階に繋がるセーフゾーンを探しましょう」

「分かった」

 ユイの回収が終わり先へと進む事にした。

 オークは通る道から次々と出てくる。

 その度俺が二刀流でオークを切る。

 メグはさっきと違いすぐ発動出来る「ファイヤー」といった初級魔法を連続で発動しオークを素早く倒していく。

 俺が先頭をきっていて一つ怖いのは後ろからメグの魔法やクロの吐いた火が飛んで来る事だ。いつか間違って俺に当たるんじゃないかと冷や冷やする。

「な、なぁメグ クロ俺にお前達の火当たらないよな……? さっきから怖いんだが……大丈夫……だよな?」

「だ、大丈夫ですよ……ちゃんと狙ってますし……変な方向に急に飛んだりしなかったら……」

 最後の方声が小さいぞ本当に大丈夫だろうな……

「ビャ……ビャア」

 お前までメグと似たような事を言うな!

 今日の宿で肉が出たら食ってやるぞ!

「ナギ大丈夫だ例え火が当たってもお前の背中は燃えるだろうが緑刀で治せるだろ?」

「ユイ、それは大丈夫なのか?」

 いくら緑刀で治せると言っても痛いと思うんだが……

 それからもオークは出てきただがセーフゾーンに寄り休憩を挟みながら転移セーフゾーンを探してダンジョンを進む。

「中々転移セーフゾーンが見つからないな」

「でも、もう2ヶ所セーフゾーンを見つけているので後一つ見つければ転移セーフゾーンだと思いますよセーフゾーンは転移セーフゾーンを入れて3ヶ所と今までのダンジョンではなっていましたのでもう少し頑張りましょう」

「あぁ、頑張ろう」

「グオォォ」

 またオーク……もう見飽きた……

 オークは武器を掲げこちらに向かってくる。

「やっちゃえナギ」

「命令するなちっこいの」

 俺はオークの剣を黒刀で受け止め火刀で胴体から焼き切る。

 オークは焼かれた腹を抑えるが水晶の塊となって消えた。

「良くやったなナギ褒めてやろうお前達は使えるそれから俺の背の事を言うな」

 ユイが睨んでくる。

「そんな上から言ってくるやつには止められないな」

「ちっ」

 舌打ちし塊を投げてくる。俺は黒刀で弾く。

「危ないだろしっかり回収してくれよ」

 俺は弾いた塊を拾いユイに投げる。

 ユイは俺が投げた塊を受け取り大きなリュックへとしまう。

「分かってるよバカ」

 何とも口の悪いやつだ。

「ナギさんあそこを見てください。転移セーフゾーンじゃないですか?」

 メグに言われた方が見る。

「お、本当だ水晶が浮いてる行こうか」

 俺達は転移セーフゾーンへと着いた。

「皆準備は大丈夫か?」

「大丈夫です」

「ビャ」

「大丈夫だ」

「よし40階に行こう」

 4人は水晶に触れ40階へと転移する、

 大分転移にも慣れた。

「ここが40階か」

「周りは石造りになっていますね」

「恐らく敵の種類が大分変わるだろう気を付けた方がいい」

 皆も今までのダンジョンとは違う雰囲気を感じ取っていた。

「ビャアァ」

 クロが敵を見つけたらしい。そちらを見ると石で出来たゴーレムが歩いていた。

「どうやら次の敵はゴーレムみたいだな初めて見たが強いのか?」

「私達も初めて見ます戦ってみるしかないですね」

「ナギ気を付けろよ」

 それは俺に行けと言っているのか言われなくても行こうとは思うが。

「俺が、様子を見にまず戦ってみる3人はここに居てくれ」

「分かりました気を付けてください」

 俺は、セーフゾーンを出てゴーレムへとゆっくり歩いていった。

次の敵はゴーレムになります。


活動報告の件すみませんでした。

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