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第57話 酒場後編

56話のタイトル酒場かは酒場前編と変更

させていただきます。

「本当に竜がいるのか?」

「あくまで噂です竜の情報なんていつも噂話です。そもそも竜に会うことは難しく会えた者は死んだ者かその竜を倒し生き残った者がほとんどですからね」

 確かにそうだ。火竜とは生死を伴う戦いをした。

 緑竜さんとは偶然会いしばらく行動を共にした。

 俺らが、竜と会い過ぎてるのかそれにこれから挑もうとしているダンジョンにはまた竜がいるらしい。

「ナギさん考え中申し訳ありませんがこちらはなぜ竜について知りたいか話しました。今度は、ナギさんがお話ししていただきたいです。」

 そういえばそうだったな緑竜さんの事とクロの詳しい事は話せない火竜の事を話そう。

「すまない2人ともこちらは噂にもなっていると思うが火竜の話しをしようと思う僕は東にあるアルグラウスという国で指南役として働いていたんだそこで訓練中に空から火竜がやってきたんだ恐らく俺達を狙いに」

「なぜナギさんとクロさんを狙いに来たんですか?」

「これは聞いた話しなんだが竜は強い者の所に集まる習性? みたいなのがあるらしい恐らくそれに俺達が引っかかったんだろう」

「なるほど続きをどうぞ」

「火竜は酷い暴れようだった何人者の犠牲が出たそれをなんとか国の兵士達や戦士そしてクロと協力して倒したんだそれで火刀を得た」

「火刀を得た事についての大まかな説明は分かりましたその背中にある黒刀と緑刀については話して頂けませんか?」

 やっぱり気になるよなこの2人からしたら確かな情報源がすぐ目の前にあるんだ出来るだけ引き出したいよな。

「緑刀について詳しい事は言えない一つ言えるのは俺は緑竜を倒してこの刀を得たわけじゃないそれと黒刀だがこれは……」

 黒刀の説明をどうする……。

「これも黒竜を倒して得た物じゃないだが俺が持っている3本の刀は全て本物だこれ以上詳しい事は言えないすまないこちらの都合もあるのでな」

「ナギ、お前は竜具を集める旅をしているのか? 

実はここのダンジョンの噂も知っていてそこにいるかもしれない竜を倒し新たな竜具を得ようとしているんじゃないのか?」

「いや、違う! 黒刀と緑刀は成り行きで手に入った物なんだ火刀はいきなり火竜に襲われなんとか倒し王から褒賞として得た刀だ」

「俺は、ナギ正直疑っているぞさっきの説明だけでは納得出来ない事が多いしっかり話して欲しいと思う」

「分かった付け加えよう。火竜と戦う時にはすでに黒刀を所持していた。隣りのクロは最初手の平サイズほどの大きさだったが成長し火竜との戦いでは卵になりもうダメかと思った時卵からこの大きさほどの黒竜となりクロに乗り黒刀で火竜を倒したんだ」

「火竜との一件、黒刀の事そのクロの事も何となく分かっただが緑刀について話せないのはなぜだ?」

「それは……2人は白い竜に助けられたんだったな俺も緑竜に助けられたんだ。だが、僕の僕達の力不足で緑竜は一度死んでしまったその時に緑刀を得た」

「ナギ、一度とはなんだ? まるで今も生きているように話しているが竜は一度死ぬと数年後に生き返るものじゃないのか」

 しまった……このままでは緑竜さんについて深く聞かれてしまう。

「ナギどうなんだ!」

「ユイ! もういいじゃないですかナギさんは充分話してくれたと思いますナギさんと緑竜は敵対関係にない事はあなたも分かったでしょうナギさんにも話せない事があるのは最初に言っていたでしょう?」

「ナギ……すまなかった」

 ユイが頭を下げ謝る。

「俺達は、白い竜にまた会ってお礼を言いたかったんだナギが竜に詳しそうだったのでつい熱くなってしまったすまない」

「いや、こちらも全て伝えたいのだが言えない事もあってなすまないこれ以上は……」

「ナギさん大丈夫です。今の話しを聞けただけでも充分な収穫ですありがとうございます」

「白い竜がいるなんて知らなかったそれに話したくない事を話してくれてありがとう」

 何だかお互い気まずくなり沈黙となる。

「ビャビャア」

「クロお前は……」

「クロさん何ておっしゃったんですか?」

「料理が冷めちゃう食べないなら食べたいって……」

「随分と食いしん坊な竜だな」

「返す言葉もないよ……こいつは食べる事が好きでな特に肉が好きなんだ」

 俺は、そう言い唐揚げの食べかけを食べ残りをクロのお皿に乗せた。

「ナギさんはクロさんの言っている事が分かるのですか?」

「こいつが小さい時は分からなかったんだが火竜の一件で進化してからはクロの言ってる事が分かるようになったんだ」

「なるほど。竜は成長して進化? するか年を取ると言葉が分かるようになるのだろうか?」

「あぁ、恐らくそうだと思う白い竜も大きかったんだろ?」

「かなりデカかったなそれにしっかり喋っていたぞ」

 なるほど竜にもよるが大体は話せるようになるのだろう。火竜ともあんな出会い方をしていなかったら話せたんだろうか……

「それとナギさんもう一つの話しのダンジョンで私達とパーティーを組みませんか?」

 すっかり、ダンジョンの事を忘れていた。

 パーティーかメグもユイも強いだろうしダンジョンにも行っているのだろう悪くはない話しな気がするそれに腹を割って大分話せたとも思う。

「分かったとりあえずパーティーを組もうダンジョンには4人で挑むものと聞いたし」

「本当ですか! 良かったナギさんクロさんよろしくお願いします」

「さっきは熱くなってしまったがナギ、クロこれからよろしく頼む」

「こちらこそよろしく頼むよ」

「ビャア」

「因みにこれからダンジョンに行く事は出来るかい?」

「これからですか? 何か急ぎの用でもあるんですか?」

「いや、力を付けたくてこの町に来たんだ。ギルドでは邪魔が入ってダンジョンに行けなかったが出来れば今日行きたいんだどうだろうか?」

「メグいいんじゃないかそれにギルドでパーティー申請もしなくてはならないだろうそれに俺達も更に力を付け早く最上階にいるかもしれない竜に会おうあの白い竜かもしれない」

「助かるよそれじゃあ飲み物と料理を片付けてギルドに行こう!」

「えぇ分かりました」

 俺達は、話しも纏まり料理を食べ飲み物を飲みマスターの店を出てギルドへと向かう事にした。

35件目にブックマークしてくれた方

ありがとうございます!

本当に励みになります!


是非57話もお読みください。


今回の57話で10万文字達成しました。

これからも竜と異世界生活を

よろしくお願いします。

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