第37話 西の村
大変遅くなりすみません
話しを練るのに時間かかりました。
どうぞお読みください。
それからしばらく飛んだ後、村が見えてきた俺達は、村の入口で降りた。
すると村から人がどんどん集まってきて周りを囲まれてしまった。
これは……外から来た余所者を排除したりとかされないだろうか……?
「あ、あのぅ……何か……?」
「うっわーすげぇ竜に乗ってきたぁ!」
「アンタ兵士かいそんな剣を2本も持って」
「どこからきたのー?」
村の人から質問攻めにされる。
「あ、あの僕達は、ここから東側にある大きな木の下から来たのですが」
「え?」
村人一同驚きの表情をする。まずい事を言ったか緑竜の事は伏せたんだが……
「あんた神様の使いかい?」
「神様の使いとは……?」
「あの大きな木の下には神様がいるんですね、村長!」
すると村長が人集りから出てくる。
「あの木の下には、自然の神様がおるこの一帯の森を動物を天気を全て操る事が出来る神様が」
「あの見た事があるんですか?」
「実際に見た事はないじゃが昔この村では作物が上手く育たず飢えに苦しんでいた時空に大きな影が出来たその一瞬雨が降り作物は育ち村は飢えから救われたのじゃ」
その影とは緑竜さんだろう。
飢えに苦しんでいた近隣の村を力を使い
作物を育てたのかやはり良い竜だ。
「それがなぜあの大きな木の神様になるのですか?」
「それは、その当時の子供が大きな影が東の方から来てあの大きな木に向かって行ったからじゃと子供の意見だとしてもこの村の大切な住民じゃ子供だからといって無下には出来ん」
子供の言うことも真剣に聞ける大人は立派だこの村は良い村みたいだな。
アルグラウスといい俺が行く国、村そこの人々はみんな良い人達ばかりだ。
でも、アルグラウスには奴隷制度があったか……
それも無くしていきたいなアルグラウスに戻ったら王に頼んでみようそれで救われる子達は多いはずだ買ってる側には何からしらの対処もしなくてはいけないが……
おっと今は、この村だな。
「なるほど、その大きな影いや、神様のおかげでこの村が救われたのは分かりました」
「分かってくれたかありがとうそれでお主は一体何者じゃ?本当に神の使いなのか?」
「僕達は……」
なんて言おう神の使い? 友達か? さてなんて言ったら怪しまれず済むのか……
「僕達は、神の使いみたいな者です名はナギこの黒い竜はクロと言います。この村で困っている事があると聞いてここに立ち寄りました」
「ビャアァァ」
正直には言えないが神の使い? という事にした
「そうかそうか……それはありがたい今この村は危機に瀕しておるのじゃナギよ村人達を見て何か気付く事はないか?」
そう言われ俺は、村人達を見てみる気付いた事が一つある。
「男性の村人が、少ないですねどこか狩りにでも出掛けているのですか?」
「いや、家の中で休んでおる怪我を負った者が多くてな今この村はあるモンスターの群れに狙われておるのじゃ」
「モンスターの群れ? なぜ狙われているのですか? 縄張りにでも侵入したんですか?」
「それはいつも通りの平和な日々じゃった女は家で料理を作り子供は元気に遊んでいた。男は狩りに出ていた時の事じゃった狩りから帰ってきた男達の数は減り何人も怪我を負って帰ってきたのじゃ話しを聞いてみると沢山の熊のモンスターの群れに突然襲われたのじゃ」
「この村は、何か恨みでも買ったのですか? あまりモンスターについて詳しくはないのですが執拗に村を狙ってくるものなのでしょうか?」
「普通のモンスターは、基本こちらから攻撃しない限り危害を加える事はないが強いものや強いものが集まる所には強いモンスターが現れるといった所かのぅ」
ふむ……モンスターの行動概念が完璧に理解出来た訳ではないが大体分かった。
「とりあえず、僕達はそのモンスターの群れを倒せば解決という事でしょうか?」
「ナギにクロよ神の使いであるそなた等にこんな事を言うのは気が引けるのじゃがそなたら2人だけで倒せるのか……? 群れじゃぞ?」
「まぁ、人数こそ少ないのは確かですがこの黒竜は、まだ子供ではありますが強いと思いますよ自分は竜使いでもありましてそこいらのモンスターでしたら倒せます」
危ない危うくアルグラウスで兵士達に指南役として働いていたと言うとこだった。
俺は今、神の使いとしてこの村に来たのだった。
「そうか、神の使いがそこまで言うのなら大丈夫そうじゃな失礼な事を聞いてすまない」
「いえ、この村の村長ですから心配なのは分かります」
「これから、討伐に向かおうと思いますがそのモンスターの群れはどこにあるのでしょうか?」
「モンスターは、毎日来るわけでは無く2、3日に1度襲撃に来るのじゃ次に来るとしたら明日来ると思う。今日は、ここで休んで明日村の男で動ける者と一緒に討伐してほしいじゃがどうじゃろうか?」
「分かりました。今日はこの村で休ませて頂きますそれから群れの情報や戦略なども出来る限り立てたいと思います」
「あぁ、一先ず村に入って休んでくれ戦略は夜考えよう。それまではヒナの家で休むが良い」
「村長分かりました。ナギ様方お家にお連れしますので付いてきてください」
ヒナと言う10代前半の褐色の良いお淑やかな黒髪の子は俺達を家へと案内した。
普通の木で出来た家だな昔の日本の家屋? を小さくした物に近い。
「落ち着くいい家ですね」
「村の者が一から建てたんですよ今の言葉を聞いたらとても喜ぶと思います」
「あのぅ一つ聞いてもいいですか? 神様はお供え物何が好きなのでしょうか?」
「お供え物ですか? 肉以外それから上手く焼けた焼き魚が好きみたいですよ後は野菜、果物でしょうか」
「そうだったんですか焼き魚……今度焼いてお供えしなきゃ」
「もしかして、ヒナがお供え物をいつも届けていたのかい?」
「はい、届けに行くと無くなっていたのでちゃんと食べてくれていたのか気になっていたのですがその様子だと食べてくれていたみたいですね良かった次からは焼き魚を必ず持っていきます!」
「それは、神様も喜ぶと思います是非そうしてあげて下さい」
緑竜さん次からお供え物に焼き魚が加わりますよ。
良かったですね。俺はあの焼き魚を食べニカッと笑った緑竜さんの顔を思い出す。
本当に喜ぶだろうな……
「あ、焼き魚なるべく多くお供え物してあげてくださいその方が喜ぶと思います」
「そうなんですか分かりました」
これで、1匹とかは無くなったな沢山焼き魚が食べれて喜ぶだろうな……。




