第35話 緑竜 参 初めての漁
お待たせ致しました。
35話投稿です。
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ありがとうございます!
まだまだ増えるよう頑張らせて
いただきます!
その後は、雑談をして寝ることにした。
緑竜さんは、大きな草を集めてくれて簡易的なベットを作ってくれた。
「そこで寝るがよいナギ、クロ」
「わざわざ、ありがとうございます」
俺とクロは、緑竜さんが作ってくれたベットに横になる下の土が思っていたより柔らかく意外と寝やすそうだ。
「緑竜さん、今日は色々ありがとうございますあの明日もまだ聞きたい事があるんですが聞いてもいいですか?」
「もちろん何でも聞くがよい答えれる事は答えよう」
「ありがとうございます。緑竜さんおやすみなさい。クロおやすみ」
「ビャァ……」
「ゆっくり休むがよいナギ、クロ」
昨夜はぐっすり眠れた。
アルグラウスを出発して天気が悪くなり緑竜さんに会い良い竜で安心出来たのか安眠だった。
「クロおはよう」
緑竜さん……はまだ寝てるみたいだ。
睡眠時間は長いみたいだ。
昨日は、果物をご馳走になったし何か恩返ししたいな川で魚でも捕ろうか……
リュックからメモを取り出しペンで朝食を捕ってきますと置き手紙をして木から出る。
俺はんーと大きく伸びをしリュックを背負う。
クロは大きな欠伸をしている。
「クロ、昨日は良く寝れたか?」
「ビャアビャア」
「そうかなら良かったよし川に行くぞ! 魚や貝それに甲殻類なら緑竜さんも食べてくれるかもしれないし」
恩は何かしら返さくてはいけない。
クロに乗り近くに川がないか探してみる。
昨日、熊が出た川より近い所に見つける事が出来た。
「さてさて、何かいるかなークロ降りてみよう降りたらまず辺りを警戒だ……!」
「ビャア」
地面に降りる。
黒刀を抜きすぐに戦闘へと移れるように準備をする。クロも言われた通り辺りを見渡す。
「何もいなさそうだな……」
こくこくと頷くクロ俺は黒刀をしまい。
川に近付く何かいるかなーお! 小さいが魚がいるぞどうやって捕ろうか……
釣り竿なんてないしあ、捕れても食べれる魚か分からないな毒とかはないと思うがま、川の魚だし大丈夫だろう。んー使えそうなのは黒刀と火刀ぐらいしかないんだよなぁ……
一先ず、黒刀を抜き川に静かに入りゆっくりと近付く逃げるが捕まる事はないと鷹を括っているのかあまり離れはしない。
見える魚の内1匹に狙いを定め黒刀で突いてみる。
「よっと!」
何と魚が……
捕れないそりゃそうか水の中にいるんだもんな。
簡単には捕れないか困ったな……俺が考えているとクロが飛び反対側からこちらに近付いてくるすると、クロから逃げた魚がこちらに向かってくるそうか追い込み漁か!
俺はこちらに逃げてくる魚数匹に狙いをつけ何度か突きを放つすると3匹黒刀に串刺しとなった。
「クロやったぞ! 3匹捕まえた!」
羽をバタバタとして喜ぶクロこの竜天才か……
クロのおかげで3匹も捕まえられた。
その後もクロとの追い込み漁を数回し追加で4匹も捕まえる事に成功した。
合計7匹これなら1人2匹は食べれるぞ!
そろそろ緑竜さんは起きただろうか。
「クロ一旦緑竜さんの所に戻ろう」
俺はクロに乗り大きな木の根本の緑竜さんの巣へと戻っていく。
「緑竜さーん起きてますか?」
「ムシャムシャお、ナギか起きてるぞー何か取ってきたか?」
緑竜さんは草を食べていた。
「クロと協力して魚を捕まえてきましたよ緑竜さんは、魚なら食べても大丈夫ですか?」
「魚も基本食べんが全く食べないわけじゃないぞ肉は食わんがな」
良かったこれで魚も食べないなんて言われたらお返しが出来ないとこだった。
「これから、魚を焼くので出来たら一緒に食べませんか?」
「ほほーう焼き魚か珍しいいつもは生で食べてしまうからのぅ焼き加減が難しくて焼いたのはあまり食べた事がないのじゃ」
「ちょっと待っててくださいね」
ここで普通の人なら火を起こすのに苦労するとこだが俺には二つも方法がある。
その方法とは木を集めクロに火を吐いてもらい木に移し魚を焼く事だもう一つは火刀で串刺しにして
焼くだ!
俺は天才だこんな事を一瞬で思い付くなんて……
俺が恐ろしいよなんて冗談はさておき。
どっちにしようか?
ま、普通に炙り焼きにするかアニメで見たことがあるぐらいだが流石に火刀を使うのは火竜に悪い気がした。
手頃な木を集めクロに燃やしてもらう。俺は魚を木に刺し7本火の周りに並べる。
見たアニメではこうして遠火で焼くらしい。違うかもしれないが……
リュックから料理長から貰った調味料の内の一つ塩を取り出し魚に振りかける。
んー涎が出そうだ。口の中の唾液の分泌量が増える因みにクロを見るとヨダレを垂らしていた。全く……お前は……どんだけ食いしん坊なんだ……
しばらく、魚を遠火で両面焼いた所で5本串から外し葉っぱに魚を3匹と2匹で分け緑竜さんとクロに差し出す悩んだがヨダレを垂らすほど我慢しているクロには3匹の方を渡した。
俺は串に刺したまま葉っぱに乗せた。
「焼き魚です。初めて焼いたのでもしかしたら焼き加減失敗してるかもしれませんが……」
「ちゃんと焼けてそうじゃがのぅわしが、やると黒くなるんじゃ」
それは火力が強過ぎるのでは……
「さて、いただきます!」
「ビャアァ!」
「いただくぞ」
クロは、勢い良く魚にかぶりつく何とも美味そうに食う。
俺も、食べてみようパクッとおお、ちゃんと焼けてる! しかも美味い皮はパリパリとしていて中はほろほろだ! 小骨も大して気にならずどんどん食べていく。
「緑竜さんお味はどうですか? 上手く焼けてると思いますが……」
「ナギ、これが焼き魚か……黒くない焼き魚これは……美味い美味いぞ! 強いて言うならわしには量が足りないと言うとこだろうか」
確かに、緑竜はクロとは違い大人の竜だそれが小さい魚2匹では……
「すみません、初めての漁でしたのであまり取れず……」
「何、気にするなこんな美味い焼き魚が食べれたのだわしは嬉しいぞ」
ニカッと笑う緑竜さんそんな笑顔を見せられるとこちらも嬉しい。
「喜んで貰えてこちらも嬉しいです。昨日のご飯や寝床まで使わせてもらったので何か恩返しがしたくて」
「別に気にする事などないのにのぅ」
どうやら焼き魚は満足してもらえたようだ。
それより、さっきから俺の2本目の魚を狙っている竜がいるんだが少しは遠慮と言うものを知らないのか……
数口、食べ残りはクロにあげた。何とも嬉しいそうに食うやつだ。
ったくこいつは……可愛いな……




