表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/97

第21話 襲撃

一先ずまとまったので書きました。

 俺は昼寝から目が覚める。

 隣りを見るとルルが寝ていた。

 シルとお風呂に行ってその後寝たようだ。

 クロは起きていて窓から外を眺めていた。

「クロどうかしたのか?」

 返事はない外に何かあるのだろうか? のぞき込んで見るが特に何もない。

 昨日と同じ少し陽が沈んでいていい天気だ。

 んーなんだろう? 何かを見ている気がするが分からない。

 俺はルルが読んでいた絵本を手に取り少し読んでみる。

 王子様とお姫様のお話しが書いてある。

 これはわかりやすく女の子には興味のある本だろう。

 シルさんの選択は間違っていないみたいだ。流石は書斎の本を全部読んでいるだけはある。

 しかもどの本がどこにあるかも分かっているぐらいだ。

 俺は大きく伸びをしクロを抱え上げる。

「外には何もないぞ?」

「ピュー……」

 少し元気がないように見える。どうしたんだろうか?

 それとやっぱりクロはまた成長していてまた少し重くなっていた。

「クロまた重くなったな! どんどん成長していつかは乗らせてくれよ!」

「ピァー!」

 いいよと言ってくれたのだろうか? クロとはもう随分長くいる気がするクロに乗って世界を旅したいものだ!

 夕食までクロとたわいのない話しをしてサキが夕食を持ってきてくれた。ルルを起こしみんなで食べる。

 それからは、前の狩りと変わらない平穏な日常で朝起きご飯を食べ訓練場に行き指導と自分も訓練に参加し終わったら生徒と一緒にお風呂に入り昼食を食べ昼寝をし夕食をクロとルルと一緒に食べ1つのベットで寝るといったものだ。

 ただ気になるのは時折クロが外を眺めている事だった。その都度見てみるが何もない。


 だが歴史的重大な事件は訓練中起こった。

 模擬戦をしていた時。

 突然空が一瞬暗くなった。

 何か、気球や沢山の風船でも通ったかと思えば俺には見えた翼と尻尾がそう今通ったのは竜だった。

 訓練場は騒然とし呆気に取られているものやマルクのように武器や鎧の準備をしているもの俺は驚きながらも皆に声をかけた。

「皆、武器と防具の準備それから王とジル教官に今竜が通った事を伝えてくれ」

「はい分かりました」

 生徒が2人それぞれ王とジル教官の元に向かう。

「僕はクロとルルが心配だから一度戻るみんなは一先ず待機していてくれ何かあればその都度対応を頼む」

 そう声をかけクロとシルさんがいる。書斎へと走った。

 その途中ミラさんに会った。

「ミラさん、今空に竜が通りましたまだこの付近にいるかもしれません王に避難の指示とそれから街の皆にも避難誘導をお願いします」

「そんな、竜がなぜ!? 分かりました。ナギ様はどちらに?」

「シルさんの所にいるクロとルルの所に行く! 安全な場所に連れていったら俺も訓練場に戻る!」

「分かりました! 私も後で訓練場に向かいます!」

「あぁ、分かった!」

 俺は急いで書斎へと向かった。

 訓練場から書斎は真逆なので少し時間がかかる。曲がり角の所で何かとぶつかった。

「いてて、すみません。急いでいたものでお怪我はありませんか?」

「ピューピュー!」

「ん? クロかどうしてここに!?」

 どうやらぶつかったのはクロだったみたいだ。

「クロ急にどこに向かってるのってナギじゃないなんでここに? 仕事中じゃないの?」

「ルルも一緒か今、外で竜が通ったんだルルとクロは安全な所に避難してろ僕は訓練場に戻る」

 向きを変え走ろうとした俺にクロが頭に乗ってくる。

「ピュー!」

 俺も行くとでも言っているのかクロとは一緒に戦ってきたんだ。

 安全な所にいてほしいが心強い。

「分かったクロも行こうルルちゃんと避難するんだぞシルさんにも伝えるんだ」

 俺は、訓練場へと戻ったそこには竜と槍や剣で応戦している生徒達と兵士がいた。

 その竜はとても大きな身体大きな翼更に2本の腕がある恐らくさっき通った竜だろう。

 驚いたのはもう一つあるその竜の色が真っ赤な火竜であったからだ!

 なぜ筋肉ムキムキの話しが本当なら火竜はまだいないはずでは!?

 いや、待てよ竜は数年で復活する。

 あいつの昔とはいつの事だとっくに火竜は復活していたのではないだろうか? にしてもなぜ今ここに火竜が……

 火竜は、暴れておりその名の通り火を吐いたり人を踏み潰したり噛み砕いたりしていた。

 俺は、前にも強い敵と戦った事を思い出す。そうレッドウルフだ!

 あいつを見た時の悪寒は凄かっただがこの火竜はそれの何十倍もの恐怖を感じる。

 でも、あの時真っ先に動いたのは俺じゃないクロだった。

 あれから俺も強くなったし訓練もしたんだ。俺が真っ先に動かなくてどうする。

「クロあいつは恐らく火竜だ。お前の火は効かないだろう僕がなんとかするお前は安全な所にいろ」

「ピギャーピギャー!」

 強く拒み俺の頭からしがみつき離れないクロ。

「分かった……行くぞクロ今は兵士達もいる連携を取りながら戦おう!」

 まずは指示を出していたマルクと合流する。

ここから特に慎重に書いていこうと

思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ