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第22話 火竜との決戦

お待たせ致しました。

今までで1番考え

今自分に書ける最大の力で書きました。

どうぞお読みください。


ブックマーク増えてて嬉しいです。

ありがとうございます!

「マルク状況は!?」

「ナギさん! 先程上空にいた火竜が降りてきて暴れてます」

「今の状況じゃいずれ負けるぞ他に戦力はないのか?」

「今、魔法を使える魔術師を応援に呼びに行ってます!後ほど来ると思いますがそれまで持つかどうか……」

「いや、持たせよう持たせるしかない……ここにはこの国には守る人が多すぎる絶対に守るんだ俺も加勢する!」

 俺は火竜の元へ走り出す。盾を持った者もいるが火竜の牙や踏みつけは紙を丸めるかのようにバキッと音とともに砕け散る。

 くそっ……どうする……

 いや、考えていても始まらない……俺が先頭を切って戦う気持ちで行かなくては……

「生徒達僕に付いてこい! 火竜の攻撃を避けつつ足を狙うぞ行くぞ……!」

 近くにいる生徒数人と纏まり火竜の足へと向かうまずは俺が切る……!

 俺は黒刀を抜き足を切りつける!

「おらぁっ!」

 切れてはいるが所詮切り傷程度か……ひたすら切りつける。

 火竜の左足から赤い血が流れ落ちる。

 生徒も切るが火竜の鱗は硬く。

 刃こぼれを起こし切れてすらいない。

 自分の足を切られて怒ったのかこちらを睨みつける火竜そして火を吐き出すブレスだ……

 かろうじて横に飛んで避けるが左腕全体が酷い火傷に被われる。

「くっ熱い酷い火傷だ……おい大丈夫か?」

 生徒に話しかけるが2人は、焼け死に残りの数人もひどい火傷を負っている。

「このままじゃ……」

「ナギさん下がってください! 魔術師が到着しました。一度退避を!」

「あぁ! 分かった」

 火傷を負っている1人を背負い2人を右手と左手に抱え引きずりながらマルクのいる元へと下がる。

「マルク、あの火竜に対して魔術師は通用するのか?」

 背負ってきた生徒を下ろし魔法「ヒール」を自分の腕に。

 その後火傷を負った者にも使う焼けていた皮膚が元の肌色に戻る。

「それは回復魔法! ナギさんは回復魔法を使えるのですか!?」

「今は、それどころじゃないだろ所で魔術師はどうなんだ!」

「すみません! うちの魔術師は強いですが竜が相手となると……」

 やはり竜が相手では討伐とは言わないにしても撃退すら叶わないか……。

 頭に乗っていたクロが俺から降り地面にうずくまる。

「クロどうした? 大丈夫か?」

 返事はない。怯えているのか……

 分からなくもないさっきのブレスそれに悲鳴血の臭いこんなのを体験しては今すぐ逃げ出したい気持ちにもなる。

「ナギさんブレスが来ます! 一応こちらの盾を!」

 渡された盾を構える。

 その瞬間火竜はブレスを吐き出す。

「ブレスが来るぞ防御体制を取れ!」

 ギル教官の大声が響く。

 衝撃に備えていると。

 来るはずの衝撃がこない。

 盾から顔を出すと白い光が俺達を守るように包んでいた。

「これは……」

「魔術師の防御魔法です! しばらくは耐えれます。今の内に体制を立て直し何とか戦略を!」

 どうやら少しは時間が稼げるらしい。

「ギル教官どうしますか? 何か策はありますか?」

「竜との戦いに戦略など持ってる者はいない……だが、この防御魔法を使っている間に兵達を立て直し剣で切るしかないな」

 くそ、そんな作戦しかないのか一体どれだけ被害が出るんだそれに火竜のブレスから何回も守れるかは分からない。

 どうする どうする どうする……

 ふと地面も見るとさっきまでいたクロの所に黒い卵が置いてあった。

「誰かクロを見なかったか? 黒い竜なんだが! それとこの卵はなんだ」

「いえ、見てません。」

「ナギ私も、見てないぞ黒い卵がなぜここに……?」

 一体どうなってるんだ火竜が突然襲撃してきてクロはいなくなってクロが居た所には黒い卵が黒い卵……

 もしかして中にいるのはクロか……

 俺は、卵に近付き「おいクロなのか……?」

 返事はない……

 クロどこに行ったんだ……

 そこで一度火竜のブレスが止む。

 次は、また物理攻撃になり近くにいる兵士達を片っ端から殺していく。

「魔術師さんさっきの防御魔法は後何回使えるんですか?」

「あと、1……いや2回は使えます」

 2回だと……その2回の間にあいつを撃退する事が出来ないとこの国は……壊滅する……。

「ナギさん皆さんお待たせしました!」

 後ろを振り向くと鎧を付けたミラさんが立っていた。

「ミラさん! 状況は最悪です僕でも足を少し切る程度です……」

「相手は火竜ですからね……でも、私も騎士の称号を持つ者王の護衛は任せてありますし私も戦います」

「ミラさん防御魔法はあと2回は使えるそうですその間に何とかしましょう」

「分かりましたでは、ナギさん一緒に火竜の足元へ行き体勢を崩しましょう」

「はい!」

 俺はミラさんと走り出す。そして俺達二人のため犠牲になった兵士もいた。だが何とか火竜の足までやって来た。

「さっき攻撃した左足を攻撃して体勢を崩しましょう」

「分かりました」

 俺は先ほどより力を込め切るがさっきより切れる程度だ。

 ミラさんはレイピアで何度も刺すがダメージは大きいとは言えないが火竜が少しよろめく。

 火竜はこちらに気付きブレスを吐く仕草をする。

「ミラさん、ブレスが来ます一旦下がりましょう」

「くっ私でさえこの程度とは……」

 俺達が一旦下がる中兵士の悲鳴が聞こえる。

 諦め逃げ出す者さえ出てくる……

 もうダメなのか……

「ブレスだ! 防御体制!」

 またブレスだそれに備えまた白い光が包み込む。魔術師の防御魔法だだが先程に比べると範囲が狭くなっている。

魔力の低下が原因か。

 火竜は更に火力を上げるかのように先程よりより一層強く炎を吐き続ける。

「このままじゃ持たない……」

 そんなマルクの諦めたような呟きが聞こえる。

 マルクの言う通りだこのままじゃ持たないもうどうしようもない。

 人は竜には勝てない子供でも分かるだったら逃げた方がいい俺は振り向き逃げるように叫ぼうとした時黒い卵からヒビが入り今にも割れそうになっていた。

「そんな防御魔法が破れる……」

 ミラさんも諦めたように呟く。もうダメなのか俺がここで死んだらルル、シルさんそれにこの国で助けてもらった人々を守れない……

 俺は守りたい……!

 守りたいんだ!

 その時卵から「ビャアァァア」と声とともに2〜3mの黒い竜が現れた。

 それと同時に防御魔法が切れ残りのブレスがこちらに向かってくる。

「クロ……! クロなのか……!」

 黒い竜は俺を通り過ぎ

「グオォォオ」とともに咆哮を放ち防御魔法で弱っていた炎が掻き消される。

 黒い竜はこちらに向かってきて頭を下げ俺の頬に頭を擦り寄せてくる。

 クロだこの甘えん坊な所俺は、成長したクロの頭を撫でながら言う。

「心配したんだぞクロ……いきなり卵になって出てきたと思ったらそんなに大きく成長しやがって」

 涙が溢れてくる今が泣いている時じゃ無いのは分かるが、止まらない涙が止まらない。

「クロ……クロ……クロ!」

 俺は泣きながらクロの頭を抱き抱えた。

「クロ俺と戦ってくれないか?」

「ビャアァ!」

 戦ってくれるのか!

「よしクロ行こうミラさんは、皆の護衛をお願いします!」

「分かりましたナギさん後は頼みました……」

 悔しそうにそう言うミラさん。大丈夫です後は何とかしてみせます。

 クロはかがみ込み背に乗れというようにしゃがみ込む。

 俺はクロに乗る。

 その瞬間飛び立つ!

 俺は今空を飛んでいる。クロに乗って空を飛んでいる。

 だが今は感動している場合じゃないそう今は火竜を倒さなくては!

「クロ行くぞ火竜に向かってくれ」

「ビヤアァァ!」

 車みたいなスピードで火竜へと向かっていく風を切る音が聞こえる。

 そのまま火竜へと直進し刀を構えやつの角を切る。

 スピードに乗っていたおかげか角が1本根元から切り落ちた。

「クロいいぞいけるその調子で飛んでくれ」

「ビヤアァ!」

 火竜は角を折られ事に怒り竜の咆哮が飛んでくる。

「グオォォオオオ」

 物凄い咆哮だ。

 これが竜の咆哮かさっきのクロの咆哮も凄かったが……

 火竜のはなんて凄まじいんだ……だが。

「クロ今の僕達なら勝てる怯むなよ!」

 自分にも言い聞かせるようにそう叫ぶ。

 火竜のブレスがこちら目掛けて吐き出される。

「クロ避けろ!」

 クロは旋回しつつブレスを避ける。

「凄い……ナギさん竜と戦ってる」

「ナギさん頼みますどうかこの国を救って下さい」

「クロ ブレスが切れたらやつの首へ向かってくれ切る!」

「ビヤアァ」

 火竜が捕えられないのを悟りブレスをやめた。

「よし今だ!」

 更にスピードを上げ火竜へと向かう。

 その時火竜が口を開け大きい炎の玉を吐き出す。

「クロそのまま行ってくれ」

 クロは無言で頷き炎の玉へと向かっていく

「おらあぁぁ!」

 炎の玉を縦に真っ二つに切る。

 二つに割れた炎の玉を横目に突き進む。

「次の一撃で終わらせるクロ トップスピードだ!」

「ビヤアァァァァ!」

 今日一番のスピードで突き進むそして首元まで来た瞬間スピードに乗り。

 火竜の首を切り落とした。

 ズオンと音とともに火竜の首と身体が地面へと落ちる。

「うおぉぉぉおおお」

 下から歓声が叫び上がる。

 俺達は、火竜に勝ったのだ。

火竜との戦いが終わりました。

クロが成長して倒すことが出来ました。

今日はこれでラストだと思います。

次話は明日朝か夜に投稿する予定です。

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