わりと急展開な62話目!
今回はサブタイのとおり!急展開だよ!
あの水の国のショタが連れていた美少年の正体とは⁈
私はとりあえず目の前の光景が信じられなかったな!
とりあえず心境的には何故おまえがここにいる⁈
ってかんじなわけで……
そう、そこにいたのは……
正しくはショタ少年リトアの思った以上に力強い腕に支えられていたのは……
私の、弟だった。
☆
私は、今水の国――“ 沼の街”カズラにきていた。
相変わらず湿っぽい街だ。
そしてここはリトアの自宅だ。
「いやぁ、あの時夜が開けたら突然いなく成ってるんだもん、びっくりしたよ!」
手をあたまの後ろにやりながら朗らかに笑うリトア。
愚弟……コウキは意識が無く小さいリトアのベットに横たわっている。
リトアはとどめない会話をポンポンと交わしているが、ついに……
「で、彼はオアシスからの帰りに行き倒れているのを見つけたんだ」
目線だけでコウキをさすリトア、そりゃあまあ、こんな軽装で荒野にでれば倒れるのは当たり前だ。私が無事なのは自分に魔法を使っているからだ。
「……じゃあ、こいつのことはなんにも知らないんだ……?」
私は確信をもってきいている自分に嫌気がさした。
「うん……知ってるのは彼がすごくカッコ良いってことぐらいかな?」
そうだ…コウキはとってもカッコ良い……憎い、憎い美男子だ。
リトアの、知らないという言葉になぜだか無でを撫で下ろす私。
そんな自分があまりにも大嫌いで……いやでいやでしょうがなかった。
「どう…したの? かすみ?」
ふと、気がついたらリトアが私の心配そうに覗き込んできていた。
ッ……⁈
そんな、ショタなリトアの姿が幼い頃のコウキと不意にシンクロして……
「くらえ! なんとほうおう○○!」
私の右の拳から繰り出されるアッパー!!
あ、やべぇ。
気づいた時には、時、すでに遅し。
「――あぶねぇな……」
え……?
しかし、私の必殺の拳がリトアに届く言葉なかった。
その拳は彼の住んでのところで止められて……
いや、コウキの無骨なてのなかに収められていた。
なにっ⁈ こやつ、私の拳を!
ふふふ、この17年、我が拳を受け止めたのはただ一人、パパの身というのに、この男は……!
「いきなり攻撃してくるなんて……おまえ、なにもんだよ?」
っえ……?
私は、自分の耳に届いたコウキの言葉が信じられなかった。
あ…はは……?
嘘……だよね? だって…コウキが、私の事を、忘れるわけ……
「出て行きな、アンタにどんな事情があるにしても、そんなやつと一緒にくらせねぇよ」
冷たい目……
そんな、絶対零度な視線がコウキの言葉に嘘、偽りが無いことを示していた。
頭が急激に冷え込む。
――……ヤッパリ……
「ヤッパリ、ウソじゃん……」
私は、知らず知らずのウチにつぶやいていた。
「あ……?」
嘘つき……コウキのバカ……
「コウキの嘘つき‼」
私は、そう叫ぶと外の世界に飛び出した。
背後の、遠のく私の背中をコウキがどんな顔でみているかも、確認もしないで……
逃げ出したかすみ、彼女の行く先は連合国軍の進行先、光の国だった! 彼女は、美しき都でナンパを受ける!




