警察とか知らねーよ、ばーか。
ちょっと長め?
話を聞いてみたところ、どうやらこの男は痴漢では無く警察らしい。
警察が女湯入って良いのか⁈
私のツッコミは喉元にとどめて置いた。
偉いな! 私。
「で、警官の俺があんたの風呂についているのにはわけが在る……」
なんだ、ただの覗きじゃ無いのか、
いや、実はその覗きこそが目的なのか?
「……アンタは、一体なにもんだ?」
ダンディー・ヒゲヅラの男が鋭い眼光で私を睨んでくる。
私が何者か、だって?
「みりゃわかるだろ、美少女だ」
正直、私は警察という存在が嫌いだ。
何で嫌いかは後々説明しよう。
「……まぁ、俺がその美少女さんを追っているのにも理由はあるんだが……」
む?
異世界にきて遂に私のファン1号が現れたか。
このペースで言えば5年後くらいには逆ハーレムだな!
「アンタは、20年前にようやく終結した火水戦争の火種になる可能性が在る……悪いが、戦犯として連行させてもらう」
よし、ツッコミどころが多すぎて色々わからないぞ。
「まず、なんだそのふざけだ名前の戦争は」
う~ん、ピエトルから、かつて火の国と水の国は戦争したことがあるとは聞いていたが……
そんなカビの生えた設定が今更でてくるとわな。
「まして、光の国に攻めいようとしている今、四国同盟が崩れるのは痛い……」
ん?四国?
話の流からして火・水・雷らの国はわかるが後もう一個は?
「風の国だ、前言っただろう」
ピエトルめ!ちくしょう、心読まれた上に溜息までつかれた。
その金髪だか茶髪だかはっきりしない美髪むしったろうか?
「ってか、光の国ィ?」
うーん、まてよ、確かこれなら私にもわかるぞ。
確か……闇の国と貿易を行ってる国で……水の国に嫌われてるんだったか?
あれ?まてよ。
「水の国は光の国攻めるの反対派なんじゃ無いのか?」
確かそんなような話を、えっ~と、あのドワーフの子……名前忘れたや。に、聞いたことが在る。
まぁ、要するに私の言いたいことは光の国嫌いなんだったら攻めれば良いんじゃん。って事だ。
「水の国は資源は豊かだが、先の火水戦争で国庫が疲弊しているからな……そう言った理由で戦いたくは無いんだろう」
私の心の疑問に答えてくれたのはピエトルだった。
……そう言えば、詳しく考えたことはないけどこいつこそ何者?
ってか、あれ?
「何で私がその四国同盟分裂の危機に落とすことになるんだ?」
ダンディー・ヒゲヅラは私の言葉には答えなかった。
代わりに……
あ…あれは!手錠⁈
私の脳裏にかつての忌々しい記憶が再生される!
ぐ……だから警察は嫌いなんだ!
「逃げるよ!ピエトル!」
私は、銭湯から、素っ裸のまま逃げ出した。




