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新たな魔法装束と光の実力

10/13。ちょっとの修正と付けたしをしました。これからこうしたことを続ける予定です。

輝くばかりの中で光は感じていた。自分の中から沸き起こる力という存在に。


『マスター!すごいです!魔力が一気に上がっています!』

シャイニーの珍しい興奮する声が頭に響いてくる。

自分でもこの変化には驚いていた。

まるで、今まで自分を束縛してきた枷が外されたような感覚だった。


(なんだろう?この高揚感は・・)

その時、光は沸き起こる感覚とは別の感覚を感じた。しかし、それは一瞬のことであったため直ぐに消えてしまった。光もあまり気にしなかった。

そして、輝きは消えて再び視界が戻った。

目の前にはさっきまで光を殺そうとしていた怪物が起き上がろうとしているところだった。

光は改めて自分を見た。

それはさっきまでとは感覚が違っていたからだ。そして、自分を見ると、自分の魔法装束が変化していた。

さっきまで着ていたのは魔法使いらしい装束だった。しかし、今の装束はさっきの装束の面影を残した感じで、一言で言うなら動きやすい格好になっていた。

言葉で表すなら胴着と袴に近い。


「なんだ。これ!?」

『それは、マスターに合わせて変化した姿です。いわば、その装束こそが、マスター〝専用〟の装束なんです』

シャイニーの説明に光は納得した。

「これが、僕の・・・・」

自分の魔法装束を改めて見た。しかし、観賞に浸っている場合じゃなかった。

怪物が雄叫びをあげて自分に迫ろうとしていたからだ。

光は怪物を見据える。


「さて、反撃の時間といきますか」


そう呟くのだった。

怪物が叫びにも似た雄叫びとともに触手を飛ばす。

しかし、その時には光はその場から消えていた。そして、次の瞬間。怪物の耳が左側でブンッという音を感じた時にはそこに光がいた。


「〝日花〟」

その名を叫び右足の蹴りを放った。

怪物の左側の脇腹に直撃する。


「グギュアアアアアアアア!?」

叫び声が響き渡る。


蹴りはさっきとは違い体の中心にまで深く入っていた。

「ハアァァァァァ!」

光は一気に蹴り飛ばした。

怪物はさっきよりの倍の距離まで飛ばされていた。

「すごい」

光は自分がしたことが信じられなかった。

それでも、自分の目の前の光景が現実なのだと実感させられる。

『マスター!考えていてもダメですよ!』

「わかってる」

思考を振り切り怪物を見据えた。

それから怪物は触手を伸ばしたり、毒を飛ばしたりする。しかし、今の光には掠り一つもしなかった。

そして、一気に光の徒手空拳の餌食になった。

「一気に決める」

光は自らの魔力を操作しはじめた。

足元には魔方陣が描かる。

そして、怪物の足元にも魔方陣が出現した。そして、怪物に魔方陣から出現した紐のような物が絡み付き動きを封じた。


「いくぞ!閃光の爆発。シャイニングエクスプロージョン!」


その言葉とともに怪物は輝く閃光に包まれ次の瞬間には跡形もなく消え去っていた。


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