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新たな始まり

ようやく、自分が書いていきたい所までこれました。

今回は、区切りのつもりで書きました。

変な所があれば御指摘を御願いします。

(まいったな。この状況)

光は少し困っていた。

原因は光の前で正座している少女にあった。

その姿は、とても可愛らしいものだった。

現在、部屋に帰ってきた光は少女を部屋に入れ、話を聞こうとしていた。しかし、いざこうなると緊張した。

「えーと。まず、最初に君の事を教えてくれないか」

「分かりました。マスター」

「ねえ。そのマスターって言うのはどういう事なのかな?」

「マスターが私を使う人だからです」

「というと」

「私は、この時代で言うロッドです」

「じゃあ。君はロッドなんだね」

光は自分が一番聞きたかった事を聞いた。

「そのとおりです」

少女は頷く。

「私は、ロッド。〝シャイニークリスタ〟。それがロッドとして私の名前です」

「でも、人間がロッドっていうのは?」

「私は、ロッドであると同時に一人の〝人間〟でもあります」

「え」

「私は、元々は一人の人間でした」

光は、訳がわからなくなった。

少女は、人間であり、それでいてロッドでもある言う。

常識はずれに等しい事だ。

「大丈夫ですか。マスター」

少女は心配して光を見ている。

「大丈夫。ごめん。ちょっと混乱しちゃって」

「すいません。私が変な事を言ってしまったばかりに」

「そ!そんな事ないよ!」

慌てて少女に安心させようと光はなだめさせる。

(僕は、何をやっているんだ。女の子に)

光は自分がさっきまで見せていた自分を恥じた。

「じゃあ。気を取り直して君の知っている事を教えてくれないか」

「分かりました。マスター」

そうして少女は、光に自分自身の事、そして、光の知らない光自身の事について語った。


とある場所。

そこは、かつては研究所であったが今では、崩れ見る影も無くなっていた。

そんな場所に白衣を着た男が立っていた。

男は、鼻唄をしながら廃墟になった研究所を見回した。

「いつ見ても見事に破壊されていますね~」

「お前からそんな言葉が出るとはな」

そこに違う男が現れた。

白衣の男とは対照的に黒いローブを着ていた。

「言いますよ~。私の〝研究所〟がこんな姿になったんですから~」

楽しげ男は言う。

「まあいい。それよりも報せだ」

「報せ?」

首を傾げる彼の前に画面が出現。そこには一人の少年の戦う姿があった。

「こっこれは!?」

白衣の男の表情が驚愕になった。しかし、今度は、不気味な笑みを浮かべはじめていた。

「すばらしい!これは、もしや!」

男が驚く。

「そうだ」

「と言うことは!?始まったんですね!」

白衣の男が歓喜に震える。

「そうだ。そのためにあいつらの準備は」

「もう!調整は、ばっちり!もういつでも、いけますよ!」

「いつから出せれる」

「明日にでも!しかし~まさか、こんな形で復活するとは~」

「さあな。運命か、それとも・・・」

「いや~面白いですね~。しかし~これはこれで運命でしょう~」

白衣の男は飄々として笑っていた。

「そうか。ならば、まかせる」

そう言って男は暗闇へと消えた。

一人残った白衣の男は、笑っていた。


「はい~。楽しみですね~。これが、この子がこれからどうなってしまうのか~」

笑いながら男はさっき見ていた動画を楽しそうに見ていた。

しかし、その表情は不気味さがあり何か得体の知れない雰囲気を纏っていた。


それから、街では、不可解な事件が起きるようになるのだった。


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