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決闘そして、決着

戦闘シーンを書きました。しかし。短いと感じている部分が少しあります。

楽しんでくれたら嬉しいです。

「では、この決闘は、私、神無月 香苗が、審判として正当な判断で判定させていただきます。よろしいですね」

「はい」

「勿論ですよ。神無月さん」

光は普通に答え、相手は、光とは真逆とも言うべき丁寧な返答をした。

光と男子生徒は、神無月の審判役を了承した。

そして、両者は、所定の位置につく。

現在、光達は、公平な決闘をするために決闘場にいた。

そして、ここは、光が風戸に卑怯な手口で敗北させられた場所でもあった。


(また、ここにくるなんて……)

光は、感慨にふけっていた。


「始めに言わせていただくぞ。無能」

男子生徒は、光を指差し言う。

「俺は、石巻(イシマキ) 剛(ゴウ)。ランクは、Bだ。」

「僕は、夜宵(ヤヨイ) 光(ヒカル)。言わなくても知っていると思いますがランクは、Eです」

「分かっているぜ。一気に終わらせて身の程って奴を教えてやる」

そう言うと剛は、構えた。そして、彼から魔力が放出される。


すごい。模擬戦の時もそうだったけど、彼は、口だけの人じゃない。


光は、自分も戦闘体勢にはいりながら剛の姿に関心していた。


「用意は、いいかしら?では、」

「始めっ!」

香苗の決闘の始まりが告げられた。


「砕け、我に楯突く、愚かな壁壁を。我を進ませる力となれ」

剛が詠唱する。

すると、剛の姿は、見た目からして力を重視した魔装束に変わっていた。

そして、右手には、斧が握られている。

「いくぞっ!」

剛は、地を蹴り光に迫った。

そして、斧を豪快に降り下ろす。

斧は、決闘場の地面を破壊した。

凄まじい砂煙を起こす。

「へっ。どうだ」

勝利を確信して笑みを浮かべた。

しかし。


「石巻君。たったの一撃だけで勝利を確信しちゃうなんて。現場だと足元をすくわれるわよ」

香苗の言葉が彼を現実に戻した。

そして、まさか、と思った。

慌てて周囲を探る。

すると、背後数メートル先に自分の相手が立っていた。


「危ないところでした。もう少し遅れていれば僕は今の一撃で病院送りでした」

丁寧な口調で剛の背後に立つ光の姿があった。


「ばかなっ!俺の一撃を避けただとぉ」

剛は驚愕する。

「少し、ギりギりでしたが」

光は普通に答える。

「う、うそだっ!俺は、あの一撃で今までのやつらを倒してきた。それをてめえがギりギり避けれただとぉ!」

剛は、信じられなかった。

そして、剛は、その現実を振り払うつもりで光に向かっていった。その移動する速さはさっきよりも早かった。

それからも剛は、斧を振るって光を攻める。

それを光はことごとく避けていく。

剛は、信じられなかった。いや、信じたくなかった。

目の前の相手を。

Bランクである自分を翻弄する自分が無能と蔑んでいた存在に。

「くそぉ!?」

最早自暴自棄になって斧を振るった。

しかし。

光は、また、それを

体を少し動かす。

たったそれだけの動きで避ける。

さらに

そのまま、背後に回り込み、飛び上がった。

そして、

「日華(ヒカ)」

空中で剛の後頭部に蹴りを入れた。

剛は、そのまま前のめりに倒れた。そして、起き上がる気配はなかった。


「決着。勝者。夜宵 光!!」


こうして、Bランクとの決闘は、光の勝利で終わった。

その結果に香苗は、笑顔で光を見ていた。


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