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Ⅰ 星夏実依はクラスメイト?!

屋上にたどりつくと、そこには長髪の少女が端のフェンスに寄り掛かっている。

この声の主は、あの少女のようだ。


行ってみよう。

俊也は、さりげなく近寄ってみた。

少女は、真剣なまなざしで台本と書かれた、ノートに向き合いしゃべっているのが見える。そして、俊也がいることにも気付かないくらい集中していた。

邪魔してはいけないな、そう思った俊也は教室に戻った。


「あ、いたいた。どこいってたんだよー。」

いろんな人とつるむ中で、一番仲良い安藤夏(あんどうなつ)が階段から下りてくる俊也を見つけた。

俊也は、さっきの出来事を話すと夏はにやにやし始めた。

「あー、星夏さんでしょ?。星夏実依(せいかみい)。演劇部のスターだよ。」

「星夏実依?。」

俊也が首をかしげると、

「ってか、同じクラスじゃん。忘れたのかよ。クラス一いや、学年一の美少女なのに。」

夏は、得意げに話し始めた。

「文武両道、才色兼備。誰もが憧れる女子だよ。」

「へえー。」

俊也は、うなづいた。

そして、もう一度、星夏実依のことを考えた。


星夏実依・・・か。


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