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少女妄想幸福日記  作者: ハル
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十四人目


「とうとうだ!」


夢のパン屋がようやくオープン!ここまで辛いことがたくさんあった。諦めかけた。だけど、諦めなくてよかった。


「いらっしゃいませー!!!!」


私の店は一年も持たなかった。最初の一週間はよかった。そこからどんどん売り上げは下がっていった。味は普通。値段も普通。それが世間の私の店に対する評価だった。


「いらっしゃいませ」


精一杯、笑顔を作る。裏では吐いているが。


「この店、大丈夫かい?」


唯一の常連のお客様が心配そうに聞いてくる。大丈夫なわけがない。


「大丈夫ですよ!なんとかします!」


返答になっているか悩ましいところだ。


「ま、何かあったら言ってよ!」


「ありがとうございます」


今日が命日なんだけどな。

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