13/84
十三人目
襲われた。深夜2時。コンビニから帰る途中に。
「声を出すな。ぶち殺すぞ!」
見窄らしい格好のおっさんが私の口を押さえながら放った台詞に私はしたがってしまった。
「おらぁよ、もう失うものなんて何も無いんだよ。そんな人間の前によこんな時間に現れるってこたぁ、そういうことよな?な?」
全くもって検討外れなのだが、否定することなんてできない。それよりも、
「まって、やめて!私、性病よ!」
いつか、ネットで見た魔法の言葉を私は必死に伝えた。が、
「おう、そりゃあ、奇遇だな?俺もだ」
汚れ切った顔がさらに歪み、薄汚い笑みが顔に出る。
「はぁ、案外満更でもなかったかい?」
私は汚された。
「大丈夫!?」
あれからどれだけ時間が経ったのだろうか?まだは日が昇っていないところを見るに3〜4時くらいだろうか?こんな時に限って頭が冴える。
「何があった!?」
私を3人くらいか?若い男たちが囲っていた。
「てかよ……」
「なぁ……」
「思ったよりも……」
私を見て何か話している。
「1回も、2回も同じだよな?」




