秀光の築城計画
俺の息子である秀光は年で言えば120才。
もう年齢とか関係ない世界なので意味はないのだが、緩やかな成長になってるので人間で言うと12才くらいかな。
これが非常に優秀なのだ。
まだまだ幼い所もある為、毎度ルドラが振り回されている。
これはある日の神界での出来事だ。
最近秀光には専用の築城計画があるらしい。
恐らく色んな奴が巻き込まれて行くんだろうなぁ。
『健汰、秀光は何処に行ったんだ?
折角玄孫と遊ぼうと思ったのに……』
『ああ、じぃちゃんか、多分外じゃねーかな?
何か色々持って行ってたし。』
『そうかー、行ってみるかなー!邪魔したな』
秀光はルンルン気分で戻って来た。
『お帰り、秀光』
『パパお願いがあるんだけど……
害の無いところでいいから島作って!』
『ああ、わかっ!?
島!?
作れるけど何に使うの!?』
『内緒ー!出来てからのお楽しみ』
『全く……外行くぞ!
はい!
秀光アイランドの完成!絶対悪用するなよ!』
『ありがとー楽しみにしててね!
ルドラおじさぁーん!城作ろー!』
『おお!いいぞー!何処で作るんだ?』
『あの島だよ!
秀光アイランドの秀光城!』
秀光は見取り図を出してきた。
『島!?
あ!健汰に頼んだのか!
ガチやないか!
秀よ……これは無理だぜ……』
『大丈夫だよ!絶対作れる作れる!
ここが僕のお部屋で、ここがアルテのお部屋で、ここがビバルのお部屋だよー』
『なに?我が娘アルテの部屋もあるのか!』
『息子ビバルの部屋もあるとは相変わらず仲が良いのーお前達は。』
『あれ?
皆さんどうしたんですか?
秀光君、久しぶり!大きくなったねー!』
『ラスクおじさん!今ねーお城作ってるの!』
『お城かぁいいねー!どんなお城にするんだい?』
『うん!これだよー!』
『え!?
これって本当の築城じゃないか!』
『そうなんだよ……
まぁお前も犠牲者1名確保って事で手伝え』
『えぇぇぇぇー!?』
こうして現場監督:秀光の指示の元に石垣から作っていった。
『何してんだ?お前達……』
『見りゃー分かるだろ!?
高所作業中だ!』
『危なっかしいなぁ。
よし、俺も手伝おう。
石垣、1層はドワーフの基礎工事に任せろ!
お前達は材料の確保だ!』
ドワーフの技術により最高スピードで工事が完了していく。
『おい!秀光!
島と神界は確りと繋いで固定すればいいんだな?』
『うん!ありがとー。
じゃー今から魔力で動くエレベーターとエスカレーターも取り付け工事するねー』
一瞬で部品取り付け工事を終わらせた秀光。
周りは驚愕していた。
『さてさて、最後は天守閣だね。
ここは僕1人でするよ。
おじさん達にお願いがあるんだけど……お城の色は全部赤色にして!
僕のトレードマークの赤い髪で統一したいんだ!』
実に休みなく15時間……秀光以外は完全にヘバっていた……
『もう、動けぬ……』
『完成したー!!おじさん達ありがとー!!』
まぁそれはそれは立派で真っ赤なお城が建っている。
『パパとママに報告行ってくるねー!』
『お……おう……』
『パパーママー!出来たよー!見に来て見に来て!』
俺とレインは急かすように外に連れていかれる。
其処で目にしたのは……完璧な本物の城。
『なんじゃこりゃぁー!!
真っ赤な城だな!』
『中にはエレベーターとエスカレーター完備だよ!
凄いでしょ!?』
『うん……確かに凄いんだが……
この状況は一体……』
『健汰……回復してくれー……』
『わ……私も頼む……』
『僕も……』
『限界……』
『巻き込みすぎだろ!
ほれ、回復だ!
……すまんかったな我が子が無茶言って……』
『アイツは大物になる……』
『ハハハハ。
まぁルルドラ達を扱き使える奴はアイツくらいなもんだからな。』
『全くだよ、お前にそっくりだ』
『パパー僕ここに住みたい!』
『まぁそう言うだろうと思ってたけど……
はぁ……【リンク】だけはしておくか……
そこに住むのは週に1回だけだ!
ママが心配するだろ?』
『はーい……』
まぁぶっちゃけリンクしたから何も心配ないんだけどね……
簡単にいうと家と繋がってるんだよね。
それでもレインは許さないだろうから制約付きでお泊まり許可を出した。
いいよーって言いかけた時のレインの目が怖くて言えなかった事は内緒にしておこう……
父の器の大きさにして貰えると助かる。
日は流れ……お泊まりの日。
『行ってきまーす!』
『風邪引かないようにね』
『おう!行っておいで!』
今日も秀光は元気一杯で楽しそうだ。
息子の秀光の築城の話にしました☆
メバルは亡くなったhideさん大ファンなので
hideさんのトレードマークの赤を使いました(^^)
秀光の名前の由来は光秀をひっくり返しただけです笑
良かったら読んでください




