【45】悲しき戦いの後
俺は奏汰を愛していた。紅羅真を友として信じていた。
それ以上にこの世界を愛していた。そして眷属を……いや仲間達を愛している。だからこそ俺はこの決断をした。それでも俺は、悔やみ続けるだろう。これが俺の罪であり罰というなら、受け入れよう。この世界の事を守りながら仲間と過ごしながら……
紅羅真、俺は君を忘れないよ……
神界に戻ると皆が待っていた。落ち着ける顔触れだ。健汰は建琉とレインに抱えられながらルドラの背から降ろされる。
『健汰……』
『神様……』
『だ、大丈夫……もう大丈夫だ、俺にはお前達が居てくれるだろ?
それが今、1番の救いだ。
皆……ありがとう。これで憂いも去った。
後は皆が平和に生きてくれることを願うだけだ。
【皆が助け合い仲良く生きる事】
この事だけ考え世界を見守り力を合わせて変えていこう!』
『承知!』
『だから、あれだ。疲れたから、少し1人にしてくれ……』
『断る!!』
『お断りします!』
『一緒にいるに決まってるじゃない!!!』
『あんたが苦しんでると私達も苦しいんだよ。
あんたが泣いてると……皆泣いちゃうんだよ』
周りを見渡すと……皆泣いていた。
『こんなに多くの種族が貴方を慕ってる。
神だからじゃなく貴方という"人"に、私も側にいるよ』
『みんなありがとう……少しずつ前に進んでいこう。
これからも力を貸してくれないかい?』
全員が口を揃える。
『当然だ!!!!』
そんな皆の反応に、健汰は、溢れる涙を止められなかった。
もう一波乱?起きるかもです笑
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