表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした  作者: メバル
5章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
44/76

【44】決着……

『終わりだ……糞野郎ども』


 奏汰はフラフラで傷だらけになり立っているのが不思議なほどであり、また紅羅真も刃毀れしボロボロだっだ。


『こ、ここまでか……』


『さようなら人間……さようなら紅羅真……』


 健汰が強烈な打ち込みをし、奏汰は刀の紅羅真ごと斬られる。


『がふっ!』


 奏汰は吐血しながら健汰を見上げ呟いた。


『さようなら……父さん。

 育ててくれてありがとう……

 こんな形で再会して……ごめん……ね……』



 健汰は……最期の愛情を奏汰に与える。

 痛みもなく苦痛もなく魂を抜き取り奏汰の魂が消滅した。

 紅羅真も、また消滅しかけている。


『健汰……ごめん……な……

 奏汰を止められ……なかった……』


『分かっている。

 よく頑張ってくれたよ……ありがとう……紅羅真……

 お前も、もう眠れ……神炎(ゴッドフレア)!』


 奏汰の遺体と紅羅真は健汰の神炎により灰になり散った。


 健汰は泣き崩れる。

 友と子を自らの手で殺してしまった事の罪の重さを改めて再認識させられた。


『あぁぁぁぁー!!!!!!!!

 何で!!何で!!こんな結末なんだよー!

 この世界でも俺は【無価値】じゃねーかー!』


 健汰は怒り苦しみ悲しみの感情で神の力が暴走寸前だった。

 暴走したら世界は消滅してしまう。

 健汰にはそれだけ強大な力があった。


 そこに建琉とレインを乗せてルドラが飛んで来る。

 ルドラは翼で健汰を包む。

 それはルドラの咄嗟の判断だった。

 ルドラの判断で暴走寸前の力は収束されていったのである。

 健汰は相変わらずその場で泣き崩れていた。


『健汰……皆ずっと健汰の側にいる。

 健汰……貴方は父親として神様として、こうするしかなかった……

 皆分かってる……

 大丈夫……大丈夫だよ、大丈夫だからね』


『健汰……これでよかったんだよ。

 アイツは間違った。

 いや、人間の在るべき姿を取り戻してしまったんだ。

 欲望に取り憑かれた人間は結局こうなるんだ。

 帰ろう……健汰』


『取り敢えず戻るぞ。

 レイン、建琉、健汰を背に乗せてくれ』


 ルドラ超高速で神界に戻る。

 眷属たちは人間の一掃を完了していた。


謀反をやらかした、元息子の名を健汰は戦い、殺すまでの間、一度も呼ぶ事はなかった。


 そしてこの世界から人間がいなくなった。


この親子は悲しい結末でした

最期に分かり合える形になりましたが助けませんでした

此処での助けるという行為は違うと思いましたので…


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

いつも読んで下さってありがとうございます!

ブックマーク、感想、評価お願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした

― 新着の感想 ―
[良い点] 見方を変えるべき、守る の真髄を見た [気になる点] 読み手が本気で心で読まなきゃ損する話しかも知れない!なんだかリストラに通じる感が満載 [一言] 作者殿の苦渋の選択が見えちゃった(*T…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ