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無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした  作者: メバル
5章

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【41】暫しの平和と世界の建て直し

 サミュエルが完全消滅したことにより、澱んでいた空気が晴れていた。

 ルドラの背に乗り戻っていると仲間たち全員が歓喜しているのが見えた。


『一先ず大きな役目は終ったな。

 義兄弟……ありがとうな』


『こちらこそだ。

 だが、これからは……もっと忙しくなるぞ!ん?あれはリコピンではないか?』


『あーホントだな……どうしたんだろーなー』


『奏汰様より此方に戻るように言われました』


『……そうか……許す』


『ありがとうございます……』


ルドラの予感が的中したように思える……


『おーい、おーい!

 皆いるよー!やったね!健汰!』


『よくぞ無事に戻ってきた!

 今日はハメを外して騒ぐぞー!』


『旦那様……

 王様なんですから下手な真似は禁止ですよ……もし変な事したら……お分かりですよね?』


『な、な、な、何を言っているのだ!

 私なら大丈夫だ!うん……大丈夫だ……だから怖いのだけは止めてください……』


 相変わらず尻に敷かれている。


『やったね健汰!やったねダーリン!』


『そうだね。流石は神様だよ!

 たった1人で終わらせちゃうんだもんね』


『神様ー!!ありがとー!!』


『ハハハ、らしくない台詞言ってやるよ!

 全員今日は宴だー!!』


『よっしゃぁぁぁぁー!!』


『リコピン……奏汰は来てないのか?』


『はい……恐らく来られる事はないかと思います。神様の今回の人間討伐に疑問を抱かれてました』


『そうか……やはりな』


『警戒しとくか?』


『いや、まだいい。何れにしても、まだアイツらは動けんよ。各王達に命ずる!5年以内に後継者に国を任せよ!その後お前達は、この神界で共に生きるぞ。本来の形に戻す。


 自分達の一族か、王に相応しき者に託す形になると思うが、君たちはここで暮らしながら自分達の国が間違った方向に向かいそうになったら修正する役目を担いなさい。いいね?』


『は!!』


 宴はここまでの大変だった道のりが嘘のように大盛況だった。

 久しぶりに大笑いした気がする。

 結局ソールが暴走し嫁に鬼のように怒られる様に全員が腹を抱えて爆笑するのであった。


 月日は流れ5年経った。

 神界の頂上に健汰がいる。

 隣には神竜ルドラ。

 意外だったのは獣人族の王にムーニーがなった事だった。ラスク曰く十分任せれる男になったとか。


 ウランは魔王を鬼斬に託し、ウランとラスクは子のケルベロスも一緒に神界に来ていた。


 エルフはスレイ女王からカザスに王位を譲りカザスは側近にオルタを置いた。

 スレイさんとじじぃ2人と朱梨、朱梨の母は神界で暮らす事を選択した。

 更にスレイさんの仲介で俺はレインと結婚する事になったのだ。


 天使は言うまでもなく俺の側にいる。ゲイトもカイドウに王を託した。


 ソール、ボイル、メレンと子供は神界に来る形になり、ソールの父が王になった。まぁそれが妥当かな……


 守護族はオークのグラドが王になり、パン太郎ファミリーは神界に来た。

 パン太郎曰く俺の元に居たいとの事だ。ありがたい話である。


 竜人族はレイグ王から後継者が選ばれたのがルドラの兄貴らしく名をヴァイスという。

 かなり優秀らしく任せたらしい。


 各王達が居た国は安泰している。

 よく頑張ってくれたよ。

 今、神の眷属が神界に全員集合している。

 大所帯ではあるが空間を無限に作ってるので好きに住んでもらっている。




 その頃、奏汰の国では異変が起きていた。


『本当にこれでいいんだな?』


『うん』


『わかった、俺はお前と共に居る』


『ありがとう。父さん……ごめん。

 僕たち人間には父さんの考えは壮大すぎるようだよ』


『ちっ!……リコピン……人間の動き、いや、奏汰の動きを探れ……』


健汰の世界改革になるとこれから起こる事は

避けられない所かもしれませんねー……

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いつも読んで下さってありがとうございます!

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無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした

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