【40】健汰VSサミュエル
サミュエル討伐戦です!
『ルドラ行くぞ。サミュエルを殺す。ソール、ウラン、ラスク、パン太郎!逃げてくる人間を1人として生かすな!全て殺せ』
『承知しました!!』
『はぁ……俺が魔王みてーだな……
ルドラ俺を降ろしたら、一時退避しててね。
神光砲をぶちかますから』
ルドラが大きな翼を広げ飛び立ち羽ばたいた時に全員が思った……
あれが【神竜】か。
神々しい健汰と神々しいルドラ。
義兄弟の姿は実に頼もしく美しかった。
『ルドラ……行ってくる』
『ああ、かましてやれ!』
ルドラは直ぐに旋回し退避する。
直後に健汰が超特大の陣を出し、神々しく黄金に輝く神光砲を撃つ。
一瞬にしてサミュエルの国が壊滅。
人口の99%が消えた。
余りの光景に眷属達も声が出なかった。
死人の兵は健汰に触れることなく浄化されていく。
『よう、糞野郎!
最早掛ける言葉は1つだけだ……消滅しやがれ』
『<驕りが過ぎるぞ>戸河健汰……
貴様も大勢殺しているだろうに、余と何が変わらぬだろうに?』
『そうかもな、だが俺は平和にするという目的で殺っている。
だから周りには仲間がいる。
お前は支配するために殺している。
結果お前の周りには誰もいない。違いはそこだよ!』
『偽善を……貴様はここで死ね!
そして余が!俺が今一度、神になってやる!』
サミュエルが剣を抜き斬りかかってきたが、健汰は避けなかった……避ける必要がないほど力の差が歴然だったからだ。
『!?オーラ!?これすらも斬れんのか!闇よ!増殖しろ!!』
どす黒い闇がサミュエルを纏い、
更に斬りかかるが全てその場で浄化されていく。
『おのれ!なぜだ!なぜだー!!!!』
『先ほどの言葉を、お前に返そう。
<驕りが過ぎるぞ>サミュエル。
貴様はもう終わってるんだよ。
神としての役目を全う出来なかった時点でな。
クズの上に雑魚とは呆れたよ。
敢えてこの技で斬ってやるよ……神の断罪』
サミュエルは健汰に首を落とされた。
『あ、そうそうお前、転生出来ると思ってるかもしれないが……
それ出来ないから。
【神の断罪】は、お前の能力と魂を切り離し浄化する技だから、お前はこれで終了だよ』
『おのれ!!おのれー!!!!』
サミュエルの体は浄化されていった。
ここに悪魔サミュエル王は完全に消滅する。
欲に溺れた無力な王の最期は重鎮も側近も誰もいない、孤独な生涯である。
ルドラの迎えが来ていたので健汰は背に乗った。
『お疲れ様だ。それにしてもお前強すぎだろ!』
『そうか?まだ3割程度しか力出してないぞ』
『は?
じゃー全力ってどんだけだよ!』
健汰は笑いながら言った。
『さぁな、出した事ないからわからん。
帰ろう皆のもとへ』
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『……サミュエルが死んだか。
流石は父さんだ……
リコ、ピン、君たちは父さんの元に帰りな……
僕はもう眷属ではないし、もう、戻れないから……
父さん……罪は許さない……だったよね?
あなたが今回行った行為は、人間からしてみたら罪ではないのでしょうか……
僕には、あなたの取った行動に対しての正解が、わからない……』
そ、そ、奏汰ーーダメじゃー
ラスボスにはならんといてー!
ってのが僕の思いでもあります……
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