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無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした  作者: メバル
3章

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【23】ドラゴン王レイグ

 嘗て人と友となり義兄弟となったダークドラゴンがいた。

 そのドラゴンの名は【レイグ】現ドラゴン族の王だ。

 レイグは王としての仕事も全うしながら、大海と小さな里を頻繁に出入りしていた。

 いつも友に会いに行くと言って出て行く。が、その時の顔は、いつも寂しさに支配された顔であった。


 そんなレイグに一報が届く。


 召喚されたルドラが帰宅したと……それも、神を連れて。

 レイグは急いで居城に戻り玉座についた。


『父上、ただいま戻りましたぞ!』


『よくぞ戻った。して、横に居られるのが神か?人間に見えるが……』


『ああ、元は人間だ。

 ルドラとは主従の契約ではあるが、俺が唯一心を許せる友であり、今では俺の大切な義兄弟だ。

 義兄弟になった事でこれからのことをルドラがドラゴン王と話した方がいいと言うので出向いた』


『この方は人間ではあったが紛れもなく神だ。

 ドラゴン族は召喚されても宿主が愚者ならその場で食い殺す。それが、ドラゴン族の教えであるが、この方は異次元だ。

 それに、今では我にとって大切な義兄弟となった』


 レイグは、とても寂しそうな表情と懐かしさに溢れた表情で語りだした。


『人間……義兄弟……懐かしいなぁ。健琉……200年たった今でも思い出すよ。我が友よ……』


『建琉??それは、戸河建琉か!?もしそうなら、俺の曾祖父の名だ。死後異世界に転移されたのか……なるほど、この違和感と懐かしさは、こういうことだったのか……その人は、紛れもなくその人は俺の曾祖父で、ご先祖様だ』


 神になったからこそ分かる事も沢山あった。神になってから、時折自分の一族の匂いがした。何となくだか、懐かしさを感じていたのだ。それと同時に大切なものの気もしていた。恐らく曾祖父は現世死んで異世界に転移したのだろう。


『なんと!?是非とも一緒に来て欲しいところがある。

 建琉の一族、そう末裔が居る小さな村だ。

 建琉はエルフと結婚し直ぐに死んだ。結局顔を見ることは叶わなかったが、建琉とエルフの間には子がいたんだよ。

 その子も50年ほど前に死んだが、建琉にとっては孫が居る。

 君とは血縁者になるのではないか?』


『想像もしていなかったなぁ……異世界で一族か……会ってみたいな。案内してくれないか?』


『勿論だ!スレイも喜ぶだろうなぁ……』


『楽しみな展開になってきたな!ルドラ、行こう!』


 ものすごい展開になってきたなぁ、まさかこんな異世界で、先祖に会えるフラグが立つなんて……まじビックリするわ。

次回はちょっと長くなりますが

何でもありなチートが出ますw


いつも読んでいただいてありがとうございます

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無価値と言われた人間が異世界では絶対必須でした

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