転生者よ×賢者 エイプリルフールIF「もしもリアの家族になったのが光だったら」
リアの家族になったのが賢者シリーズの子だったら、というIFです。クーとか説子とかと出会わなかった世界線で、光と会ったら、という。
詠唱魔法が主流な、王道な剣と魔法の世界…転移者、転生者問わず、日本人が居る確率が多少高い事以外は特筆する事も無いその世界を彷徨って、何百年が経っただろうか。
ふと気が向いて、魔法学校に潜り込んだ私は――そこで、家族と出会った。
「また異世界召喚…勘弁してくれよ」
呆然と日本の学生服のまま佇む少年…少年?を反射的に解析して、私は驚いた。
異世界…まだ行ったことの無い異世界人の血が混ざった日本人だったからだ。というか日本自体、私が普段は行ってない並行世界ね。
…性別も、ちょっと驚いたけれど。あんなに完璧に男子高校生にしか見えないのに体は女とか、変な人間も居るのね。
「ねえ。貴女、どうしたの?」
「え…え!?」
――彼女がその男装少女…空澄光に話しかけたのは、ただの好奇心だった。
しかし、彼女の好奇心が愛に、執着に変わるまで、それほど時間は掛からなかった。
或いは。
最初に名前が無いと話した時、目が琥珀色だからアンリーアだな!なんて屈託のない笑顔を向けられた時点で、もう遅かったのかもしれないけれど。
…出会った時の、太陽のような笑顔を思い出して、リアはくすりと笑みを零した。
おしまい!(強引に締めた)
補足コーナー
・雹が居ないのはあの時点だとまだ雹が動いてないからです。じわじわ動いて親友ポジを獲得しようとしてる辺り。
・光はクーたちとは違って不老になる事をよしとせず、人間として死ぬ事を選びます。雹も同じくというか光が死ぬなら僕も死ぬみたいな感じというか。
リアは光が人間のままでいる事について、彼女の死後魂を捕らえ自分の手元に置くのを許可する事を交換条件にそれを了承し、連綿と続いていく子孫たちを魂状態の光(と雹)と一緒に見守っていく感じですね。
たぶん将来的に風香&留斗とかナトカ&ネネとかも見守り仲間に加わる。




