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Re:connect  作者: ひとやま あてる
第5章 帝国編Ⅱ
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第79話 勇者

不定期だったり連続投稿したり、不安定ですみませぬ。

「来る……来る……来るぞ……!」


海上には多数の黒い影が浮かんでいる。


飛行型の魔人こそ多くはないものの、多数の黒い海獣の背にこれまた多数の魔人と思しき存在が乗っている。


海上を走る存在もちらほら。


それらは遠方ながら着実に大きさを増し、接近してきているのは明らかだ。


住民達は、それを固唾を飲んで見守っている。


数分後には開戦だ。


皆、身体の震えを必死に抑え込んでいる。


それは恐怖か、武者震いか。


今日までに散々魔法訓練を行なってきた。


付け焼き刃かもしれない。


それでも必死にやってきた。


それだけの自負が皆の中にある。


だからこそ、この恐ろしい状況から逃げ出せずに立ち止まっていられるのだ。


今、この空間にいるのは住民達だけだ。


兵士たちは作戦のためにこの場を離れ、この村落を取り囲むように配置している。


頃合いを見てここに攻め込み、魔人の大隊を滅ぼす作戦だ。


目に見えてこちらに向かってくる魔人は数を増している。


これも聞いていた通りだ。


斥候を送り込んでくるような連中ではないと聞いている。


魔人は自分たちが絶対的強者と思い込んでいるからこそ付け入る隙があるという話だ。


今のところ帝国の使者がもたらした情報通りに事態が推移している。


言葉こそ発さないものの、男達は目配せで作戦の順調な滑り出しを喜び合う。


だがそれも今のところ、というだけだ。


ここから事態が急変することもありうる。


それを思い出して、また気を締め直す面々。


衝突の時は近い。



            ▽



「おかあさん……」


「大丈夫よ、マリア……。

大丈夫、大丈夫だから」


母はそっと私を撫でてくれました。


私に触れる手が震えているのが分かります。


戦える者は外に出ていましたが、戦えない者は自宅に篭っています。


一応地下の隠し部屋に隠れてはいますが、こんなものにあまり意味がないことは分かっています。


でもこうやって隠れていることしかできません。


それも当然です。


国の方針に逆らって逃げ出すものなら、どんな仕打ちが待っているかわかりません。


それに、力を持たない一村人程度が外の世界で生きていくことなどそもそも困難でした。


魔獣1匹でも持て余すような私たちでしたから、そもそも逃げ出せないというのが現実でした。


そのため、私たちはなるべく室内に侵入されないような措置を取りながら引きこもるしかないのでした。


そして、恐れていたその時は訪れます。


家のすぐ外で剣戟や悲鳴、怒号が飛び交うなか、私たちは震えて縮こまるしかありません。


一体どれだけそのストレス晒されていたでしょうか。


突如、けたたましい破壊音が響き渡りました。


私たちのすぐ頭上でしたので、十中八九我が家の扉が壊された音です。


ドスドスと地面を踏み締める音が聞こえます。


それも一つ二つではありません。


「ゲヒャヒャ!」


醜く潰れたような声も響いています。


来ないで、来ないで、と必死で心の中で祈ります。


初めて神様に祈ったのかもしれません。


ギギギ……。


そんな祈りも届かず、暗い地下室に一筋の光が入り込みます。


希望の光なんてものじゃありません。


それは絶望の光。


まさか光に対して憎悪を抱くことなんてないと思っていましたが、この時ばかりはこれを恨みました。


差し込む光によって、私たちを覗き込む者どもの醜いシルエットが露わになります。


実際に魔人を見たのはこの時が初めてでしたが、聞いていた以上の異形のその姿に、本能的に嫌悪感を覚えました。


ある者は唾液を零しながら、ある者は気色の悪い笑顔を浮かべながら私たちを品定めしています。


そのまま私たちは乱暴に引き摺り出されました。


どこから用意したのでしょうか、轡を噛まされ、手足を荒縄で縛りつけられます。


そして私たち以外の者と同様に、村の中央に集められました。


村の中はひどい有様でした。


ほとんどの家屋は大きく破壊され、男達の遺体も多数転がっています。


血痕や千切れた手足、そして今なお魔人の足元で踏み潰されつつある人間の悲鳴。


あまりの光景に、私は気を失いました。


むしろ気を失って良かったのかもしれません。


あんなものを永遠に見せつけられていては、心が壊れていたでしょう。


村は容易に制圧され、中央大陸からどんどん魔人が上陸してきます。


そんな時にも、まだ国からの援軍は手を出してきませんでした。


その後、魔人が私たちを管理しやすいようにバラバラの施設に移されました。


早く助けてくださいと、どれだけ心の中で叫んだでしょうか。


そしてまともな食事も与えられないまま、2日が経過しました。


皆空腹にお腹をギュルギュルと鳴らしながら、必死に耐え続けていました。


流石に汚いのは見苦しいのか、排便排尿は魔人の付き添いの元で順番に連れて行かれました。


たとえその時でも魔人は監視をやめません。


もうみんな諦めてその状況を受け入れつつありました。


しかしなぜ抵抗せずに諦めたのか。


それは、魔人に楯突いた者が目の前で八つ裂きにされたからです。


生きたまま首を引きちぎられていました。


もしあのような行動を取ってしまうと、同じ目に遭うと分からされたのです。


それ以降は反抗の意思も消え失せました。


あとは皆弱っていく一方でした。


たった数日なのに、なんとも人間は脆いのだと思い知らされました。


軍は何をやっているんだという不満も当然漏出します。


ですが不平を唱えても状況が好転するわけでもありません。


不満に口を開くことで無駄に体力を使うと分かったのか、それも次第になくなっていきました。


その苦しい生活の中で、私は子供ながらに魔人を倒せないのかと大人に問いました。


それを聞いた大人は「無理なんだよ」、そう言って嗤いました。


魔法は一朝一夕で身につくものではなく、魔人を傷つけるのすら困難だったそうです。


そして練度の足りない村人の攻勢など、魔人にとっては一笑に付すものだったようです。



            ▽



魔人襲来から数時間後──


「ゲヒャヒャ、弱ェ、弱ェ!

貧弱スギンゾ人間ドモ!」


目の前の人間が、魔人の腕で豆腐を切るかのように離断される。


阿鼻叫喚の惨劇が繰り返され、魔人の軍勢は大した負傷もなく勝利を納めた。


「モット殺サセロ!

モット抵抗シテコイヨォ、人間ンンン!?」


一際交戦的な魔人が、更なる獲物を求めて無抵抗の人間の掴みかかった。


「ひぃ……!」


「ヤメテオケ」


別の魔人から制止の声が飛ぶ。


「アァン?

適当ニ間引ケッテ指示ダロウガヨォ!?」


交戦的な魔人は、同族に対してもその獰猛さを叩きつける。


「集メタ人間ハ、本国ニ送ッタ後ドクターガ実験ニ使ウラシイ。

ヤリスギルト、目ヲ付ケラレルゾ?」


「チッ、マダ殺シ足リネェノニヨォ!」


「マズハコノ場所ノ制圧ダ。

コノヨウナ前哨基地ガ早々ニ手ニ入ルトハ僥倖ダ。

配置サレテイタ人間ノ練度カラモ、人間ドモハ余裕ガナイト見エル。

コノママ同胞ヲ集メテ体勢ヲ整エ、人間界侵攻ノ足ガカリトスル。

準備ガ整エバ、コレ以上ノ数ノ人間ヲ殺シ回レルダロウ」


「待チキレネェナァ!

デモ、何匹カナラ構ワネェヨナァ!?」


「ソノ程度ナラ誤差ダ、好キニシロ」


「ゲヒャッ!」


交戦的な魔人は舌舐めずりをして、先ほど見た女児のことを思い出していた。


あの怯えた目が堪らなく良い。


指を一本一本千切っていったら、どんな顔をしてくれるんだろうか。


魔人はそんなことを妄想しながら、殺しを我慢するのだった。



            ▽



村が制圧されてから4日が経過しました。


もうまともに動ける者はいません。


ここ数日の中で魔人の話を盗み聞きしたところ、私たちは明日魔界へ送られるそうです。


魔界から私たちを回収する部隊の到着を待って、人間界侵攻を開始するようです。


一体私たちの国は何をしているのでしょうか。


この場所には、すでに結構な数の魔人が集結しています。


数だけでいえば1000は優に超えているでしょう。


こんな数を人間たちの力で抑え込めるとは思えません。


この頃には私も、ここが国から見捨てられたことには気づきました。


ですが怒りなどは湧いてきません。


弱い私たちが悪いのですから。


魔界に送られて安全な生活はあるんだろうか。


そんなことをボーッと考えながら過ごしていました。


こんな状態が続いていると、気をおかしくする者も増えてきます。


耐えきれなくなって自害を試みようとする者も出てきますが、全て魔人に押さえ込まれます。


そういえば魔人は活動しっぱなしでしたが、彼らは眠らないのでしょうか。


そんなどうでも良いことを考えてしまいます。


見目の良い女性も時々外に連れ出されていきます。


どうやら人間を犯すことに悦びを覚える魔人もいるようでした。


戻ってこないところを見ると、最終的に自殺したか殺されたのでしょう。


この頃の私には犯すという意味が分かりませんでしたが、後で知って反吐が出ました。


私にも、とある魔人から恐ろしい視線を向けられることがありました。


私が初めて目にした魔人に相違ありません。


周りのことに対しては他人事でしたが、その視線を受けた時は心の底から震えました。


そして5日目、どうやら私たちを回収する部隊が到着したようです。


ああ人間も終わるんだ、とその時実感しました。


ここから魔人が人間界に解き放たれます。


順番に収容施設から連れ出される中で、聴き慣れたとても嫌な声が響きました。


「ゲヒャ、チョット待テ!」


あの気持ち悪い魔人がズンズンと私たちのもとに歩み寄ります。


「ぐっ!」


その魔人は私に近づくや否や、私の首を掴んで易々と宙に持ち上げました。


足をバタバタとさせて抵抗しましたが、そんなもの何の意味も為しません。


「ゲヒュッ……駄目ダ、我慢出来ネェ……!

コイツヲバラシテヤラネェト、コノ昂リハ収マンネェ!」


「マリア、マリア!

やめて、マリアを──きゃああ!」


殴り飛ばされる母を尻目に、魔人は私を連れて歩いていきます。


声を出すことも出来ません。


そのまま魔人は村も出て、誰の人目にも付かない場所に連れてこられました。


周りには草木が生い茂っています。


色々楽しむには打ってつけでしょう。


首を締められて酸欠から意識も飛びそうな状態から突然後頭部に衝撃を受けました。


頭から地面に叩きつけられたのです。


それと同時に首が解放され、一気に呼吸が可能になりました。


必死に空気を吸い込みます。


殺されるんだという私の思考と関係なく、身体は生きることを懸命に欲しています。


思考が回復してくると、顔に垂れ落ちる何かの存在を感じました。


目の前には、私の顔に唾液をボタボタと零して興奮する魔人の顔がありました。


「ひぃ……!」


恐ろしくて声も出せず、身体も動きません。


恐怖というのは人間のあらゆる行動を阻害してしまうのです。


「ハァ、ハァ、ソノ顔ダァ……!

今カラオ前ヲグチャグチャ二シテヤルカラヨォ、必死ニ抵抗シテクレヤァ!」


「や、やめ……」


「ゲヒャヒャヒャ……ナンダ?」


突如、魔人の足下が光ったのが分かりました。


訳が分かりませんでしたが、それを見て魔人は一瞬動きを止めました。


私の身体も生きるために必死で足を動かして、魔人から離れるように動きます。


「グェ!?」


それがたまたま魔人の顔にクリーンヒットし、魔人の身体が仰け反りました。


「テメ──ェ?」


私も魔人同様、驚きに目を見開きました。


私と魔人の間には、透明な──明確な壁が存在していたのです。


「ナンダァ、テメェ何ヲシヤガッタ!?」


魔人はドンドンと壁を叩いていますが、それが壊れる様子もありません。


それと同時に、足元の光も光量を増してきています。


その光は線のように遥か遠くまで繋がり、村々を大きく覆うように描かれているのが確認できます。


幼いながらにも、それが魔法陣の一部なんだということに気がつきました。


草むらの中で、私は呆気にとられたまま目の前の光景を眺め続けます。


光の線の内側は、眩く目も開けられないほどに光量を湛え、そして──


目を開けたときには、目の前には何もありませんでした。


あの魔人も何の痕跡も残さず消えていました。


魔法陣を構成していた線が光を失うと、ようやく私の思考も回復してきました。


何やら胸騒ぎがした私は、脇目も振らずに母の元へ駆け出しました。


村の外に連れ出されるまでに多数の魔人とすれ違ったはずですが、それすらも見当たりません。


違和感は増し続けます。


村の中央あたりに差し掛かったとき、一瞬見えた何かに身の危険を感じ、さっと物陰に身を隠しました。


「ア……アァ……アアア……」


黒い靄を纏う何かが、村の中央に鎮座して呻き声を上げています。


逃げろ、と全身が危険信号を発しているのが分かりました。


ですが、少しでも物音を立ててしまえば襲いかかってくることが容易に想像できました。


あれは、何だ……!


「フーッ、フーッ……!」


必死に息を殺して、それが去るのを懇願します。


ジャリ……。


足音で、ソレが動き出したのが分かります。


来ないでくれと祈りながら私は蹲り続けます。


「ふん、こんなものが生まれるとはな」


何者かの声が聞こえます。


ギィィン!


物陰から覗き込むと、ソレが声の主に肉薄しているのが確認できました。


その声の主──灰色の長髪で高貴な服装をした男がソレの攻撃を剣一本で受け止めています。


「アアアア……アアア!」


「飼い主に牙を剥くとは、失敗したと言わざるを得んな」


男が無造作に剣を振るうと、ソレは糸の切れた人形のように倒れ伏しました。


グシャリと地面に転がり、そこから止め処なく血液が溢れて血溜まりを広げていきます。


「ア……アァ……許……サン……」


ソレは断末魔の呟きを残すと、すぐに事切れました。


「陛下、御無事ですか!?

お怪我はありませんか!?」


突如別の人間の声が響きます。


そして男に駆け寄る者が1人。


よく見た顔で、覚えています。


それは先日この村に訪れた使者でした。


「ああ、このような出来損ないに後れはとらん。

しかし異物を混ぜすぎたのか、すでに人間では無かったぞ。

まだまだ改良の余地がありそうだ」


「左様で御座いますか。

では我々はこの遺体を回収してこうなった原因追求に努めます。

陛下はこのような汚らわしい場所に長居されてはなりません。

お早くお戻りくだされ」


「ああ、委細は任せたぞ」


そう言い残して、陛下と呼ばれる男は去っていきました。


「物欲に塗れた愚民どもも、陛下の役に立てて本望であろう。

まさかあそこまで約束を信じるとは、愚かにも程があろうに」


使者は下卑た嗤いを浮かべてソレを見下ろしています。


そんな使者の元に複数の人間が駆け寄ってきます。


「宰相、お待たせ致しました!」


「遅いぞ貴様ら!

さっさとこの汚らしい死体を回収せよ!」


「はっ!

その他、何か回収すべきものはございますでしょうか?」


「ここにはその死体だけだ。

住民も魔人も全て触媒として使用し切ったのだから、何も残っていないことは明白だろう!

下らないことを聞くでないぞ!」


「も、申し訳ございません!」


「回収が終了次第、この村全域に火を放て。

ここは魔人との激しい戦闘が行われた跡地として、残すべきものは何もない!

大量の魔人がやってきたが、陛下の手腕で見事撃退できた。

そういうシナリオだ。

そこにここの住民が介在したとかいう無駄な脚色は要らないのだ。

実験材料として帝国の役に立てた。

それだけでもここの住民としては誇るべき結果だろう。

我が軍の兵士の損失もなく、作戦としては完全に成功だ」


その後、私はなんとか身を隠して村を脱出しました。


程なくして、その命令通りに私の村は焼かれました。


丘の上から見た村の最後は、いつまでも忘れることないでしょう。


最終的に別の村にたどり着くまで、魔獣蠢く大地を一人で歩き回りました。


早くから魔法を教えてくれた母のおかげで、なんとか命をつなぐことができたのです。



            ▽



「──そして孤児として拾われ、教会に身を置いて現在に至るというわけです。

どうですか?

現在の人間界の平和はとても良いものだと、今でも思うことはできますか?」


「いえ、それは……」


あれは失言だった。


軽はずみな発言は、今後控えるべきだ


「今あなたが立っているその場所に、ちょうど我が家があったのですよ」


「え……」


何て返せば良いんだよ……。


「……今語ったお話が、知られざる真実です。

これを知っているのは、あの作戦に関わった帝国の上層部の人間、そしてあなたと私だけです」


「だから……家族を、村人を作戦のために殺されたから、シリウス皇帝を恨んでいるんですか?」


作戦のためとはいえ、人間ごとやってしまうなんて。


ジュリが皇帝のことを冷血みたいに表現してたのも理解できる。


「そういえば、大事なことを話していませんでした。

あの時に行使された大規模な魔法。

魔人共々住民全てを消し去ったあの魔法の結果として、黒い靄を纏う魔人が生み出されました」


「えっと……生み出された?

ということは魔剣を作るみたいに、多数の命を使って魔人を作り出したということですか?」


帝国は作戦に加えて、よくわからない実験も行っていたということか?


家族が犠牲になってしまうなんて、俺ならどう感じるのだろうか。


「うーん、少し語弊がありましたね。

正しくは──呼び出された」


「え……?」


「呼び出された結果、その姿が魔人のそれに変化していた、というのが正しいでしょうか。

恐らく人間も魔人も混ぜて魔法を発動したから、そうなったんでしょうね」


「ちょ、ちょっと待ってください!

呼び出すって、どこからそんなものを……!」


「あなたも、実は分かっているんでしょう?」


マリアは顔を傾けて、俺の向こう側を見ているようだ。


そこに奇妙な恐ろしさを感じる。


「でも待ってくれ!

そんな……そんな事って!」


聞きたくない真実が、今にも聞こえようとしている。


脈打つ俺の心臓。


「あれは口頭で唱えて発動できる規模の魔法ではありませんが、それをあえて唱えるとすればですね」


それ以上は言って欲しくない。


しかしマリアはそんな俺を無視して言葉を綴る。


「リーサルマジック、ロード……サモン ブレイバー。

つまるところ──」


やめろ、やめてくれ。






「勇者とは、人間を触媒とした犠牲魔法の産物です」






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