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第79・5話 選挙活動。

『イケメン党』

という政党を、俺は設立した。


俺以外、党員は全て女性だ。

よって、俺以外の候補者も全て女性。


というわけで、俺は今さ。

『イケメン党公認の候補者』

であるアゼレアの応援演説をしている。


「このアゼレアは素晴らしい女性

(嘘だよ。ぷぷぷ)です!

 この究極のイケメンが保証します。

 イケメンは正義です。

 イケメンは信じていれば、間違いはありません!

 このアゼレアに清き一票を!」


女性たちが、歓喜の声をあげる。

「「「きゃああああああっ! 

   カッコいいぃいいいいいい!」」」


超気持ちいい。


なのにさ。


愚かなブサメンどもが、

野次を飛ばしてきたんだ。

「「「アゼレアさんのどういう所が

   すばらしいんですかぁ!?」」」


うぐぅ、痛い所を突いてきやがった。

確かに、

このケチ魔女には良い所がほとんどない。 


しどろもどろに、俺は答えた。

「む、胸が大きいところかな……」


「「「ぎゃははははははははは!」」」

下品にも、ブサメンどもは大爆笑を始めた。


その中の1人が前に進み出て、言った。

「さすが、究極のイケメン様。

 おっぱい大好きの変態野郎。

 だから、ぷぷぷ。

 イケメンは正義なんていう、

 世迷い言をぶちまけられるですね!」


「……………」

俺は不覚にも、言い返せなかった。

 

ブサメンどもは声をそろえて、

シュプレヒコールを始めた。

「「「ウンコ、死ね!」」」

「「「ウンコ、死ね!」」」

「「「ウンコ、死ね!」」」

「「「ウンコ、死ね!」」」

「「「ウンコ、死ね!」」」

「「「ウンコ、死ね!」」」

「「「ウンコ、死ね!」」」


俺は泣きたくなった。

でも、泣かない。

泣く必要なんかない。


だって、アゼレアの奴がさ。

魔法を唱えてくれた。


「クリムゾン・エクスプロージョン!」

結果、大爆発が起きて、

ブサメンどもは吹き飛ばされたんだもん。


アゼレアの奴は言った。

「ウン公様をバカにすることは万死に値する。

 死刑だ」


その他ファンたちも続いた。

「「「そうよ! 死刑よ! 

   だから、トドメを刺しましょう!」」」


女性たちは瀕死のブサメンどもを袋叩きにした。


その様子をニヤリ顔で見ながら、俺は叫んだ。

「これがイケメンの底力です!」


その他にも、

俺は選挙カーならぬ選挙馬車に乗ってさ。

国中にイケメンをアピールした。


加えて、

俺の似顔絵を描いた選挙ポスター

を貼りまくってさ。

さらに、国中にイケメンをアピールした。


選挙資金は潤沢にある。

アゼレアのへそくり

『100億5836万4823G』を

使っているからね。


というわけで、俺はさ。


貧民街に大規模な施しを敢行。

国中に、性格の良さをアピールした。


後日行われた、選挙の結果……

女性有権者の100%の支持を得てさ。

『イケメン党は過半数の議席を獲得。

 第1党となる』


ちなみに、男性有権者の支持はゼロだ。

でも、

この国は長期の戦争で男が減っていたので、

ぷぷぷ。

奴らは無視しても、問題ナッシングなのだ。


こうして、俺は第1回議会にて、

賛成多数で国王に選出された。


よし。

これから、好き勝手に政治をするぞ!



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