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第116話 修羅と化す。

呼吸を止めてから、3日後。


職証君がやって来た。


職証君は、

ズキンから託された手紙と、

ルルナから託された薬草を持っていた。


ウンコは、まだ生きていたので、薬草を食べた。


そして、手紙を読んだ。

『お兄ちゃんへ。

 反省したら、ヴァイテガに戻ってきていいよ』


ズキンよ。 

悪いが、お兄ちゃんは絶対に反省なんかしないぞ。


お兄ちゃんは正義の為に戦ったんだ。


悪いのは全て、神と人間どもだ。


奴らのせいで、俺はズキンに怒られたのだ。


畜生! 畜生!


全身から湧き上がる怒りが、

俺の理性を壊していく。


俺は久方ぶりの空気を吸った。


吐息で作った言の葉には、

神と人間への怒りが満ちていた。


「オノレ……オノレ……」

ああ、魔物魔物と呼ばれ続けたせいでさ。


知らぬうちに、

心の魔物化が深刻化していた様だ。


もう片言の言葉しか、声に出せなくなっている。


「カミト、ニンゲンドモメ……オボエテロヨ!」


こうして、ウンコ(魔物)は

復讐の修羅となったのだった。 

 


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