第72話 CATASTROPHE
*「神を信じないなんて……」
ルヴィン兵士「!?」
*「悲しいなぁ……悲しいなぁ……悲しいなぁ……」
ルヴィン兵士「悲しいだと…!?」
*「んだからぁ…この王族は…王家は…世界は…滅ぶべきだよねぇ?…魔王さま!!!」
するとその時だった…その言葉が合図かのように…
その姿が変質し始める…
その姿は古の悪魔と…化した
その姿は…黒紫の肌に…純黒の翼…
ダークブラウンの悪魔の角が生えている…
ルヴィン兵士「は…悪魔……!!」
*「我は…古の悪魔!!今からこの城を魔王軍が滅ぼしてやろう」
ルヴィン兵士「な…なんだと!?」
古の悪魔「さあ…交戦開始だ…魔召喚魔法陣展開」
ドゥィインドゥィイン!!
するとルヴィン城の地面…ルヴィン砂漠…
空中…ルヴィン城の壁などに…
黒い魔法陣が展開される…
ルヴィン兵士「な…なんてことだ…」
古の悪魔「物量で…崩してやろう…ふはははふははははあ!!」
その魔法陣から…魔物達が…
スケルトン…ダークスライム…
エビルスネーク…エルダーリッチ…
血のグリム・リーパー…クラッドウルフ…
そしてベヒーモスに…
ゴーストウォリアー…
無数の魔物たちが…
無制限に召喚されていく…
ルヴィン兵士「迎撃しろ!!なんとしても…この城を…守れ!!!」
ルヴィン槍兵士「だな…王様の為!!」
ルヴィン弓兵士「後悔させてやる!!!」
ルヴィン格闘兵士「さあ来いよ」
だが…古の悪魔は…
古の悪魔「ははっ…弱い弱い……なんとも…悲しいなぁ悲しいなぁ…城を守れないなんて…とっても…悲しいなぁ…黒炎陣…」
ルヴィン兵士「何!?」
すると古の悪魔の周辺に展開された魔法陣から
悍ましい黒炎がルヴィン兵士たちを襲い…
城壁を焼き崩す…
ルヴィン兵士「…な…なんてことだ…」
古の悪魔「そうだねぇ…君たち人間の戦力では…あまりにも力の差がありすぎる!!」
そのころの会談の間…
~ルヴィン城・会談の間~
衝撃が会談の間まで達していた…
ルヴィン王セイヴァス「来たか…」
サンブ王セヴ「一体なにが起きている!?この騒ぎは一体…まさか…魔王軍か!?」
ルヴィン王セイヴァス「時間がないセヴ」
サンブ王セヴ「なんだセイヴァス!!」
ルヴィン王セイヴァス「逃げろ…お前だけでも…!!」
サンブ王セヴ「ふざけているのか!?セイヴァス!!この由緒正しきルヴィン城を見捨てろとでも言うのか!?」
するとルヴィン王セイヴァスは首を横に振り言う…
ルヴィン王セイヴァス「見捨てるのではない…託すのだ…未来に…そして…もし…万が一のことがあれば…」
サンブ王セヴは息をのみ…
ルヴィン王セイヴァス「ハクたちを…城の子供たちを…どうかよろしく頼みたい」
サンブ王セヴ「………」
するとルヴィン王セイヴァスは背を向け…
壁に掛けられていた一本の大剣を取り装備した
サンブ王セヴ「それは歴代の受け継がれた武器だな?」
ルヴィン王セイヴァス「ああこの大剣こそが…歴代のルヴィン王に代々受け継がれてきたルヴィンテンペストだ」
サンブ王セヴ「そうか…生き残れよなんとしても…」
ルヴィン王セイヴァス「できればそうしたいが…相手が魔王軍だ…多分死ぬだろう…それにお前はサンブの王だ生き延びねばらなぬ…」
サンブ王セヴ「…セイヴァス…」
ルヴィン王セイヴァス「そして…この世界の希望を…次の世代に繋げてくれ」
サンブ王セヴ「………」
ルヴィン王セイヴァス「…行けセヴ!!」
ルヴィン王セイヴァスはそう言うと…
ルヴィンテンペストを構え…
城門の方に向かった…




