第71話 A Meeting Between Two Kings… Accompanied by a Mysterious Young Man
~ルヴィン城・会談の間~
それはルヴィン城の奥深くにある場所…
頑丈な扉と兵士に守られた会談の間では…
王族同紙による…
ルヴィン王族とサンブ王族による…
会談が行われていた…
会談の間は…広い石造りの部屋だ…
その壁には…歴代の王の写真と紋章が飾られている…
それにこの世界での戦いの歴史も記録されている…
そこではルヴィン王セイヴァスとサンブ王セヴ…
が会談を行っていた…互いに王冠を外しており…
それは王族の血筋と言うよりも…ただの男としての意味でもあった…
サンブ王セヴが話を切り出した…
サンブ王セヴ「……すでにご存じとは思うが…」
ルヴィン王セイヴァス「…!!」
サンブ王セヴ「ここから…南の方角にあるラフウェル城は…かの魔王軍の襲撃を受け…完全な廃墟と化したそうだ…」
ルヴィン王セイヴァス「マジか…なら…アイツは…亡くなってしまったのか?襲撃を受け…」
サンブ王セヴ「さあ…だが生き残った兵士の話によると…ラフウェル城の城壁は崩れ…王族は…ラフウェル王とラフウェル王妃は…命からがら魔王軍の魔の手から…逃げのびたと聞く…」
ルヴィン王セイヴァス「そうか…良かった…」
サンブ王セヴ「だが…そのラフウェルの民は多くが戦死してしまったそうだ…」
ルヴィン王セイヴァス「そうか…だが…やはり…来たか魔王軍」
サンブ王セヴ「ああ…」
ルヴィン王セイヴァス「それに今の時代…何処の王族も例外ではないのだ…」
サンブ王セヴ「ああ…その王家の血脈が狙われるかどうかは…運では済まされんのだ…」
ルヴィン王セイヴァス「ああ…何故だか知らんが魔王軍は…王家の力そのものを…脅威と見ている」
サンブ王は頷いて言う…
サンブ王セヴ「そりゃあ…そうだろうな…いろんな王家が存在しておる限り…人々の希望は消えんのだからな」
ルヴィン王セイヴァス「そうだな…つまり奴らにとって…魔王軍にとっては…王家は真っ先に潰すべき…いや…ねだやすべき存在と言う訳だな」
サンブ王セヴ「そりゃあそうだな…」
やがて…会談の空気は張りつめていく…
一方のその時…ルヴィン城の正門では…
~ルヴィン城・正門~
とたたた…
ルヴィン兵士「ん…?なんだ?」
ルヴィン兵士が見張っている正門の前に…
ひとりの若者が姿を現した
その若者の服装だが…旅を行うような衣服だが…
なぜか落ち着いている様子だった…
そしてその若者は…ルヴィン兵士に向かって…
言葉を投げかける…
*「……あなた方は」
ルヴィン兵士「…?」
*「……神様を…信じますか?」
ルヴィン兵士「……な…なんだ貴様は」
だが…その若者は堪えずに…見つめていた…ルヴィン城を…




