こいつ、人を一人殺しかけてこの表情か······
博多と大阪は設定上、ガチ世界なので計算とプロットが必要(既に投稿してるもの全部がプロットみたいなものだけど)······しばらくお待ちください············。
説明しよう!設定上、出雲の外の話では手を抜いてはならないのだ!······海水浴は見逃してください
インターンシップもフードフェスティバルも終わり、博多旅行に行く事が決まった私達は、これらのイベントの狭間に嬉々としながら学校へ通う。
朝のホームルームの為に重々しい心と体を引き摺って来たのは、木村ちゃん先生だ。
「よーし、今日は愚鈍めらに転校せ······副担任を紹介する。入って来い」
「愚鈍めらに副担任なんていりません」
「生徒が愚鈍なのは担任が原因なのでは?」
先生は生徒を貶しながら、ドアを風魔術で開く。
カツカツカツコツコツコツと茶髪のロングの女性、そう、平井稜葵がスーツ姿で現れた。
「ナイストゥーミートゥー!アイムイツキ!アーユーレディー?レッツスタートエコノミークラース!(初めまして!私は稜葵!準備はいーい?経済の授業を始めましょう!)」
「NO!ユーアーソークレイジー!(いや、あんたら頭おかしいんじゃないの??)」
「平井······さん、何か拾って食べちゃった?」
「確かに稜葵はよく何か拾って食べちゃうけども、そこまで疑うのは酷いよっ」
「戸室さん、それ物凄いブーメラン刺さってるよっ」
姫路と私が口を挟むのは既に通例となっている。
「木村ちゃん先生、今これ何が起こってんの?」
「ああああのクソ校長!次会ったら地獄を見せてやる······!」
「先生は一体何に怒ってんの??」
「綾ちゃーん!私、教師になりましたよ!」
稜葵がこちらへ向かってきた。
「この国の法律は機能してらっしゃらない?」
「財閥の権力はですね······」
「あ!あそこ楓夏が寝てるけど先生は一体を何をしなきゃいけないのかなー!」
稜葵の後ろに、楓夏が居眠りしているのを見つけた。
「こういう時は、アドレナリンを分泌させるのが最適解なんです」
稜葵はチョークを楓夏に投げ付け、更には何処からかナイフも取り出して投げ始めた。
「ちょっっほわああああああああああああ!!」
チョークで目が覚め、ナイフに気付いた楓夏は文字通り必死の回避をする。
「ふう、これでまた一人の生徒を救えました」
稜葵は笑顔で額の汗を高級ハンカチで拭いた。
「こいつ、人を一人殺しかけてこの表情か······」
「戸室さんは殺した上での満面の笑みだよね?」
「やめて!私にそんな趣味なんて無い!」
「ダウト」
「あっ、そうです。天野さんに一つプレゼントがあるんですよ」
稜葵はレイにどこからか手頃な四角い箱を取り出して渡した。
無言で箱を受け取り、即座に開封したレイは両手を上に上げ、
「キターッ!!」と叫んだ。その声色には嬉々としたものが詰まっていた。
「いったい何なのそれ?」
「イアゼウスパス!」
「えっ······!」
「財閥の権力」
「やめて」




