フードフェスティバル1
新春ほど脳梗塞になりそうになる季節は無い
そんな中でも読んでくれる人がいることにも陳謝
然れども頭が働かないので簡略となる······陳謝
ハイパーファミリーレストラン「イツキング」。
二階建てで構成されていたソレは、気がつけば見る影もないほどの約四十階の大きな建物に変わっていた。
「感想どうですか?」
稜葵がこちらを向いて微笑む。
「かける言葉も何もくそもないです」
私の母が1年かけて建てたマンション並の建物を数日で作り上げる馬鹿力ならぬ馬鹿財力に感服せざるを得ない。
「これ、数日で倒壊するなんてことないよね?」
「綾ちゃん······うちの馬鹿財力を疑ってしまうのですね!?いいでしょう、説明して差し上げます。
まず材料!材料は全てジパング各地にいるクリエイト能力者にワイロ······お誕生日プレゼントを差し上げ、その見返りとして作っていただきました。
次に運送!運送は転位能力です、以上。
最後に組み立ては、蝿に徹夜させました」
「蝿かぁ。倒壊するね、これ。そんなことより、日照権エトセトラはどうしたの?裁判沙汰なんてよくあるけど」
「それこそお金ではないですか。わざわざ言わせないでください、バカですか?」
「そうです、私がバカなオジサンです」
「大食い大会のシステムを説明しておきますね。
まず、フードフェスティバルを行います。その中で大会の募集をかけ、大食い予選で一定量を食べ切った人を本戦に出させます。
本戦では、食べられる量は無制限とし、全員同時スタートのタイムリミット制になります。食材は1皿につき五キロで、毎度違う食材とし、ゴマ粒一つでも残せば失格ということにします」
「鬼畜だと思うのは私だけであろうか」




