インターンシップ
Q「リライトされたらどうなるの?」
A「描写やシーンを増やして、各話を整頓するよ」
Q「どうしてそんなことするの?」
A「分からない······私にはもう何もかもが分からない······」
今日も今日とて雨である。都会の人間には分からないであろうが、日本海側は否が応にも毎日雨なのだ!ちなみに、冬は雨に代わり雪が空を覆う。要するに、我々が太陽を拝められる日は少ない。
時折傘を忘れたレイや稜葵に傘を渡して私も傘をさす事もあったが、一人の時はお構い無しに雨粒を全て空圧で周囲へ跳ね飛ばして雨を回避する。理由は様々あるが長いので伏せる。
辿り着いたはミュージアム、及び総合博物館と呼ばれる巨大な建造物だ。絵画や化石、剥製やそれらに加え一部水族館のように生きている魚を展示していたりする。此処で私は1週間擬似的に働く事になる。
中に入るとそれ相応の広すぎるロビーが衝撃の花束を持って私の両目を迎え入れる。中央奥には壁へと続くだけの無意味な大きな階段、天井は目がチカチカする程にカラフルなステンドグラスで覆われ、そこからワイヤーで宇宙服が首を吊って垂れている。
目を下に向けると、先に到着していたらしきレイとオフィサーさんが何やら紙を手にして何かを話しているのを見つける。
近付いてゆくと私に気付いたらしきレイが「綾ちゃぉぁぁん」と私に飛び付いてくる。真正面から飛んできたので顔面に巨乳ブラストが炸裂し色々な大ダメージを受けた。
「こらこら天野さん、あなたの職場は西館の地下1階ですよ。早く行ってください」
「だってさレイちゃん。早く行ってらっしゃい」
「うぇー分かったよー」
私とオフィサーさんの言葉にレイは去った。
「はじめまして、戸室です。1週間お願いします」
「こちらこそお願いします。戸室さんは南館の地下三階が職場です。彼処はシークレットゾーンなので僕達は何も知りません故、ご自分で行って指示を受けて働いてください」
「し、シークレットゾーン!」
楽しそうな響きにワクワクしてしまう。
「では僕は天野さんの所へ行きますので、定時にまた会いましょう」
「了解!サーイエッサー!」
気分は良好。すぐさま南館のB3Fへ駆ける。
────南館B3F
音がピロピロ鳴り響いている。部屋は白を基調とされており、職員もみな白い服を着ている。時々、黄緑色の光る液体が取り出され、ワインレッドに変色する。これはどう見たって······。
「戸室くん、そこの硫酸瓶を取ってくれたまえ」
「あ、は、はい了解です教授」
これはどう見たって、研究機関である。
「あの〜、教授さん?」
「何だね戸室くん」
「ここって、博物館ですよね?」
「何を今更言うとるのだね。博物館に決まっておるだろう。君は脳ミソが逝っちゃった系インターンシップなのかね」
「言葉もないです」
化学は赤点しか取ったことのない私からしたらとんでも苦々しいインターンシップになりそうである。
化学って······




