第64話 海水浴:深海2
前書き「後書きが長いよ」
「えっ!?稜葵!?何あれ何それどうなってんの!?」
稜葵の背後の砂埃に目を凝らすと、蜘蛛のような蟻のような2メートルほどの奇怪な虫が十ほど稜葵目掛けて激走していた。
「戸室綾、剣を寄越せ!」
「えっあっ、うん」
伊織の指令に応え、ダイヤ剣を中空に作り出す。柄を掴んだ伊織は1度、ビュンっと片手で素振りをする。
「チートめ······」
そう呟き、伊織は稜葵の方へ走り出した······と思った瞬間、走る稜葵の背後で緑色の液体が弾けた。その弾けた液体の飛沫雨の中に、手を開閉して何かを確かめてる風の伊織の姿があった。
そして、何故か一際大きな緑の液体が私の顔面に飛んできて直撃する。
「ぶぇっ······臭い汚いネチャネチャする······」
すぐさま海に顔面を突っ込んで濯ぐ。
「戸室綾、さっきはあんな言い方して、悪かった」
伊織が謝罪を投げ掛けてくる。虫の体液の方を謝罪してもらいたいのだが。態とでないとしても伊織のミスである。
「何さ?態度違うんだけど」
「いや、お前の三つ目の能力が何なのか掴めた」
「それってどういう」
「バッファー系の固有能力だ」
「バッファー?······ってなんだっけ?牛?ホルスタイン能力?ミノタウロスしちゃう?」
「他人にプラス効果を与える能力者のことだ。つまりゲームのサポート系が持ってるようなやつのこと」
「なるほど」
つまりデバッファーはマイナス効果与えるんですね、覚えますから覚えますから。
「ん?そういえば稜葵は?」
「あー、忘れてた」
「アンタ本当に執事??ただのSPでは??」
見回す限り稜葵の姿が見えない······と思ったら、緑の液体溜まりに稜葵が大の字で倒れていた。
伊織が急いで抱えあげると、稜葵は目をグルグルにして気絶していた。
閑話休題。
異世界要素〜って言っても、世界編のヨーロッパ付近がお馴染みの魔法と剣のファンタジーみたいな感じになりますね〜······地球ですけど······
マジの異世界〜ってなったら世界編のメガラニカが······異世界ってより異次元······
ほんっとうにマジでガチでキチの異世界〜ってなったらレイの過去編とエピローグになりますかね〜············本当の意で異で違で忌になるので神道術同様に脳回路ショート君しちゃいますね、読者不孝でござる
余談ですが本編より長い後書きって書いた後に後悔しますね




