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新延長:avenir or cmeptb  作者: 依冬×夜霧 裕
近代ジパング編
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第58話 海水浴2

執筆環境相変わらず悪すぎ〜〜wwwww

あーもーやだ。来年のリライト版に丸投げしてテキトーに書こう。そうだそうしよう。相加相乗平均。

「うひゃー高いなー」

 ヘリコプターの窓から外を覗くと真っ青な太平洋。

「ヘリコプターなんて乗るの初めてだよ」

「私も私もー。黒はたまに乗ってるらしいんだけどねー。」

「だからそのヘリコプターって何なの綾ちゃん」

「そういえばその黒は何やってんの?てっきり来るものかと」

「婆ちゃんとこに行って何かしてるらしいよ」

「うへぇ。実力ナンバーワン候補は忙しいもんだねぇ」

「ガブっ!」

 レイが私の頭に噛み付く。

「痛ーい!何すんの!」

「無視するからだよ!」

「あのー3人とも。ヘリの持ち主が1番無視されてますよー」

「その通りでございます稜葵お嬢様。お3方(がた)は稜葵お嬢様にもっと敬意を祓うべきです」

 稜葵の言葉に白髪(しらが)のスーツ爺さんが便乗する。てか誰。

「あのー。この老人だれよ」

「あぁ、申し遅れました。私目は稜葵お嬢様の専属執事の正蔵(しょうぞう)と申します。以後お見知りおきを」

「そう、コレは爺や。私の執事の老害の方よ」

「執事なんて存在するんだね」と楓夏。

「老害の方って事は、他にも居るってこと?」

「えぇそうね。今ヘリを運転してるのが伊織(いおり)。バイト枠の執事よ」

「執事にバイト枠ってどういうシステム······」

「それよりも、島に着くまで時間もあるのでトランプでもしません?」

「あーうん。アプリ起動するからちょっと待って」

「いえ、大丈夫ですよ。爺や、トランプを」

「はえ?ありませぬぞ?」

「え?普通、『了解致しましたお嬢様!こんなこともあろうかと不肖私、複数のカードをお持ちしました!』って言うでしょう?」

「不肖私、手ぶらでございます!」

「分かりました。ではまた後で会いましょう」

 稜葵がドアを開けて、老害を蹴り出す。

「ああああああああああああ」と断末魔が一瞬で遠ざかる。

「綾ちゃんはトランプ持って来てますよね?」

「トランプなんて······いや、あるわ」

 読み取り済みにあるわ。てなわけで作って出す。

「綾ちゃんが執事になってくれた方が私の将来も安泰ですのに······」

「ダメ!綾ちゃんは私の元に永久就職するもん!」とレイ。

「私もうニートがいい」

「いやいや、綾ちゃんは黒と結婚して味噌汁作るオチでしょ」と楓夏。

「百歩譲って味噌汁だけならいくらでも作ってあげよう······。ゲロマズだけどな!」

 ブロロロロロロロロロロ。

「あ!見てみて!クジラがいるよ!」

「ホントだ!潮吹いてる!」

「綾ちゃんを潮吹かせたい!」

「アンタも落とそうか!そうしようか!?」

 ドアをこじ開けてレイをゲシゲシと蹴り落とそうとする。

「うあーん!許してー!」

「そういえば、クジラやイルカって超音波で会話しているのって知ってました?」

「へぇー。コウモリみたい」

「蝙蝠(こうもり)の超音波は五感のタイプだからね?」

「ホノルルにクジラの鳴き声の調査機関がありましてね?そこで奇妙な事があったんです」

「奇妙な事?」

「シロナガスクジラの4倍近くもの大きさの鳴き声が記録されたんです」

「えぇ······何それ怖い」

「突然変異したシロナガスクジラの可能性も示唆されていますが、一方では新種の生き物。例えば西洋の化け物の一種という可能性も示唆されているんです」

「そりゃ恐ろしい。ところで稜葵は何時(いつ)まで私のカード引かないの?」

 私の手元にはジョーカーとハートの7。そして、稜葵の手元には何かの7。

「えいっ!」とジョーカーを引く稜葵。

「そいっ!」とジョーカーを引く私。つまり頓着状態である。

「あっ!ユーフォー!」と稜葵。

「何よ今さらもー。そんなのいるわけ······」

 稜葵の指差す方を見遣ると、「うおおおおおおおお!!」とオデンが飛び去って······。

「見なかったことにしよう」

「スキありっ!」と稜葵がハートの7を引く。

「うあぁ!負けたぁ!」

「ふっふふ。私の作戦勝ちだったようですね」

「いや、作戦もクソもないやん」

 すると、ガタンガタンとスーツの若い短髪黒髪の美形が操縦席側から現れる。

「うっせーなガヤガヤガヤガヤと。潮吹く前に泡吹かせんぞ」

「あら伊織。操縦しなくていいの?」

「ん?最初から自動操縦だけど?」

「ゑ······つまり今まで操縦席では何を?」

「バービー」

「スーツでバービーて······」

「そういやジジイいねぇじゃん。どしたの」

「爺やは泳いでやって来るそうですよ」

「ふーん。俺も泳ぐか」

 伊織という若手執事がドアを開けて大海原へ飛び込む。

「「「············。」」」

「い、伊織や爺やは強化タイプの特殊能力を持ってるので大丈夫ですよ」

「筋肉バカではない普通の人だと?」

「水面で弾け飛ぶと思われますね」

「蹴り落すなんて言ってゴメンねレイちゃん」

「謝って済むなら警察はいりませんよ!」とレイが胸に飛び込んでくる。許してくれるのやら、くれないのやら。

「あ!見えましたよ!アレが稜葵島!私の島です!」

「ひぇっ······自身の名前付けるって、科学者でもあるまいし······」

「何を仰られますか。ジパング国民は全員が科学者でしょ?」

「哲学〜〜」

シロナガスクジラ······最大のクジラ。30メートルあったかな?

バービー······きっつい筋トレの一種。男は毎日やれ。

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