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雀のさえずりが耳障りに聞こえる今日この頃。
「…今日も朝が来てしまった。」
そう思いながらベッドから脱出する。
兎田なぎさ、17歳、8月生まれ、しし座。
星座なんてあんまり関係ないが僕に不釣り合いな星座だと思う。
僕は獅子とは程遠く例えるならそう…
「うさぎだけに兎田ってか…ハハ」
男にしては小柄な僕だが昔はクラスで1番大きかった。
…小学校低学年での話だが。
「なぎさ兄ちゃん起きたぁ?母ちゃんがご飯だって〜。」
寝ぼけ眼で僕の部屋に入ってきたのは1つ年下の弟、ひかり。
何故か僕より背が高いのだ。
「ああ、起きたよ。今行く。」
今日もくだらない一日が始まる。
ああ憂鬱だ。




