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これは何?

ガチで悩む

 佳代様が要求された道具を確認する。

 だが、訳がわからない。

「この棒は何だ?」

「分かりません。長さと太さが同じものを対にする様とのご希望です」

 それはただの棒だが、丸に棒がついた形の物や先が割れた棒。

 もう、訳が分からない。

 更に丸に棒が付いた物はどう使うのか。先の割れた棒とセットなのか?


 直ぐに作れた物もあるが、困難な物も多い。

 しかも最初は加工がしやすい木でとはあるが、ゆくゆくは金属でとの指示がある。

 細かな形状をつけるにはそのまま切り出す木より、最初から調整できる金属の方がいいかもしれない。

 考えながら、無意識に鍛冶屋を選んでた。

 佳代様の考案した物ならば間違いはない。

 

 しかし、泡立て器なる物は難物だった。

 今までない大きな事業として、多くの技術者を呼び集めた。

 その成果は後々のフォークの完成につながり、そして我が国はまた一つ大きく変化した。


 それはまた後の事。


やっぱり悩む

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